カナダ、ビクトリアに観光や留学で来る予定のあるみなさん。ビクトリアの公共交通機関はバスのみです!
バスにはどうやって乗ったらいいんだろう?チケットはどうやって買うの?
乗車料金は?治安はいい?時間は正確?色々気になるなあ…。
という細かい疑問にお答えするべく、今回の記事ではカナダビクトリア在住の筆者がバスの乗り方について徹底的にまとめてみました!
それでは早速みていきましょう。
ビクトリアのバスの乗り方完全ガイド
バス停の様子
バス停の見た目はこのようになっています。このバス停は比較的大きいものですが、看板のみのもの小さいバス停も存在します。また、何番のバスが来るかが看板に書いてあるので、チェックするようにしましょう。
グーグルマップを使うと、何番のバスがどこに来るかを簡単に調べることができます。ぜひ滞在中はグーグルマップを駆使してバス停を探しましょう。
バスの乗り方
バスが近づいてきたら手をあげて、乗りたい意思を示します。人の多いバス停では手をあげなくてもバスは自然に止まってくれますが、自分ひとりが待っている状況だと止まってくれないこともあります(実際に筆者も何回か置いて行かれました)。念のため、手はあげるようにしましょう。
また、バスには必ず前方の扉から乗りこみます。
運賃を払う
バスのチケットの買い方は、現金、回数券、ワンデーパス、マンスリーパス、UMOといった種類があります。それぞれの買い方については後ほど詳しく解説します。
なお乗車賃は1回2.5ドル(2ドル50セント)です。現金の場合は、運転手横の機械に投入しましょう。なおこの際お釣りはでないので注意してください。現金で払う場合は、2.5ドルぴったり持っている必要があります。
バスの降り方
バスを降りる際は、窓際のロープを引っ張るか、車内のところどころにある赤いボタンを押します。
前のバス停を過ぎたあたりでロープを引っ張ると、前方にあるストップサインが点灯します。
降車
降車の際は後ろの扉から降りましょう。
バスが止まる前に扉付近に移動しておき、開いたらすぐに降りれるようにしておく必要があります。日本だとバスが完全に止まるまで席を立つな、と言われますが、カナダでは逆です。スムーズな降車のために、扉の前で待機しておくことがほとんどです。
また降りる際は運転手に“Thank you!”と声をかける人が多いので、ぜひやってみてくださいね!
また、バスに乗り込んだ際も、容赦なくすぐに発車されるので、よく転びそうになります。これも日本との大きな違いですね。
バスのチケットの種類と値段、買える場所
現金
1回の乗車賃は2.5ドルです。お釣りは出ないので、ぴったり持って乗るようにしましょう。コインは運転手横の機械に投入します。
クレジットカードやデビットカード等のカード類は使用できません。また、次のバスに乗り換えるまでの時間にかかわらず、乗り換えるたびに2.5ドルが発生するので、バスを乗り継ぐ予定のある方は以下のワンデーパスを買うことをおすすめします。
ワンデーパス
5ドルで1日乗り放題のチケットが買えます。こちらは車内で現金もしくは回数券を2枚渡すことで買うことができます。
買い方は簡単で、バス乗車時に運転手さんにワンデーパスをください(”Can I get a one-day pass?”)と言うだけです。
こちらについてもお釣りは出ない、カード等は使えないので、5ドルぴったり持っておくようにしましょう。お札も使うことができます。そして次回乗車時からは、運転手にワンデーパスを見せるだけです。
1日たったの5ドルとかなりお得なので、2回以上バスに乗る可能性のある方は買っておくことをおすすめします!
回数券(10回分)
回数券では、1回に10回分の乗車券を買うことができます。
回数券はバス内ではなく、ドラッグストアやスーパー等で事前に買っておく必要があります。買える場所はShoppersやSeven-Elevenなどの薬局やコンビニで、こちらのサイト(BC Transit – Fares – Victoria)に掲載されています。
筆者はShoppersで回数券を買いました。レジに行き、”Can I buy 10 tickets for bus here?”という感じで聞くだけでオッケーです。
バスに乗る前に1枚切り離しておき、運転手横の紙幣を入れる機械に挿入するだけです。ワンデーパスを購入する場合は、2枚切り取って挿入しましょう。
マンスリーパス
マンスリーパスも回数券と同じく、事前に購入しておく必要があります。
月初めからのパスになるので、15日以降になると次の月の分を買うことができます。買ったときから1か月ではないので気をつけましょう。
マンスリーパスは運転手横の小銭を入れるところの手前にあるカードリーダーにスライドさせます。わからなくても運転手さんが教えてくれるので大丈夫です!
UMO
Umo (bctransit.com)は新たに導入されたアプリでバスチケットを購入してQRコードをかざしてバスに乗車するというものです。
携帯にアプリさえ入れておけば、いつでもどこでもチャージをすることができすぐにバスに乗ることができるため、現金やバスパスを用意しておく必要がありません。とても便利なのでビクトリアを訪れる際はぜひダウンロードしておくことをおすすめします。
UMOの詳しい使い方についてはカナダ・ビクトリアのバスの乗り方!UMOの使い方を徹底解説!【カナダ留学】の記事で解説しています。
料金
大人料金については、以下の通りです。(2023年7月時点)
現金 | $2.5 |
ワンデーパス | $5.0 |
回数券(10回) | $22.5 |
マンスリーパス | $85.00 |
シニアや学生料金についてはHPからご確認ください。公式サイト→BC Transit – Fares – Victoria
気になるポイント
車内でクレジットカード・デビットカードは使えない
回数券やマンスリーパスを持っていない場合は、現金がないとバスに乗ることはできません!
小銭、紙幣は使用可能ですが、カード類は使えません。観光の際はバス代をしっかり確保しておけるようにしましょう。また、滞在中に何度かバスに乗る場合は回数券も便利です。
バスに乗るのに便利なアプリは?
まず絶対使用すべきなのが、グーグルマップです。バスの止まる場所、来る時間、乗り換え情報がすべてリアルタイムでわかります。筆者はカナダで生活して3年目になりますが、これが無いと生きていけないです。
BC Transitのアプリ(Transit • Bus & Train Times on the App Store (apple.com))もありますが、使い勝手はグーグルマップのがよかったので筆者は使用していません。こちらでもバスの時刻を調べることができます。
バスの治安は?
ビクトリアは公共交通機関がバスしかないので、他の交通機関と比べることはできませんが、バスの治安は悪くないです。筆者はバンクーバー、ビクトリアの2つの都市に住んだことがありますが、ビクトリアの方が治安はいいように感じます。
後部座席も見通しが良くて、死角も少ないです。乗る時間帯にもよりますが、バスは一人でも安全に乗ることができます。
とはいえバスで荷物を置いたまま眠ったりするのはあまりよくないので、気をつけるようにしてください。
時間通りに来る?
バスが時間ぴったりに来ることは少なく、2分~10分くらい遅れていることが多いです。車社会なので、交通量も多く、なかなか道が動かないこともあります。バスが遅れていても文句を言うような人はあまりいません。
バスの路線が多いので、違うバスでも目的地の近くまで行けるというようなことも多々あります。乗りたいバスが送れている場合は、グーグルマップ等でいろいろな行き方を調べてみましょう。
最終バスは?
最終のバスは路線にもよりますが、午前12時前後のことが多いようです。6番のバスなど、午前1時半ごろまで走っているものもあります。バンク―バーと比べると最終バスの時間は早いです。
最終バスを逃してしまった場合はタクシーかUberに乗るしかないでしょう。
バス以外の交通手段は?
公共交通機関はバスしかありません。電車は一切ありません!
そのため、その他の交通手段としては、タクシーもしくはUberを使うことが主流です。また、車社会なので、車で移動をする人が多いです。
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【まとめ】もうバスは怖くない!
バスの乗り方は日本さえも地域によって違うので難しいですよね。
でも事前に乗り方を知っておけば大丈夫です!
ぜひバスの乗り方をマスターして、快適にビクトリア生活を送ってくださいね!
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