ワーホリで友達ができないというのはワーホリ・留学中の悩みの定番です。これを書いている筆者も、バンクーバーからビクトリアに引っ越してワーホリをした経験がありますが、ワーホリ中は驚くほど友達ができませんでした!
そこでこの記事では、筆者の実践した方法やCoop留学時に友達を作った経験を活かし、以下のことについて解説していきます。
✅ワーホリで友達を作るのが難しい理由
✅ワーホリで友達を作る方法
✅ネイティブの友達を作る方法
✅ワーホリでの友達作りのコツ・注意点 など
ワーホリは友達ができない?その理由を解説
語学学校が必須ではない
ワーホリでは語学学校への通学が必須ではありません。しかし学校に行かないと、出会いの場がほとんどないというのが事実です。
カナダであればワーホリでも半年までは語学学校に通うことができます。英語がまだ苦手という方は、短期間でも語学学校に行ってみると友達ができる可能性は増えるでしょう。ただし学費は安くないので、お金がかかってしまうというのはデメリットとなります。
職場だけだと交友関係が限られる
ワーホリでは職場が主な友だち作りの場所となります。しかし職場では人数も限られますし、たくさん友達を作るのは難しいでしょう。
帰国していく人も多い
ワーホリの期限は短いので、友達になったと思ったら相手がすぐに帰国してしまった、というケースもあります。期限が限られているワーホリでは、自分のワーホリ期間にずっと同じ友達がいるということの方が珍しいほど人の入れ替わりが激しいです。
ネイティブは留学生と友達になる必要がない
ネイティブの友達がほしい!と意気込む人も多いかもしれませんが、現地の人には学校や幼馴染など、既にたくさんの友達がいます。その中で、一時的に滞在している留学生とわざわざ友達になりたいかというと…特に現地の人が留学生と仲良くなりたい理由はないと思います。
日本語を勉強しているわけでもない現地の人が自分と友達になってくれる可能性は低いと覚悟しておきましょう。
ワーホリで友達ができなかった筆者の経験談
語学学校に通わなかった
筆者はバンクーバーでCoop留学をしており、そのあとビクトリアに引っ越してワーホリビザに切り替えました。
その際語学学校に通うことはしなかったのですが、やはり学校に通わないと出会う人の数が圧倒的に少ないと感じました。
同僚が一人もいなかった!
筆者はジャパレス(日本食レストラン)と老人ホームのランチタイムサーバーとして働いていましたが、なんとどちらにも同世代の同僚がいませんでした。
ジャパレスは小さいお店で、シェフとオーナーと筆者の三人体制、老人ホームもマネージャーとシェフとサーバーは筆者のみ。学校にも通わず、職場でも同世代の人には会えないということで、友達を作る機会が一切ありませんでした。
特に自分からは動かなかった
たとえ学校に行っていなくても、職場に同僚がいなくても、近所のイベントに参加したりインスタグラムを使ったりMeetupというアプリを通じてイベントに参加したりすることができますが、筆者は特に自分から積極的な動きをしませんでした。
同僚の職場と家の往復だけをしていては、そりゃあ友達はできませんよね。
ぼっちからの脱却!ワーホリでの友達の作り方7選
語学学校に通う
やはり一番の近道は学校に通うことです。留学生同士なので友達も作りやすく、毎週のように新しい生徒が入ってくるので友達を作る機会が多くなります。ワーホリを始めてからでも学校に通うことはできるので、どうしても友達を作る機会が欲しいという方にはおすすめです。
デメリットとしては①費用が掛かること②学校に時間を取られるので仕事の時間が減ること③英語がすでにできる人にとっては通う必要がないことなどが挙げられます。
シェアハウスに住む
家探しも友達作りにおいて非常に重要です!シェアメイトの多い家を選ぶ、同年代の多い家を選ぶなど、内見の際は友達になれそうなルームメイトがいるかどうかもよく考えて選ぶようにしましょう。
カナダでの家探しについては経験者が教えるバンクーバーで部屋探しにおすすめのサイト7選と注意点!の記事で詳しく解説しています。
同僚の多そうな職場を選ぶ
筆者のように同僚のいない職場を選んでしまわないように、仕事を探す際は同僚についても確認することがおすすめです。同僚がいないというのはなかなか珍しいケースであるとは思いますが、一度下見に行ってから応募するなど実際の雰囲気を確かめてから応募すると安心です。
カナダでの仕事探しについてはバンクーバーでの仕事探しの方法とコツ、面接までの流れを解説! の記事で詳しく解説しています。
日本人とも積極的に関わりを持つ
ワーホリに来る皆さんの中には、「日本人とは絶対に絡まない!」「日本語は絶対に使わない!」と心に決めている方もいるかもしれません。
しかし海外生活において、日本人コミュニティは割と大切です。日本人の友達を通じてパーティーに参加したり、友達の友達を紹介してもらったりして日本人以外の様々な友達を作ることができます。
アプリ『Meetup』を使用する
Meetup(Meetup | Find Local Groups, Events, and Activities Near You)というアプリをご存じでしょうか。誰でもイベントを企画してその参加者を募ることのできるアプリです。
イベントによっては無料のものもあり、誰でも気軽にイベントに参加できます。言語交換、街に新しく来た人向け、カラオケ、音楽、アウトドアなど、共通の趣味や目的を持つ人に出会うことができ、一人での参加も珍しくありません。
筆者が一人でMeetupイベントに参加した様子はバンクーバーでMeetupを使ってみたレポ!留学中の友達作りや英語の勉強にもおすすめの記事でまとめています。不特定多数の人に会うので、安全にはくれぐれも気をつけましょう。
スポーツサークル・音楽サークルなどを探して参加する
スポーツが好き、音楽が好きという趣味のある人は近くのスポーツ・音楽サークルなどを探してみましょう!
Craigslistなどの掲示板サイトを見ると、バンドメンバーの募集が出ていたり、スポーツチームのプレイヤー募集をしていたりします。
インスタグラムなどのSNSを活用する
留学用のインスタグラムを開設し、自分と同じような境遇の人とたくさんつながってみましょう。情報収集に役立つほか、コメントや DMなので友達を作ることもできます。
筆者は留学用アカウントを作り、そこでつながった人と何度も遊びに行くほどの仲になりました。こちらも直接人に会う際には気をつけるようにしましょう。
ワーホリでのネイティブ(現地)の友達の作り方
ワーホリでネイティブの友達を作るのはなかなか難しいです。筆者は現在の職場でネイティブの友達が何人かいますが、ネイティブの友達を作るコツを紹介するので参考にしてみてくだささい。
ネイティブの多い職場を探す
ジャパレス(日本食レストラン)でネイティブが働いている可能性はほぼありません。ネイティブの友達作りは、まずネイティブの同僚を作るところから!できれば現地のカフェやレストランでの仕事を狙いましょう。
しかし現地の職場では高い英語力を必要とされます。英語力を上げることは何よりも重要です!
筆者は現地の老人ホームでの仕事を見つけてカナディアンの同僚とマネージャーのもとで仕事をすることができ、友達を作ることができたほか英語力もかなり伸ばすことができました。
Meetupでネイティブの集まりそうなイベントを探す
Meetupのイベントには様々な種類があり、留学生向けの友達作りイベントや英語勉強イベントなどがある一方、ボードゲーム会やクラブでお酒を飲む会など現地の人が参加するようなイベントもあります。
参加するイベント次第で出会える人も変わってくるので、興味のあるイベントに積極的に参加してみましょう。
クラブやバーなどに顔を出す
クラブやバーではその場限りの友達しかできないことが多いのであまりおすすめはしませんが、現地の人と話したい!という方はクラブなどに行ってみるのもおすすめです。海外クラブについては【カナダ留学】海外のクラブに行ってみよう!治安は?楽しみ方は?服装は?注意事項も!の記事でも解説していますが、お酒とダンスで「海外感」を味わうこともできるのが楽しいです。
こちらも危ないことに巻き込まれないよう気をつけましょう。クラブやバーには、友達と行ったほうが安心です。
ワーホリでの友達作りのコツ・注意点
英語力は気にせず積極的に話しかける
英語力に自信がない…という人も、ジェスチャーや笑顔で一生懸命話しかけると相手も喜んでくれるものです。照れてしまってもじもじしたり、せっかく話しかけてくれた相手にちゃんと返事をしなかったりするのはもったいない!自分の英語力を最大限に使って、コミュニケーションを取ってみましょう。
ただし相手とより仲良くなるためには、たくさん会話ができたほうがいいに決まっています。英語の勉強は友達をたくさん作るためには欠かせません。ただ海外にいるだけでは英語力は伸びないので、ワーホリ中でも英語の勉強を継続しましょう。
連絡先は積極的に交換する
筆者のカナダでの経験上、連絡ツールはインスタグラムが主流です。アカウントを持っていない人は作ることをおすすめします。
話した相手や仲良くなりたいと思った相手には積極的に連絡先を聞いていきましょう。ストーリーズへの返信など、話しかけやすい状況をたくさん作っていくことが大切です!
怪しいイベントには行かない
友達がまったくできないと焦ってしまうかもしれませんが、怪しいと思うようなイベントや集まりには参加しないようにしましょう。明らかに出会い目的のものや変なセミナーなど、違和感を感じるものは避けておくのが無難です。
よく知らない人と個人的に会う場合には十分注意する
Meetupなどのイベントで出会った人と後日会うという場合には、十分に安全に気をつけるようにしましょう。怪しい人についていってトラブルや事件に巻き込まれたというケースは過去に何度も起こっています。
自分は大丈夫と思わず、警戒を怠らないようにしましょう。誰か知らない人と会う場合は、人気の多い場所にする、早い時間帯にする、車に乗らないなどの対策を心がけましょう。
ワーホリに期待をしすぎない
ワーホリに行く前はキラキラの海外生活、現地の友達とパーティー、なんていう日々を想像している人もいるかもしれません。しかし現実は仕事に追われたり友達があまりできなかったりと厳しい面もあるのがワーホリです。
あまり理想を高くしすぎるとホームシックになってしまったり、こんなはずじゃなかったとやる気をなくしてしまう可能性もあります。過度に期待をしすぎないことも、実は大切なポイントです。
「留学ぼっち」も悪くはない!一人でもワーホリを充実させよう
ワーホリで友達ができない、いわゆる「留学ぼっち」になってしまっても悪いことばかりではありません。同じように友達ができなくて悩んでいる仲間は意外とたくさんいます。そして一人の時間が多いということは、自分のために様々なことができるということです。
実際にワーホリで友達が非常に少なかった筆者ですが、そのおかげでこのブログを始め、さらにいろいろな勉強や副業を進めることができました。一人だからこそできることとしては、以下のようなものが挙げられます。
✅副業をする(オンライン講師、ブログ、翻訳、YouTubeなど)
✅英語の勉強
✅英語以外の語学を勉強
✅資格や専門分野の勉強
✅一人旅 など
一人の時間を存分に取れれば、将来のために役立つ勉強や副業が色々とできるかもしれません!留学中にできる副業については留学中に未経験でもできるおすすめ副業8選【スマホ・パソコンでできる】の記事で詳しく解説しています。
友達作りは積極的な行動がカギ!諦めずに自分から動いてみよう
何もしなければ友達を作ることはできません!ワーホリという限られた時間で友達をたくさん作るために、後悔のないように行動しましょう。
ワーホリに行けば最初は誰も自分のことを知りません。失敗は恐れずに、一度切りのワーホリを楽しめることを願っています。
もちろん、友達ができなくても一人でもできることはたくさんあるということを忘れないでくださいね!みなさんのワーホリを応援しています。
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