カナダワーホリのリアルな仕事内容!どんな仕事ができる?赤裸々体験談!

ワーホリ
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カナダはワーホリ先として人気の高い国ですが、実際にワーホリ中はどんな仕事をするのでしょうか?この記事では、カナダでのワーホリを考えている人がワーホリ生活をイメージしやすくするため、以下のことについて紹介します。

✅ワーホリビザの就労制限や仕組みについて

✅ワーホリで人気の仕事

✅筆者のワーホリのリアルな仕事内容

✅カナダでの仕事の見つけ方 など




まずは知っておきたいカナダのワーホリビザについて

まずはカナダのワーホリビザの仕組みについて簡単に確認します。

カナダのワーホリビザに就労制限はある?

カナダのワーホリビザは、オープン・ワーク・パーミット(Open work permit)と呼ばれるもので、これは基本的にはカナダ国内のどんな職場でも働くことができるビザとなっています。以下の引用にあるように、公序良俗に反するような不適格な雇用者のもとでの仕事や風俗関係の仕事はすることができません。まあ当たり前ですね。

A type of work permit that allows a person to work for any employer in Canada, except for an employer:

  • who is listed as ineligible on the list of employers who have failed to comply with conditions, or
  • who, on a regular basis, offers striptease, erotic dance, escort services or erotic massages.

Glossary – Canada.ca

カナダのワーホリビザは掛け持ち可能

ワーホリビザは掛け持ちで働くことが可能です。ホテルでも働きたいしバリスタもしたい!というような場合でもワーホリビザなら可能です。

ワーホリビザの期限は1年しかないので、有効に使うためにも掛け持ちができるのは嬉しいですね。

ワーホリは週に何時間働ける?

ワーホリでは原則週に40時間のフルタイムでの就労が可能です。40時間を超えてしまっても特にペナルティ等はありません。

カナダワーホリはぶっちゃけいくら稼げる?時給は?

カナダの最低時給を見ていきましょう。今回はワーホリで行くことの多いブリティッシュコロンビア州、アルバータ州、オンタリオ州の最低時給をまとめました。(2024年10月時点)

ブリティッシュコロンビア州$17.40
アルバータ州$15.00
オンタリオ州$17.20
Minimum Wage by Province | Retail Council of Canada

筆者はブリティッシュコロンビア州で働いているので、最低時給を$17.40として計算してみましょう。

17.40(時給)×40(時間)×4(週)=2,784(月給)

単純計算で月給は2,784ドル、さらにこれにチップが加わると3,500ドルほどの月収が見込めます。しかし実際は十分にシフトがもらえなかったり、チップが少なかったりするのでこの数字はあくまでも理想の月給として考えておきましょう。詳しくはバンクーバーの最低賃金・時給は17.40ドル!どれくらい稼げる?物価も解説!の記事で紹介しています。

カナダワーホリで日本人はどんな仕事をしてるの?人気の仕事9選

では、カナダワーホリで人気の仕事を見ていきましょう!これから渡航する人はぜひ仕事探しの参考にしてみてくださいね。

カナダワーホリで人気の定番の仕事

ジャパニーズレストランのサーバー・キッチン

ワーホリで一番人気の仕事といえば、ジャパニーズレストランでのサーバーやキッチンの仕事です。カナダでは日本食は大人気で、“Karaage”や“Edamame”など日本語がメニューにそのまま使われているほど。

寿司レストランやラーメンレストラン、居酒屋などの仕事は日本人需要が高く英語が少し苦手な人でも働きやすい職場です。

寿司シェフ

寿司職人(寿司を専門で作るシェフ)はただのキッチンの仕事とは異なり、カナダでは待遇がいいことが多いです。

寿司レストランは非常に多いですが寿司を握ることができる人は限られているため、もし✅魚が捌ける✅寿司を握ったことがある✅巻き寿司が作れるという方は、寿司シェフにチャレンジするのがおすすめです。時給も普通のキッチンよりも高いことが多いです。

カフェ

カフェでバリスタとして働く人が増えてきています。海外のおしゃれなカフェで働いてみたい!と思っている人も多いのではないでしょうか。

バンクーバーやトロントなどの大都市はカフェ激戦区です。街のあちこちにカフェがあるので、自分の好きなカフェを見つけてみてくださいね。留学中に早起きの習慣が身に着くのでおすすめです。

ホテルのハウスキーピング

ハウスキーピングとは清掃員のことで、ホテルの客室を清掃する仕事です。英語が苦手でも始めやすくチップもあるので結構稼げる仕事の1つでもあります。

大手ホテルの受付業務は難しくても、まずはハウスキーピングから始めて英語を勉強するのもいいかもしれません。

美容師

スキルを必要とする仕事なのでできる人は限られてしまいますが、カナダには日系の美容室が実はとても多いのです。もし美容師経験のある方は、カナダで美容師の仕事をするチャンスかもしれません。

カナダならではのワーホリの仕事

ローカルレストランのサーバー・キッチン

英語が得意という方はぜひローカルのレストランで働いてみましょう。

ジャパニーズレストランとは違い同僚の多くがカナダィアンになるため、よりカナダらしい職場環境で働くことができ、英語の上達も見込めます。賄いもカナダらしいご飯が食べられるので、日本とは全く違う環境になるでしょう。

ローカルホテル・モーテルのスタッフ

大手の一流ホテルで働くのは少し難易度が高いですが、ローカルの小さなホテルやモーテルであれば少し働きやすいかもしれません。

カナダには日本のようなビジネスホテルはなく、日本ではあまり見ないB&Bモーテルが主流なので、カナダならではの宿泊施設で働いてみるのもおすすめです。

ツアーガイド

日系旅行代理店などでは日本人旅行者向けのツアーガイドを募集していることがあります。お客さんが来たときのみの仕事になってしまうかもしれませんが、カナダ在住者ならではの目線で観光案内をすることができます。ホスピタリティ分野での仕事に興味がある方におすすめです。

日本の現地留学エージェント等

カナダには現地留学エージェントが多く存在しています。また留学エージェントの他にも、シェアハウスなどの物件を紹介する日本人向けのエージェントなども存在しており、そういった企業のオフィスで働くこともできます。

筆者の周りでも、留学エージェントのマーケティングなどをしている人がいます。オフィスでの仕事は将来の就職活動にも活きるかもしれません。




筆者のリアルなワーホリ仕事内容

筆者が経験したリアルなワーホリでの仕事内容を紹介していきます。ワーホリで経験することは人によって大きく違いますので、こんな人もいるんだな~くらいに思ってもらえばいいかと思います。

ローカルの老人ホームとジャパレスでサーバーの仕事【筆者のケース】

筆者はビクトリアでワーホリを行いましたが、ジャパニーズレストラン(通称ジャパレス)のサーバー老人ホームのダイビングルームサーバーを掛け持ちしていました。

老人ホームは完全ローカルの職場で、同僚はほとんど全員がカナディアン。そして入居者の方々ももちろん英語ネイティブの方たちなので、最初は自分の英語が通用するか心配でした。その中で1つ言えるのは、ネイティブ環境だと英語力は飛躍的に向上するということ!筆者は以前にジャパレスで1年間働いていましたが、その時の1年よりもローカルで働きだしてからの3カ月のほうが英語力が伸びたと思っています。

老人ホームでの仕事内容は、ランチタイムのオーダーを取ってスープとサラダを提供し、そのあとメインとデザートを出すというもの。ランチを食べにくる入居者の方は毎日30人ほどで、なんと、ワンオペです。自分のペースで、入居者の方々とお話しながら仕事ができたのが楽しかったですが、ワンオペなので友達はできず。これは運が悪かったなと思っています。またチップもありません。

ローカルの職場は労働基準法がしっかりと守られていることが多く、祝日手当有休もしっかりもらえ、さらに昼夜賄いつき、お菓子も好きに食べていいというとても自由な環境でした。

一方ジャパレスは街の外れのほうにあったため、1年通してお客さんが少なかったです。そのためここでも同僚はおらず、常に筆者とマネージャーとシェフの3人体制で働いていました。友達できず。これは運が悪い。

お客さんがいないので早上がりになることも多く、チップも少ないのであまり稼ぐことができませんでした。さらに賄いもなし!カナダの飲食店には基本賄いがあるので、これも結構ショックでしたね。

現在は先述の老人ホームで就労ビザにて働いています。職場探しは慎重に行った方がいいでしょう。

カナダで仕事が見つかるか心配!カナダでの仕事の見つけ方

カナダでの仕事探しは日本と違うのでしょうか?カナダでの仕事の見つけ方をあらかじめ確認しておきましょう。

カナダでの仕事の見つけ方は?

カナダでは主に3つの方法で仕事を見つけることが多いです。

✅求人サイトを利用する

✅直接履歴書を配る

✅友達の紹介

日本ではあまりやらないですが、気になったお店に直接履歴書を持って行く人も多いです。

詳しくはバンクーバーでの仕事の探し方を経験者が解説!求人サイトやコツも紹介 の記事でまとめています。

カナダワーホリにおすすめの求人サイト

カナダでも日本と同じようにIndeedのような求人サイトを使うことができます。

カナダで利用できる求人サイトの例

その他のおすすめの求人サイト(英語・日本語)についてもバンクーバーでの仕事の探し方を経験者が解説!求人サイトやコツも紹介 の記事でまとめています。

労働基準法をしっかりチェックしておこう

カナダで働く前に、労働基準法を確認しておくことも大切です。中には劣悪な労働環境の店も存在し、筆者はこれを知らずに痛い目をみたことがあります。

具体的には、✅休日手当が出ることを知らず受給されていなかった✅残業の際は時給が上がることを知らず、本来もらえる分をもらっていなかったといったことがあり、マネージャーに抗議しても「知らなかった方が悪い」と一蹴されました。

労働基準法については日本語版がhours_of_work_overtime.pdf (gov.bc.ca)でまとめられているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

仕事を探すのは難しい?時期にも左右されやすい

バンクーバーやトロントなどの大都市では仕事数が多く比較的仕事が見つけやすいですが、小さい都市では仕事が少ない可能性があります。また多くの場合夏が繁忙期冬が閑散期となるので、夏前は仕事を見つけやすく冬は求人が少ないです。

履歴書を磨いて、諦めずに求人に応募し続けることが大切です。

理想の仕事を見つけるには英語力がカギ!渡航前から英語の勉強を

ワーホリで理想の仕事をするためには、英語力を上げることが重要です。「ワーホリに行けば英語が話せるようになる」なんてことはなく、積極的に英語を勉強しないことには英語力は上がりません!

ぜひワーホリでやりたい仕事をするために、事前の準備をしっかりしていってくださいね!

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