カナダ在住4年目、現在はBC州のビクトリアに住んでいる里見です。
今回は…なんと…念願の…
エンプレスホテルのアフタヌーンティー
に行っちゃいました!
ビクトリアのダウンタウンにそびえたつ100年以上の歴史を持つエンプレスホテル。
いつも前を通るだけで「いつか行けたらいいな…」と思っていたアフタヌーンティーに、この度初めて行くことができました。

パートナーと私の誕生日のお祝いということで、ちょっと奮発してみることにしました…!
結論から言うとエンプレスのアフタヌーンティーはめっちゃよかったわけですが、実際はどのような感じなのか、その様子をレポートしていきます!
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ビクトリアを代表する建物エンプレスホテルとは


ビクトリアのダウンタウン、インナーハーバ―の目の前にたたずむ大きなホテル。
それが、フェアモント・エンプレス(Fairmont Empress)です。フェアモントホテル&リゾートにより運営されています。
1908年に創業を開始したビクトリアで最も古いホテルの1つで、由緒正しいクラッシックで荘厳な雰囲気のあるホテルです。



ダウンタウンを歩いていると必ず目に入る大きな建物。絵葉書などのデザインにも使われることが多い、ビクトリアのランドマーク。
アフタヌーンティーはビクトリアの名物の1つ!
今回はそんなエンプレスホテルでアフタヌーンティーをしてきたわけですが、アフタヌーンティーはビクトリアの名物料理の1つです。
ビクトリアは1840年ごろにイギリス人が紅茶文化を持ちこんで以来、紅茶文化が浸透しています。英国文化が色濃く残るビクトリアでは、他にもフィッシュアンドチップスなどのイギリス料理が名物となっています。



アフタヌーンティーを出すカフェはエンプレス以外にもたくさんあるよ!
また、紅茶の老舗であるMurchie’s(マーチーズ)もビクトリアで紅茶を楽しむならぜひ訪れてほしいカフェの1つです。
エンプレスホテルのアフタヌーンティーを堪能してきた
というわけで、エンプレスホテルに初めて行って参りました!
パートナーと筆者の誕生日が近いため、お互いの誕生日を豪華にお祝いしよう!となったのが今回アフタヌーンティーすることになった経緯です。
いつもはただ通り過ぎるだけの建物ですが、今回は初めて中に入ります。どきどき!


さて、ホテルの目の前に来ました。ものすごい存在感を放っていますね。いつかこんなところに泊まれたらいいなあ…。
この日は正面の入り口(写真のTHE EMPRESSのロゴの真下)は閉まっていたのでホテルのフロントから中へ入りました。正面からの人の出入りを見かけたことがあるので、日時によっては正面から入れるのだと思います。


ちなみにホテルの向かい側はインナーハーバーと呼ばれる港が広がります。ロケーション、完璧すぎる!
そしてアフタヌーンティーの会場は、“Tea at The Empress”というホテル内の1階にあるカフェです。
予約してある名前を伝え、席に案内してもらいました。


席はこのようになっており、席数はかなり多めでした。この日は平日の月曜日だったため、お客さんは少なめです。



女子会やデートとして来ている人が多かった印象。
窓際の席からはインナーハーバーを見渡すことができます。この日は通路側でしたが、人が少なかったためこの位置からでも海が見えました。


まずこの食器類がめちゃくちゃおしゃれでした。昔童話で見たお城の食卓のよう。
さて、気になるアフタヌーンティーのメニューですが、


筆者が行った2025年3月31日時点ではこのようになっていました。甘いものからおかず系までいろいろあるのがアフタヌーンティーの嬉しいところ。
さて、席に座るとまずはテーブルを担当してくれるサーバーの方が挨拶に来てくれました。
この方がびっくりするくらいおしゃべり(笑)日本の話やビクトリアの話など、10分くらいノンストップで弾丸トークでした。



あんなに喋るサーバー初めて出会った。楽しいけども。
まずはティーを注文します。ティーメニューの写真を撮り忘れるという痛恨のミスをしたので、気になる方はエンプレスのウェブサイトTea Blends | Lobby Lounge at Fairmont Empressをチェックしてみてください。


そして運ばれてきたのがこのティーポット。
でかっ
遊園地の乗り物『ティーカップ』を思い出すサイズ感でした。下には小さい燃料が置かれており、最後まで暖かく紅茶を楽しむことができます。
また、これと一緒にショートブレッドも出てきました。アフタヌーンティー前の前菜(?)でしょうか。なんだかイギリスに旅行に来た気分です。





このショートブレッドも本当においしかった!ショートブレッドのほろっとした食感が大好き。


そして運ばれてきましたアフタヌーンティー!高さを伝えるために縦で撮影しています。
テーブルの上にそびえたつおいしいタワー。この眺めは圧巻です。
これを運んできたサーバーさんは、なんとこのタワーを2つ一気に運んでいました。力もち。


一番下はレーズンスコーン。クリームとストロベリージャムを塗って食べます。



アフタヌーンティーは下の段から食べるそうですが、あまり気にせず適当に食べている人が多かったです。
とはいえスコーンは温かかったので、温かいうちに早めに食べて大正解でした!ほくほくで甘くておいしい!


真ん中は甘くない系(セイボリー)の料理たちです。
スモークサーモン、サンドイッチ、キッシュなどが乗っています。



ワインを飲みたくなるラインナップ!!ちなみに追加料金でシャンパンペアリングもあるそうです。
スモークサーモンはいくらが乗っていて、とても凝っている豪華な味でした。サンドイッチもハム&チーズ、きゅうり、チキンサラダ(カレー味)の3種類があってどれもおいしかったです。


そして上段はデザートです。マカロン、オペラ、マドレーヌ、チョコムースなど見た目もかわいらしいスイーツの数々。
どれも甘すぎず上品な味で、甘いものがそんなに得意ではない筆者でもおいしく食べることができました。
そしてあらかじめ誕生日だと伝えていたので、チョコレートのプレートも用意してくれていました!何歳になってもこういうのは嬉しいですね。



イチ押しはレモンとアールグレイのマドレーヌ。酸味がほどよくおいしかった!
運ばれてきたときは「これ足りるかな?」と思っていたのですが、食べ終わってみるとかなりおなかいっぱいになりました。
なお食べ切れなかった分は箱に入れて持ち帰ることもできます。


そして紅茶のおかわりももらうことができました。
前の紅茶は飲み切っていなくても新しいものを持ってきてもらえます。頑張って飲み干そうとしたところ、「大丈夫大丈夫!」と言われて新しいものと交換してくれました。



もったいないけどこれが贅沢というやつか…
さらにオマケで追加のショートブレッドまで持ってきてくれました。



めっちゃサービス精神旺盛!「急がずゆっくりしてってね~」と言ってもらえたのも嬉しかった。
この日が空いていたからなのかもしれませんが、サービスがとても行き届いていました。アフタヌーンティーを食べ終わったあとも、ゆっくり残りの紅茶とおしゃべりを楽しむことができました。
アフタヌーンティー料金に紅茶の料金も含まれているので、色々な紅茶を楽しめるのも楽しいところです。一緒に行った人と紅茶をシェアするのもおすすめです。
たっぷり2時間、アフタヌーンティーをゆったりと楽しみ尽くしました。
料金は一人109カナダドル。これにチップを支払います。
予約はオンラインで→Tea at The Empress Restaurant – Victoria, BC | OpenTableから取ることができますよ。



老舗ホテルで歴史あるアフタヌーンティーというのは、経験としてとてもいいものでした!
ご飯に関してはもちろんとてもおいしかったですが、109ドルの価値があるのかは正直よくわかりませんでした(笑)。とはいえ、サービスもよく様々な紅茶も楽しめ、満足度は非常に高かったです。
ビクトリアでちょっと贅沢がしたい、記念日にデートがしたいという方にはおすすめだと感じました。



私はもうしばらくこんな贅沢はしません。
エンプレスホテルのドレスコードは?マナーは厳しい?
ドレスコードですが、予約時に「ベースボールキャップとスポーツウェアはNG」という連絡が来ました。
公式サイトを確認すると、
• Please refrain from wearing hats. Exceptions are fascinators and fancy tea hats.
(帽子の着用は控える。装飾的なヘッドピースやティーハットは例外)
• No tank tops, beach wear, or athleisure wear permitted.(タンクトップ、水着、スポーツウェアは不可)
• No flip-flops or bare feet permitted. Exceptions are elegant sandals.(ビーチサンダルや裸足は不可。エレガントなサンダルは例外)
• No clothing with explicit or offensive wording or graphics permitted.(性的、暴力的、攻撃的な文字や絵のついた衣服は不可)
引用『Dress Code | Lobby Lounge at Fairmont Empress』(日本語訳は筆者が追加)
と書かれていました。
とはいえ入店時に服装チェック等は特にないので、ドレスコードについてはそこまで厳しいわけではないようでした。



今回筆者はワンピースとブーツで行きました。他のお客さんを軽く見た限りでは、帽子をかぶっている人はいませんでした。
Tシャツ、デニム、リュックなどカジュアルな格好で来ている人も多かったので、ドレスコードに関してはそこまで気にする必要はなさそうです。
また食事マナーですが、アフタヌーンティーは下から食べることを推奨されていますが、思い思いの順番で食べても問題ありません。
また基本的には手で食べてOKなので、お皿から手で取ってぱくっと食べていきます。



スコーンは手で割って食べよう!そのままかぶりつくのはマナー違反らしい。
その他のビクトリアおすすめ観光地
最後にその他のビクトリアのおすすめ観光地を紹介します!
エンプレスホテルから近いダウンタウンエリアの観光地を紹介するので、ビクトリア観光の参考にしてみてくださいね。
Murchie’s Tea & Coffee(マーチーズ ティー&コーヒー)


先ほども少し名前を挙げたカフェ、Murchie’s。
1894年から続く老舗の紅茶屋で、ダウンタウンに大きなカフェがあります。たくさんの種類の紅茶とスイーツ、サンドイッチなどの軽食を楽しむことができ、値段もお手頃なのが特徴です。
カフェにはショップが併設されており、ティーバッグやティーカップ、マグ、ティーポットなどお土産探しにもおすすめです。



筆者も日本に一時帰国する際はここでお土産を買っています!Murchie’sオリジナルの紅茶やコーヒーもたくさん。
観光中のちょっとした休憩やランチに利用することができるおすすめカフェです。


Royal BC Museum(ロイヤルBC博物館)


エンプレスホテルから5分ほど歩いたところにRoyal BC Meuseumという大きな博物館があります。
BC州の歴史や自然史、人間史など数々の展示を楽しむことができ、子供から大人までたくさんの人々が日々訪れています。特別展では毎年異なったテーマの展示を行っており、過去にはストーンヘンジや恐竜といったその時限りの特別展示も見ることができます。



室内なので雨の日でも安心!没入感あふれる展示は大人でもワクワクが止まりません。


その他のビクトリアおすすめの観光地については以下の記事で紹介しています。


【まとめ】ビクトリアのアフタヌーンティーはおすすめ!


というわけで、ビクトリアで初めてアフタヌーンティーをしてきました。
正直かなり高いなという印象でしたが、サービスや食べ物・紅茶の味、雰囲気すべて合わせても料金に見合ったいい経験ができたと思っています。



とくに“あの”エンプレスホテルでアフタヌーンティーをしたという経験は嬉しかった!
アフタヌーンティーのあとはおしゃれな格好のままインナーハーバーをお散歩し、写真を撮ったり景色を見たりするのも楽しかったです。ビクトリア、ほんとにいい街…!
またこんな贅沢ができるよう、明日からまた一生懸命働きたいと思います…!!
それでは!ここまでお読みいただきありがとうございました。
ぜひみなさんもビクトリア観光を楽しんでくださいね!
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