ワーホリに来たのに全然仕事が見つからない…。このまま仕事ができなかったらどうしよう…?
と思っている方も多いのではないでしょうか?ワーホリで仕事が全く見つからなくて焦っているみなさん、その気持ちはとてもわかります!!
実際に筆者もカナダのビクトリアで、仕事探しに苦労した経験があります。さらに筆者の周りでも、100社以上求人に応募しても3,4社からしか返信が来なかった…という人もいるほどです。そこでこの記事では、特にカナダのワーホリで仕事が見つからない方に向け、以下の内容を解説していきます。
✅カナダワーホリで仕事が見つからない理由・対策方法
✅カナダワーホリの仕事探しの方法・コツ
✅英語力があまりない場合の仕事探しの方法 など
カナダのワーホリで仕事が見つからない!理由は?対策方法も
ワーホリで仕事が見つからないときはまずその理由を知ることから始めましょう!
現地での就労に必要な英語力が足りない
ワーホリで仕事が見つからない一番の理由はやはり英語力が大きいです。ワーホリで多くの人がやりたい仕事は、『飲食店のホール』『ホテルの受付』『バリスタ』など、英語を多く使用する接客業だと思います。
そういった仕事ではネイティブのお客さん相手に接客ができる高い英語力が求められます。英語ができなくてもできる仕事はありますが、理想の仕事を見つけたい場合は英語の勉強は必須です。
経験や資格が足りない
仕事に関連する経験や資格が足りていない場合も、レジュメの時点ではじかれてしまう可能性があります。どのお店でも即戦力を欲しがっているもの。アルバイトでもいいので、その分野での就労経験があるほうが好まれます。飲食店で働きたい場合は、日本の居酒屋やコンビニなどの接客経験でもいいので細かくレジュメに記載しておきましょう。
さらにバンクーバーなどブリティッシュコロンビア州ではServing it Rightという接客業でお酒を扱うのに欠かせない資格(Serving it Rightとは?BC州の飲食店で働くための資格!取り方は?費用は?)があります。現地の資格は積極的に取っておくことでレジュメに書くことができます。
仕事の応募数が少なすぎる
筆者や筆者の友人の経験のように、100社応募しても返信は数件しか来ない、というレベルです。求人は同時並行でいくつも応募しておきましょう。
返信が来てから次を応募しよう…と思っていても、そもそも返信が来ないことがザラなので時間を無駄にしてしまいます。また条件を絞りすぎることもせず、とにかく多くの職種に応募することも大切です。
レジュメが魅力的ではない
日本ではアルバイトに申し込んだら、まずは「レジュメを持って面接に行く」という流れですが、カナダでは応募の際にレジュメを送信します。雇用主はまずそのレジュメを見て、面接に呼ぶかどうかを決めるのですが、この時点で落とされてしまう人が大多数です。
レジュメは、✅名前・連絡先といった基本情報✅職歴(アルバイト含む)✅資格・スキルの欄が特に注目されます。相手の目を引くレジュメづくりを心がけましょう。
仕事機会が少ない街である・閑散期である
カナダで言えばバンクーバーやトロントは大都市なので仕事が多いですが、田舎の街ではそもそも仕事が少ない可能性があります。またカナダの観光シーズンは夏なので夏前には求人も多いですが、冬は閑散期になるので、渡航時期によっては求人数が少ない可能性が高いです。
実際に筆者の周りでも、4月に渡航した直後はまったく返信がなかったのに、6月に入って夏が近づいてきたらたくさんのレストランから面接に誘われたということがありました。外的要因のせいで仕事が見つかりにくいことも多いのが現実です。
求人の返信が来ないこと・落とされることは当たり前
ちなみにですが、求人に応募しても返信すら来ないことは当たり前です。日本ではとりあえず返信が来て面接に行けるものですが、カナダでは基本無視です。返信が来ないからと言って落ち込む必要は一切なし!自分の何が悪いんだろう…と考えてしまうのではなく、どんどん次の求人に挑戦しましょう。
ワーホリでの仕事の探し方!カナダ在住3年目が教える仕事探しのコツ
様々な求人サイトを使ってみる
カナダでは以下のような求人サイトが有名です。
一つの求人サイトに絞るのではなく様々なサイトを見てみることで、日々新たな求人を発見できるチャンスが広がります。掲示板サイトなどでは怪しい求人もあるので、仕事が見つからなくて焦っているからといって変な求人に引っかからないようにしましょう。
カナダの仕事探しについてはバンクーバーでの仕事探しの方法とコツ、面接までの流れを解説! の記事で詳しく解説しています。
日本人向けの求人サイトをチェック
カナダには日本人向けの求人サイトもあります。
✅JP Canada掲示板(バンクーバー向け)
✅人材カナダ
✅e-Maple カナダ(トロント向け)
日本食レストランの求人が多く、どの店も日本人従業員を欲しいと思っているところが多いです。そのため、日本人の採用率は高くなるでしょう。
レジュメのバラマキは効果が薄い!マネージャーに確実に渡す
海外での職探しの定番方法として、直接お店を訪ねてレジュメを渡すというものがあります。直接渡せるので効果が高いと思いきや、実は以外と無視されることが多いんですよね。そして、マネージャー、オーナーなどそのお店の中の「偉い人」に直接レジュメを渡すことが不可決です。
筆者も働いている店にレジュメを渡しに来た人を何度も見ましたが、渡されたレジュメは適当な場所に置かれて忘れられたり捨てられたりする場合がほとんどでした。
友達・学校の人脈を最大限使う
学校に通っている方は、積極的に学校に相談したり、友達に相談したりしましょう!
採用率が高いのはやはり友達の紹介です。実際に筆者の今までの職場でも、友達に誘われた!というノリで働き始めた人も何人かいました。友達の紹介であれば、「レジュメを送って返信を待つ」という最難関のステップを飛ばすことができるのでおすすめです。
家を出て街を歩く!求人の張り紙・働いてみたいお店が見つかることも
仕事が見つからない!やることがない!家で求人サイトを見よう!…というふうに家にこもっているよりは、外に出て色々なお店を実際に見てみましょう!
求人サイトでは見なかったお店がHiringの張り紙を出していたり、このカフェで働いてみたい!求人出てるかな?というように気になるお店を見つけたりすることもできます。
渡航前から仕事探しを始めてみる
もしまだ渡航前ならば、仕事前からカナダの求人情報をチェックしてみましょう。どんなところで働けそうか、英語力はどれくらいいるのかなど、何となく現地の雰囲気を知っておくのも大切です。
レジュメの作成は日本にいるうちからできますし、英語の勉強は渡航前がカギです!ついてすぐに仕事ができるように、日常会話レベルの英語力は身に着けていきましょう。
仕事が見つからなかったときに筆者がやったこと
筆者もワーホリ直後になかなか仕事が見つからず困った経験があります。その間にやった主なことは以下の通りです。
✅新しい求人にとにかく応募
✅ネイティブの職場など自分には無理かもと思うようなものでも応募する
✅レジュメのブラッシュアップ
✅街を歩いてHiringの店を探す
✅副業を始めてみる
これといって特別なことはしていませんが、とにかくこの繰り返しです。
最後の副業は、せっかく海外にいて時間があるということでブログや配信、オンライン講師などの仕事をしていました。ワーホリ・留学中の副業については留学中に未経験でもできるおすすめ副業8選【スマホ・パソコンでできる】の記事で詳しく解説しています。
英語力がない人向けの仕事探し!語学力を問わない仕事も
英語力がどうしてもない!という人でもできる仕事はあります。英語力が無くて困っているという方はぜひ参考にしてみてください。
英語力を問わない仕事の例
英語力がいらない仕事もあります。例えば
✅日本食レストランのキッチン
✅ディッシュウォッシャー(皿洗い)
✅ハウスキーパー(部屋の清掃員など)
✅フードランナー(飲食店で食べ物を運ぶ仕事)
基本的には接客をしない仕事であればそこまでは英語力を必要としません。とはいえ同僚や上司の言っていることが理解できないといけないので、必要最低限の英語力は身に着けておきましょう。
日本のオフィスの仕事もある
カナダには日本の留学エージェントが多く、筆者の周りでも現地留学エージェントでのオフィスの仕事に就いている人もいます。日本にいるクライアントとのやり取りやSNSでのマーケティングなど、ワーホリでは珍しいオフィス業務ができるかもしれません。
もちろんオフィスは日本人のみなので日本語環境で働くことができます。
まずは英語力を上げることに専念
英語力がいらない仕事はありますが、英語を話さないままワーホリを終えてしまうのは勿体ないですよね。一年間海外で暮らしていても、英語が話せるようにならない人も多いのが現状です。ワーホリで理想の仕事に就き、ワーホリ後も活かせる英語力を身に着けるためにもしっかりと勉強して継続しましょう!
ワーホリで語学学校に行くのは費用がかかりますが、オンライン英会話サービスなら語学学校に行くよりも遥かに安い値段で英会話レッスンを受けることができます。ワーホリで学校に行かない選択をした方は、家に居ながら空いた時間を活用してひっそりと英会話力を上げていきましょう!
「ワーホリで仕事が見つからない」はあるある!一人だけじゃないから大丈夫
ワーホリで仕事が見つからないのはあなただけではありません。
意外と多くの人が経験することなので、焦りすぎなくても大丈夫です。できることをやって、諦めずに仕事探しを続けていきましょう!
みなさんのワーホリを応援しています。
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