バンクーバーに住んでいるみなさん。ビクトリアに住んでいるみなさん。バンクーバー、ビクトリアは、日帰りでも行ける小旅行先としてぴったりのところです!
そしてバンクーバーとビクトリアを行き来するうえで欠かせない交通手段が、BCフェリー。
バンクーバー側はツワッセン(Tsawwassen)、ビクトリア側はスワーツ(Swartz)という2つの港を結ぶ船です。ここから、片道1時間半ほどのフェリーに乗る必要があります。
この記事では、Coop留学でバンクーバー、その後ワーホリでビクトリアに居住経験のある筆者が、フェリーの乗り方、そして船内の様子をわかりやすくまとめてみました。
ぜひ旅の参考にしてください!それでは早速見ていきましょう。
フェリー(BC Ferries)の乗り方徹底解説【バンクーバーからビクトリア】
BridgePortでバスに乗り換え
スカイトレインのカナダライン(Canada Line)のブリッジポート(BridgePort)駅から、ツワッセン行きのバスに乗ることができます。620番のバスがツワッセン行きのものです。バスターミナルがあり、他のバスもたくさん発着するので、間違えないようにしましょう。
そして基本的にはいつも並び、待ち時間も長いイメージです。
2階建ての大きいバスが来るので、基本的には座ることができます。ただし荷物を載せるスペースはないので、大荷物だと結構大変です。大荷物の場合は2階に上がれないので(階段が狭い)、1階に座ることになりますが、荷物を置くスペースはないのでかなり大変です。海外の人はあまり気にしないので、普通に座席に荷物を置いたりしている人もよく見ます。
なお、Tickets – BC Ferries Connector (bcfconnector.com)こちらのBC フェリーコネクターバスを使うと、荷物をバスに積んでそのままフェリーに乗ってくれて、そのままビクトリアのダウンタウンまで連れて行ってくれます。値段はなかなか高いですが便利なことは間違いないので、ぜひチェックしてみてください。
チケットを購入
フェリーチケットに予約は不要です。その場に行って買うだけなので簡単です。チケットは券売機もしくは窓口で買うことができます。
クレジットカードであれば、機械で簡単に購入できます。現金の場合は窓口のみです。なお、バンクーバーからはナナイモ(Nanaimo)というバンクーバー島のほかの場所にも行くことができ、行先はスワーツ港のみではないので、スワーツ・ベイ(Swartz Bay)行を間違えずに買いましょう!
チケットは大人1人19.20ドル(2023年6月時点)です。そこまで高くないですね!
時刻表は、始発が7時、最終が21時で、ちょうどの時間に1時間おきで出航していますが、時期やタイミングによって異なる場合もあります。公式サイトの時刻表はこちらから→Vancouver (Tsawwassen) – Victoria (Swartz Bay) | BC Ferries
乗り場は案内に沿って
チケットを購入したらターミナルに入っていきます。この時点ではチケットは使用しないので、特にチケットを見せることなくそのまま入っていって大丈夫です。
行先とゲート番号の案内表示が出ているので、間違えないようにゲートの近くまで行っておきましょう。
他の行き先のフェリーとは出航時間がずらしてあるので人が集まっているところが基本的に自分の乗るフェリーである可能性は高いですが、確認はしっかりしましょう。ターミナルは結構広く、トイレやカフェもあります。
乗船
搭乗時間が近づいてくると、ゲート前に人だかりや列ができます。
乗船のときにチケットを渡して乗るので、チケットはここまでしっかり持っていましょう。筆者はチケットをなくしかけたことがありますが(地面に落ちてた)、失くすと乗れなくなってしまうので注意です。
乗船時間が近づいたら、ゲート前で待機しておくのがいいと思います。
フェリーの(BC Ferries)の乗り方徹底解説【ビクトリアからバンクーバー】
ダウンタウンからバス
ダウンタウンから70番のバスで1本でスワーツ港まで行くことができます。途中のバス停も多いので、1時間くらいかかります。
2階建ての大きいバスなので、基本的には座れるはずです。荷物を置くスペースはないので、大きいスーツケースがあると結構大変です。2階に行く階段はかなりせまいので荷物のある人は1階にとどまることになりますが、荷物を置く場所は結構苦労します。
なお、Tickets – BC Ferries Connector (bcfconnector.com)こちらのBC フェリーコネクターバスを使うと、荷物をバスに積んでそのままフェリーに乗ってくれて、そのままバンクーバーのダウンタウンまで連れて行ってくれます。値段はなかなか高いですが便利なことは間違いないので、ぜひチェックしてみてください。
チケットを購入
予約は不要です。その場で機械もしくは窓口で購入することができます。ツワッセン港と同じく、こちらもクレジットカードであれば機械、現金であれば窓口で購入できます。
こちらも間違えずにツワッセン(Tsawwassen)行きを購入しましょう。
時刻表は、始発が7時、最終が21時で、ちょうどの時間に1時間おきで出航していますが、時期やタイミングによって異なる場合もあります。公式サイトの時刻表はこちらから→Seasonal Schedules Page (bcferries.com)
乗り場は案内に沿って
チケットを購入したらターミナルに入っていきます。この時点ではチケットは使用しないので、特にチケットを見せることなくそのまま入っていって大丈夫です。(流れはツワッセン側と同じになります。)
行先とゲート番号の案内表示が出ているので、間違えないようにゲートの近くまで行っておきましょう。
他の行き先のフェリーとは出航時間がずらしてあるので人が集まっているところが基本的に自分の乗るフェリーである可能性は高いですが、確認はしっかりしましょう。ターミナルは結構広く、フリーWi-Fiもあります。
乗船
この流れもツワッセン側と同じです。
こちらも乗船のときにチケットを渡して乗るので、チケットはここまでしっかり持っていましょう。
乗船時間が近づいたら、ゲート前で待機しておくのがいいと思います。
船内の様子
船内マップ
マップは上の写真の通りです。何層かに分かれており、乗客が入れるのはデッキ5,6で、下のデッキ2,4が駐車場(車、バスで乗船可)となっています。
乗客はデッキ5,6を自由にを行き来することができます。エレベーターもあるので、荷物があっても大丈夫です。
船内はとても広くて、とてもちゃんとしたフェリーです。
座席数
座席数はめちゃくちゃ多いです。船内のあちこちに椅子があるので、座れないことはまずないでしょう。いろいろな場所に席があるので、移動して楽しむこともできます。
机のある自習室のような席、大部屋、テーブル席、甲板、フードコートなど、思い思いの場所で楽しめますし、船旅中に席を移動してみても楽しいでしょう。
筆者は一人で乗ることが多いので、暇つぶしにいつも色々な席を試してみています。
フードコート
フェリー内で食事ができます。ちゃんとしたフードコートがあり、出来合いのものだけでなく、通常のフードコートのように注文してあたたかいものを食べることもできます。また、冷蔵庫にはサラダやサンドイッチ、クッキーや寿司などの商品も売っているので、いつでも買って食べることができます。
ホットフードのメニューは時間帯によって異なるので、フェリーの時間によって朝ごはんや夜ごはんを済ませることができます。もちろんコーヒー等の飲み物もあります。
カフェ
スタバのコーヒーが飲めるカフェスペースもあります!(もしかしたらフェリーによるかもしれません)ここではコーヒーをはじめとした飲み物のほか、焼き菓子、軽食なども買うことができます。
美味しいコーヒーをテイクアウトして甲板で飲むなんてこともおすすめです。
甲板
フェリーと言えばやはり甲板ですよね!もちろんこのフェリーも、外に出ることができます。
甲板にも席がたくさんあるので、買ってきたものを食べることも可能です。近くの島々が見えて海がきれいで、晴れている日にはおすすめです。きれいな写真が撮れること間違いなしです!
そして風が寒いので、真夏でも上着は必須です。筆者は8月でも寒くて長時間外に居られませんでした。日差しが強いので、サングラスもあるといいです。
トイレ
もちろんちゃんとトイレはあります。でも、汚い(笑)
これは海外トイレあるあるですね。数は多いので、1時間半の船旅でも安心です。
Wi-Fi、コンセント
船内にフリーWi-Fiはありません。ちなみに海の上でも電波は入るので、現地の携帯を契約している方であれば、携帯の使用自体は可能です。
そして上の写真のように充電のできるスペースもあるので、万が一の際には安心です。ちなみにフェリーターミナルにはフリーWi-Fiがあります。
おみやげ売り場
船内にはお土産屋さんがあります。けっこう広くて楽しいです!
服やかばん、水着、アクセサリー、本、お菓子などを買うことができます。これぞ旅行中のお土産屋さん!という感じで楽しいです。船旅の時間は1時間半ほどあるので、暇つぶしにも最適です。
その他
キッズスペースやラウンジ、トラベルガイドゾーンなど、設備も充実しています。とてもちゃんとした広いフェリーなので、探検のしがいがあります!
バスへの乗り換え
バス停
どちら側も、降りて右側に歩いたすぐのところにバス停があります。バンクーバー側にはチャージ用の機械があるので、コンパスカードを持っていればそこでチャージをすることが可能です。もちろん現金でも乗ることができます。
ビクトリア側ではバスのワンデーパスがあり、運転手さんに「ワンデーパスください」と言って5ドルを支払うだけです。1回の運賃が2.5ドルなので、バスに2回以上乗るのであればワンデーパスを買っておくといいと思います。
バスは接続待ちをしてくれる
フェリーはけっこう遅れることがありますが、バスはフェリーのお客さんを待っていてくれます!これまでの経験上、フェリーが送れてもいつも向こう岸に着くとバスがすでに待っていました。
一度最終フェリーが大幅に遅れたことがあり(22時半にスワーツに着くはずが23時10分ごろに着いた)、もうバスがない!と思いましたが、バスはちゃんと接続を待っていてくれていました!
バスへの乗り換え時間はあまり気にしなくても大丈夫そうです。(が、もちろん海外なので、思わぬアクシデントも起きます)フェリーが到着する前に、できるだけ出口付近で待機しておくことをおすすめします。
船旅を楽しもう!
バンクーバー、ビクトリアに行く際に必ず乗ることになるBC フェリー。
移動手段とはいえ、フェリー自体もとても楽しいものですので、ぜひフードコートでおいしいものを食べるなり、甲板で景色を見るなり、船内を探検するなりして、楽しんでみてくださいね!
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