カナダビクトリア留学はどんな感じ?メリットデメリットを経験者が紹介! 

留学・ワーホリ
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カナダ留学を検討しているみなさん。カナダといえばバンクーバーやトロントといった大都市を思い浮かべますが、ビクトリアという選択肢はどうでしょうか?

ビクトリアはバンクーバーの位置するブリティッシュコロンビア州の州都で、バンクーバーアイランドという島にある都市の一つです。英国情緒あふれる海辺の街で、とても穏やかで観光にも人気のスポットです。

この記事では、カナダビクトリアでワーホリを経験した筆者が、✅ビクトリア留学の魅力、✅ビクトリア留学のメリットデメリットについてまとめていきます。

カナダ留学を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ビクトリアってどんな街?

基本情報

ビクトリアはカナダの西海岸のバンクーバーアイランドという島の先南端にある都市です。バンクーバーも位置するブリティッシュコロンビア州の州都で、州議会があります。

ビクトリアは長らくイギリスの統治下にあったため、今でもイギリスの文化が色濃く根付いています

物価

ビクトリアの物価は、低いとは言えません。大都市であるバンクーバーやトロントに比べると少し安いかなという印象ですが(交通費や家賃など)、それでもワンルームの部屋を借りるのに1,500ドル前後(15万円以上)かかったり、二人で少し外食をして80ドル(8,000円以上)かかったりと物価は日本よりもかなり高いです。

また島ということもあり、あまり流通していない日本の食料品の値段はバンクーバーよりも高いように感じます。バンクーバーでは2ドル台で買える納豆も、ビクトリアだと4~5ドルくらいかかります。

時差

日本との時差はバンクーバーと同じ17時間です。日本の方が17時間進んでいます。

サマータイム(およそ3月~11月)に入ると、16時間に縮まります。

日本からのアクセス

日本からビクトリアに行く直行便はありません。ビクトリアにはビクトリア国際空港(YYJ)がありますが、日本への便は発着しておらず、基本的にはバンクーバーを経由する必要があります。

バンクーバーから飛行機を乗り継ぐ、バンクーバーからバスとフェリーを乗り継ぐなど、ビクトリアに行くには乗り換えが必要となります。

関連記事>>>【バンクーバー・ビクトリア】フェリーの乗り方・船内の様子を解説【BC Ferries】

ビクトリアに留学するメリット

カナディアンが多く、英語がきれい

ビクトリアはバンクーバーやトロントといった大都市と比べ、カナディアンが多く暮らしています。

ビクトリアはバンクーバーやトロントといった大都市と比べ、カナディアンが多く暮らしています。¥筆者もバンクーバーに一年間暮らした経験がありますが、バンクーバーの街中では留学生が非常に多く、日本語を始め様々な言語が聞こえていました。ビクトリアではあまりそのようなことはなく、英語も癖のないニュートラルな英語を話す人が多いためネイティブから英語を学ぶには適している環境です。

比較的日本人が少ない

バンクーバーやトロントといった大都市に比べると、比較的日本人は少ないです。街中でたまに日本人を見かける程度で、どこからでも日本語が聞こえてくる…というようなことはあまりありません。

英語圏に留学をすると、たいていどこの都市にも日本人はいます。せっかく留学に行くなら、そのなかでも少しでも日本人の少ないところを選んでみるのはいかがでしょうか。

人気の都市をあえて少し外すことで、他の人とは違った経験を積むことができるかもしれません。

一年を通して温暖な気候

カナダはどこも極寒というイメージがあるかもしれませんが、ビクトリアはそんなことはありません

月の平均気温は冬場でもマイナスとなることはなく、一年に数回雪が降る程度です。寒い日はマイナス10度までいくことも稀にありますが、それも一年のうちの数日のみです。

夏でも日本のような蒸し暑い暑さにはならず、8月の平均気温も16度前後です。日中は30度を超える日もありますが、朝・夜はしっかりと気温が下がるため寒いと感じることもあり、夏でも冷房器具を必要としないのが特徴です。

このように一年通しての寒暖差がそこまで広くなく、雪に対する特別な装備も必要としないためビクトリアは非常に過ごしやすい都市です。

比較的治安がいい

ビクトリアはカナダの中でも治安の良い都市の一つです。カナダは全体的に治安の良い国ですが、ビクトリアはのんびりとしており人々もフレンドリーで、普通に生活をしていて危険を感じる場面は特にないでしょう。

とはいえ日本よりもホームレスが多く、ホームレスが集まって生活をしている通り(Pandra Street)などもあるためある程度の警戒心は必要です(以下の地図のあたりです)。

ダウンタウンでもホームレスが多く暮らしていますが、危害を加えられることはまずないので大丈夫です。

銃社会でもなく、大きな犯罪も少ない都市ですので、十分住みやすい街と言えるでしょう。

自然豊かでのんびりとした風土

ビクトリアは島の先端に位置しているため、に囲まれています。ダウンタウンにはインナーハーバ―と呼ばれる港があり、少し歩けば自然がいっぱいのビーコンヒルパークという大きな公園があってその先に海があります。どこからでも海がよく見えるので、海が好きという方日本で海が見える街で育ってきたという方でも安心できる場所なのではないでしょうか。

雰囲気ものんびりとした空気が流れており、野生動物もたくさんいます。都市部よりは自然に囲まれた場所の方が好き、という方にはとてもおすすめです。

関連記事>>>カナダ ビクトリアの野生動物8選!リスやくじゃくなど日本ではあまり見ないものも? 

ビクトリアに留学するデメリット

語学学校が少なく、学校には日本人が集まる

ビクトリアは小さな都市なので、語学学校の数も少ないです。都市自体には日本人は比較的少なめと紹介しましたが、語学学校が少ない分、ひとつの学校に日本人が集まりやすくなります

語学学校に留学する予定のある方は、学校では意外と日本人が多いということを理解しておくようにしましょう。

Coopができる学校・職場が少ない

カナダで人気の留学といえば、Coop留学。しかしビクトリアでは大都市に比べるとCoopができる学校は少なく、また街自体が小さいので職場も少なくなります

Coopでは仕事をするのが必須ですが、仕事が全然見つからなくて困った…という事態にも陥る可能性があります。ビクトリアにもジャパニーズレストラン(通称ジャパレス)はたくさんありますが、バンクーバーに比べると圧倒的に少ないです。筆者もバンクーバーでは仕事探しに全く困らなかったのに対し、ビクトリアではなかなか仕事が見つからなかった経験があります。

街が小さいので飽きてしまう可能性も

ビクトリアはとても小さい街です。ダウンタウンはにぎやかで観光地として有名ですが、生活圏はとても狭いので、すぐに飽きてしまう可能性があります。遊園地や動物園などの娯楽施設も少なく、映画やレストラン、クラブなどがメインの娯楽になるでしょう。

短期間の留学にはとても楽しい街ですが、長期滞在となると行くところも少なくなり飽きてしまうこともあるかもしれません。

島なのでアクセスが不便

島なので、他の都市へ行くアクセスが少し不便という面もあります。ビクトリアと日本を結ぶ直行便はないので、ビクトリアに行くにはバンクーバーを経由する必要があります。

また、ビクトリアからバンクーバーまでは飛行機であれば30~40分ほど、バスとフェリーを乗り継ぐと4時間ほどかかります。バスとフェリーを乗り継げば安くバンクーバーまで行くことができますが、かなりの時間を要するためなかなか気軽に遊びに行くことはできないでしょう。

ビクトリアからは、様々な国や都市に遊びに行くのが少し大変になります。

ビクトリア留学ならではのできること!

マリンアクティビティが盛ん

ビクトリアは海に囲まれており、海でできるアクティビティがたくさんあります!バンクーバーも海辺の街ですが、マリンアクティビティに関してはビクトリアがとてもおすすめです。

ビクトリアでは、以下のようなアクティビティを楽しむことができます。

ホエールウォッチングツアー

✅海洋生物のウォッチングツアー

✅釣り

カヤック・SUP など

海が好き、船が好きという方は、ビクトリアの夏はとても楽しいこと間違いなしです。夏の留学を検討している方は、ビクトリアを存分に楽しむことができるでしょう。

シアトルまで船で行ける

ビクトリアは地図を見てもわかる通り、非常にアメリカに近い都市です。海の向こう側はもうアメリカで、街を歩いていても遠くにアメリカの山々を見ることができるでしょう。

そんなビクトリアのダウンタウンにあるインナーハーバーでは、シアトル行のフェリーが発着しています。シアトルまではおよそ3時間弱で、アメリカの都市までフェリーで行くことができるというのはビクトリアならではのことです。

ビクトリアに住んでいれば気軽にアメリカ旅行を楽しめること間違いなしなので、カナダ滞在中にアメリカにも旅行してみたい!と思っている人にもおすすめです。

公式サイト→Seattle to Victoria Ferry | Victoria Clipper Schedules & Fares (clippervacations.com)

イギリス文化を楽しめる

かつてイギリスの植民地であったビクトリアにはイギリス情緒が色濃く残っており、バンクーバーとは同じブリティッシュコロンビア州でありながらダウンタウンの雰囲気が全く異なります

ビクトリアのダウンタウンはヨーロッパのような異国感あふれる美しい建物が立ち並んでおり、無機質なビルが並ぶ都会の景色とは全く異なるものです。我々が想像するような海外の街並みを楽しむことができ、写真映えもすること間違いなしのきれいな都市です。

また、ダウンタウンにあるMurchie’sという紅茶のお店もおすすめです。

日本では見ることのない野生動物がたくさん

ビクトリアには多くの野生動物が暮らしており、日本ではまず見ることのできない動物が多くいます。例えば✅くじゃく✅ラッコ✅アザラシ✅トナカイ✅鹿など、街中でも珍しい野生動物を見ることができます。

筆者はバンクーバーで暮らした経験もありますが、バンクーバーではこれらの野生動物を見ることはなかったので、まさにビクトリアの特徴といえるでしょう。

くじゃくや鹿の赤ちゃんを見る機会もあり、日本では得られない珍しい経験になること間違いなしでしょう。そのほかにもリスやうさぎ、数々の海鳥が暮らしています。

ビクトリアでおすすめの留学プログラム、費用

語学留学

ビクトリアでは語学留学が人気です。日本人が少なく英語ネイティブが多い環境であるため、きれいな英語を聞く機会が多く、英語力を伸ばすのに向いているでしょう。

ビクトリアで語学留学をするメリット

ネイティブの英語に触れる機会が多い

日本人が少ない

ビクトリアで語学留学をするデメリット

✅語学学校が少ない

留学の情報が少ない

ビクトリアで語学留学をするのにおすすめな人

✅日本人の少ないマイナーな留学先に行きたい人

✅都会的な雰囲気よりものんびりとした空気が好きな人

ぜひビクトリアで、他の人とは違う留学経験をしてみましょう!

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ワーキングホリデー

ビクトリアではワーキングホリデーをする人もたくさんいます。ビクトリアの夏は観光シーズンなので、飲食店やホテルなどの観光業界で働きたいと思う人にはぴったりの場所です。

ビクトリアでワーホリをするメリット

観光系の仕事が多い

✅カナディアンの同僚ができやすい

ビクトリアでワーホリをするデメリット

✅ジャパレスが比較的少ないので仕事探しが大変

✅冬は閑散期

ビクトリアでワーホリをするのにおすすめな人

✅ローカルの職場で働いてみたい人

✅観光地で働いてみたい人

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Coopは大都市がおすすめ?

ビクトリアにはCoop留学ができる学校もあります。筆者の友人でも、ビクトリアでCoop留学をしている人は何人も見たことがあります。しかしビクトリアではCoop留学ができる学校が少ないということ、仕事探しが大都市に比べると困難冬の閑散期はシフトを削られる可能性が高いといった観点から、Coopがしたいという方はまずは大都市の学校を検討してみるのもありかなと筆者は思います。

もちろんビクトリアでは観光地ならではの仕事も見つけることができ、Coopでカスタマーサービスやホスピタリティを学ぶという方はビクトリアは学んだことを活かすことのできるおすすめの都市の一つです。

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実際にビクトリアでワーホリをした体験談!

筆者はバンクーバーで一年間Coopをし、そのあとビクトリアに引っ越してワーホリをしました。バンクーバーとビクトリアを比較すると、落ち着いており人も少なく、ダウンタウンも騒がしさがないビクトリアの雰囲気の方が個人的には好きだなと感じました。

ビクトリアでの仕事探しには苦労し、ジャパレスで採用されたものの仕事は週に9時間ほどしかもらえず、掛け持ち先を探すも履歴書を送っても返事すら来ないという日々が続きました…。しかし現地の老人ホームで採用してもらい、カナディアンに囲まれて働く完全なネイティブ環境の職場を見つけることができました。ビクトリアは高齢者の多い街でもあり、老人ホームが様々な場所にあります。バンクーバーでは老人ホームはあまり見かけることがなく、現地ならではの仕事を見つけるチャンスもあるでしょう。

また海を近くに感じ、少し歩けばすぐに海を見ることができるので、海好きにはたまらない街でもあります。日本で都会の喧騒に疲れたという方は、バンクーバーよりもビクトリアをおすすめします。

まとめ

カナダビクトリアでの留学のメリットやデメリット、街の雰囲気についてを紹介しました。

ビクトリアは治安もよく人もフレンドリーで、留学におすすめの都市の一つです。カナダ留学を検討している方は、ぜひビクトリアも候補にいれてみてくださいね。

自然や動物、海が好きだという方は、きっとビクトリアを好きになるはずです。ぜひエージェントなどを活用してビクトリアの情報を集め、自分に合った留学先を見つけてくださいね!

みなさんの留学を応援しています。

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