カナダでお寿司を食べよう!おもしろ海外寿司を紹介!

ワーホリ
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みなさん、お寿司は好きですか?筆者は大好きです。

それでは、

海外でお寿司を食べたことはありますか?

日本のテレビ番組等でのたびたび取り上げられる、海外の変わったお寿司

ジャパニーズカルチャーがなぜこんなことに!!と思わず笑ってしまうような面白いお寿司が世界にはたくさんありますが、今回は筆者の滞在するカナダ、ブリティッシュコロンビア州のお寿司事情について紹介します!

「こんなのお寿司じゃない!」といいたくなる気持ちはわかりますが、そうやって一蹴してしまうにはちょっともったいないカナダのおいしいお寿司たち

この記事を読めばきっとカナダでお寿司が食べたくなること間違いなし?

それでは早速見ていきましょう。




カナダでお寿司を食べよう!おもしろ海外寿司を紹介! 

カナダでも日本食は大人気!

筆者の滞在しているブリティッシュコロンビア州(バンクーバーの位置する州)はまさに多国籍。特にバンクーバーは、街を歩けば様々な国の人とすれ違う、本当に国際的な都市です。

そんななかで、バンクーバーには多数のジャパニーズレストランが存在しています。特にダウンタウンでは、数歩歩けば寿司屋に当たると言っても過言ではないほど。

いまやSUSHIは英語と化しており、スナック感覚でテイクアウトをして寿司を食べたり、高級店で日本酒と一緒にお寿司を楽しんだりと、日本食はカナダでも大人気となっています。

実際に筆者も、ジャパニーズレストランで働いておりましたが、連日大賑わいでした。

生の魚は食べる?

海外の人はあまり生魚を食べないイメージがあると思いますが、筆者の住むバンクーバーやビクトリアのエリアでは、日本食の知名度が高いこともあり、抵抗の少ない人が多い印象でした。特に人気なのがサーモンで、サーモンだけは生で食べる、というような人も多いです。

また、年代がある程度上の人は生魚を食べなかったり、子供には生魚は食べさせなかったりという人もいます。

とはいえ、やはり日本に比べると生の魚を食べることは稀なので、炙り寿司や炙った刺身なども人気でした。“Can I get aburi salmon sushi?”のように、炙りは“Aburi”と日本語のまま呼ばれておりました。日本語がそのまま使われていることからも、日本食の人気の高さがうかがえます。

実際にどんなお寿司があるの?

Nigiri, Maki

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握りや巻き(寿司)は、日本の定番のお寿司のスタイルですよね。もちろん、日本の伝統的なスタイルのお寿司もカナダに存在し、日本語そのまま、にぎり、巻き(寿司)、と呼ばれています。

見た目はこんな感じで、日本と全然変わりません!

ちなみにカナダのお刺身、分厚いです。

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店にもよりますが、日本に比べて分厚いので、びっくりします。

California Roll

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日本でも定番?のカリフォルニアロール!アメリカから逆輸入されたお寿司として有名で、もちろん、カナダでも人気なお寿司の一つです。カリフォルニアロールを置いていないお寿司屋さんは見たことがありません。

中身は、きゅうり、アボカド、カニカマ。基本的にはこの3つです。シンプルで魚は全く入ってないですが、なぜかおいしい不思議なお味。

さあどんどん行きましょう。

Dynamite Roll

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ダイナマイトロール。バンクーバーでダイナマイトロールというと、カリフォルニアロールにエビの天ぷらを入れたものです。もしくは、エビの天ぷら、アボカド、きゅうりなどが入ったもので、ダイナマイトロールといわれるとエビの天ぷらが入ったロールを想像します。こちらもどこのお寿司屋さんにもある、こちらの定番寿司です。

日本だとたまに、エビフライの入った巻き寿司がありますが、こちらではよりカナダ人に馴染みの深いエビの天ぷらを使用しています。ちなみに天ぷらも、Tempuraと日本語がそのまま使われていることが多いです。

Yam Roll

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ヤムロール。ヤムとは何ぞや。と思った皆さん。ヤムとは、ずばり、です。

Yamは日本語でいうと山芋ですが、カナダのヤムはどちらかというと日本のサツマイモのような感じで、オレンジ色の甘みのある芋です。そのため、ヤムはお寿司屋さんでは天ぷらにして食べられることが多く、そのヤムの天ぷらをロールにしたものが、ヤムロールというわけですね。

芋の天ぷらかあ、と侮るなかれ。揚げたてのヤムロールは最強においしく、筆者の最強お気にいりロールの一つです。間違いなく上位に入ります。特にアボカドも入っていると最高で、これがなぜかお醤油と合って激うまです。

ちなみにハンバーガー店などでは、ジャガイモの代わりにヤムを使ったフライドポテトを扱っていることもあります。これも程よい甘みで激うまなので、ぜひトライしてみてください。

Volcano Roll

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すごい名前ですね、ボルケーノロール。その名の通り、スパイシーソースがかかって赤みががった火山のような見た目で、しかもお寿司一つ一つが揚げられています。揚げ寿司。これは斬新。本来ヘルシーなはずのお寿司が、一気に高カロリーへと変わりました。

おなかいっぱいになりたいという人におすすめの、おかず寿司です。ちなみに中身は様々で、カリフォルニアロールのこともあれば、スパイシーツナ(辛く和えたまぐろ)のこともあります。また、なかにはフライされていないボルケーノロールもあるので、ここら辺は店によって様々です。

Rainbow Roll

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見た目がレインボーなこちら、レインボーロール

カリフォルニアロールの上に、アボカド、マグロ、サーモン、鯛などを乗せて、レインボーな彩りを生み出しております。こちらもロールの中身についてはお店によりますが、基本的にはこんな感じ。

お刺身が上に乗っているので、これはもうおいしくないわけがないですね。

BC Roll

BCはブリティッシュコロンビアの略で、こちらはなんと、鮭の皮の入ったロールです。そんなの日本では見たことがないですが、でもそういうロールなんです。グリルされた鮭の皮とレタス、きゅうりなどを巻き、甘めのソース(てりやきなど)をかけたもの。生の魚が苦手な人たちからの支持が意外と根強いロールです。

ちなみにカナダのてりやきソースは、日本のものと味が全然違います。かなり甘味が強く作られているので、日本の感覚で食べるとびっくりします。こちらもぜひ、試してみてください。

Oshi Sushi

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Oshi Sushiこと、押し寿司です。生魚が苦手な人が多いからか、炙りスタイルの押し寿司はカナダでは大人気で、こちらも日本語そのまま、Oshiと呼ばれています。

saba oshi、salmon oshi、negitoro oshi、unagi oshiなど、日本ではあまり押し寿司にしないような魚もOshiになっており、一番人気はやはりサーモンです。そしてカナダの押し寿司、マヨネーズを大量に使っているお店が多いです。さらにサーモンの押し寿司の上にはハラペーニョが乗っております。

かなりユニークな押し寿司ですが、意外とおいしいものです。

ほかにもお店独自の寿司ロールも多数

ここまで紹介したのはほんの一部で、他にも、Garden RollやSakura Rollなど、そのお店独自の寿司ロールもたくさんあります。お店ごとに変わったお寿司を見つけることができるので、日本人としてはとても楽しいこと間違いなしです。

筆者も最初は抵抗がありましたが、食べてみるとどれもおいしく、見た目も面白くて楽しいので、いまや海外寿司は筆者の大好物です(笑)

ぜひカナダを訪れた際は、現地の人気寿司店を試してみてください!

カナダ寿司の特徴

サーモン、マンゴー、アボカドの使用頻度が高い

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カナダの人が一番食べ慣れている生魚といえば、サーモンです。そのため、サーモンを使用した寿司ロールが非常に多いです。また、こちらの人が好むのはSockeye Sakmon、日本語で言うベニザケです。

値段は高いですが身が固めで赤く、脂身の少ないものが好まれ、日本人がイメージするサーモン(Atrantic SalmonやTrout Salmon)はあまり好まれません。

また、マンゴーロールというものも存在するほど、マンゴーもよく使われます。アボカドは海外のお寿司の定番ですね。このほかにも、日本ではあまり巻き寿司に入れないや、クリームチーズなども入っていることがあります。

サイズが大きくお米が外側

日本の巻き寿司と比べてサイズが大きいのも特徴です。どれもが恵方巻か、それ以上サイズがあります。そしてお米が外側にあるのが特徴です。

どうやらカナダでは、日本のような海苔が外側にある巻き寿司のことをMaki、お米が外側の海外ロールのことをRollと呼ぶ傾向にあるようです。

筆者はお寿司屋さんで働いていた際に、「これってMaki?それともRoll?」と聞かれて、一緒じゃねと思ったことがありますが、そこには違いがあったようです。

ベジタリアン・ヴィーガン向けのオプション多数

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カナダではベジタリアンやヴィーガンの人も多いため、そういった人用のオプションが豊富です。

かっぱ巻き、アボカドロール、先述のヤムロール、クリームチーズアボカドロールなど、魚を一切使わないロールもたくさんあります。

めちゃくちゃヘルシーで、しかも普通においしいのでおすすめです。

ディップやソースが人気

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お醤油だけではなく、バラエティ豊かなソースがかかっていることもあります。

お店それぞれのハウスソースがかかったロールだったり、スパイシーマヨやスリラチャと呼ばれるアメリカ生まれのホットソースだったり、てりやきソースだったり、さすが味濃いのが好きなカナダ人。お醤油にもどっぷりつけますし、色々なソースを駆使して食べています。

筆者もお醤油どっぷり派なので、スパイシーマヨなどにお寿司をディップして食べるのもまた一興…。邪道!と思われるかもしれませんが、ぜひ一度ご賞味あれ。

高い、けどおいしい

海外寿司の最大の特徴、それは、めちゃ高い!

ロール一つで22ドル(2,200円くらい)することもざらです。巻き寿司一つ頼んで2,200円ですよ。ひい。

お寿司一つ一つが大きく、たくさんの食材を詰め込んでいるからというのもありますが、それにしても高いです。お寿司屋さんは高級店が多く、テイクアウトメインのカジュアルなお店でもカリフォルニアロール一つで10ドル(1,000円)くらいしたりと、良い値段がします。

味はおいしいのでおすすめしますし後悔はしないと思いますが、日本の回転寿司のような感覚で行けるお寿司屋さんは存在しないので、注意が必要です。

【まとめ】海外寿司、侮ることなかれ

ここまでカナダの海外寿司についてまとめてきました!筆者は大のお寿司好きで、カナダのお寿司屋さんで仕事をした経験もありますが、海外寿司はまた日本と違った良さがあります。

日本の寿司と比べて批判するのではなく、海外のお寿司として、別のカルチャーとして、楽しむといいのではないかと筆者は思っています。

海外旅行をした際は、ぜひ現地のお寿司事情もチェックしてみてくださいね!

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