海外留学といえば、ホームステイですよね。

ホストファミリーが作った美味しいご飯を囲んでみんなで楽しくお話をしながら英語を勉強するぞ~!
といった楽しいイメージを持っている方がとても多いと思います。
しかし現実のホームステイでは、実は多くのトラブルがつきものなんです。
その中でも一番困るのは、食のトラブル。
例えば、「出される食事が合わない」「ホストファミリーの作る食事の量が多すぎる」「ホストファミリーのご飯が適当すぎる」といったものです。
そのまま放置していると、気がつけば食事の時間が苦痛になってしまう…なんてこともあるかもしれません。ホストファミリーへの伝え方も難しく、悩んでしまう人も多い大問題です。
そこでこの記事ではホームステイ経験3回の筆者が、以下のことについて解説していきます。
- ホームステイの食事のトラブル例
- ホームステイの食事が合わない時の対処法
- ホームステイの食事をひどい・合わないと思う理由
それでは早速見ていきましょう。


ホームステイの食事がひどい!よくあるトラブル


まずはホームステイ×食事のよくあるトラブル事例を見ていきましょう。
食事が適当すぎる
まず、すべてのホストファミリーがあなたの留学を全力でサポートしよう、もてなしてあげよう、と考えているわけではないことを理解しましょう。収入のためにビジネスとしてホームステイを行っている家が多いのが現状です。
ひどい家だと、冷凍食品1品のみ、ホストファミリーの食べ残し、夜ご飯にトーストと卵のみといったかなり雑な料理を用意されるケースもあるそうです。
複数人の留学生がいる家でも、おかずが入った鍋が1つぽんと置かれているのみといったこともあり、ご飯が足りない、健康に悪いというトラブルを抱えることもあります。
食事がまずい・合わない
食事がおいしくない、口に合わないという問題も発生することがあります。
単純にホストファミリーの料理が上手ではない場合もあれば、日本人に馴染みのない味でまずいと感じてしまうという場合もあります。
パンやポテト、揚げ物などが多く、慣れない食生活におなかが疲れてしまうことも。



私も連日の芋にノックダウンされました。
美味しくないというのは主観的なことなので相手に伝えるのは非常に難しいです。また料理がおいしくないわけではなく、自分がその国の料理に馴染んでいないだけの可能性も多いにあるでしょう。
食事の量が多すぎる
特にアメリカやカナダといった北米の国では全体的に日本よりも食事の量が多い傾向にあります。油物も多く量も多いので、常におなかがいっぱいで食事が苦しい…というのはホームステイのあるあるの一つかもしれません。
これはホームステイに限らず、レストランでも料理の量は多いです。コーヒーのミディアムは日本のラージくらいたっぷり入っています。
あまり普段からたくさんご飯を食べないという人は戸惑いやすいポイントの一つです。毎日たくさんのご飯を食べ続けて、食べ疲れをしてしまうかもしれません。
食事時はいつもひとりぼっち
ホストファミリーと仲良く食卓を囲んでお話をする…というのがホームステイの理想ですが、そうではない場合も多いです。ホストファミリーが常に家を空けていたり、ルームメイトもいなくて一人で食事をしたりというのは意外とあるあるなんです。
一人だと気を遣わなくて楽!という人ならいいですが、英語をもっと話したい!ホストファミリーと仲良くなりたい!と考えている人であればせっかく留学をしているのにもったいないですよね。
筆者もルームメイトのいないホームステイや、ホストファミリーが常に外出している家でのホームステイを経験したことがありますが、やはりとても寂しいものでした。



他のホームステイの人はホストファミリーと毎週末お出かけしているのに…とうらやましく感じることもありました。
ホームステイの食事がひどい・合わない時の対処法


それでは、ホームステイの食事がひどい・合わないと感じた場合はどのように対処したらいいのでしょうか?
食事のトラブルを放置していると、
- 言うタイミングを逃すとステイ終了まで我慢することになる
- ストレスが溜まってしまう
- ホームシックの原因になる
- 健康に悪い
といった問題が発生する可能性があります。
慣れない留学生活で大変なことも多いと思います。トラブルが少しでも早く解決できるよう対処法をチェックしていきましょう。
好き嫌いをしっかり伝える
嫌いなものやあまり口に合わなかったものでも、気を遣って「おいしいです」と言ってしまうのが日本人の性…!
とはいえ一度だけの食事ならいいですが、これから毎日お世話になるホームステイでは、最初にはっきりと「〇〇が嫌いです」「〇〇は食べられません」と伝えておくことが大切です。



言いにくいと思うけど、そこは頑張るしかない!!
ほとんどの場合、海外では自分の意見をはっきりという方が好まれます。
あいまいになんでもYes,Okと返事をしていると自分の意見がない人と思われてしまいます。好き嫌いや自分がどう思ったかなどは素直に伝えましょう。
-I’m not a big fan of 〇〇.(〇〇があまり好きではありません。)(I don’t likeより柔らかい言い方)
-It’s not my taste.(好みじゃないです。)
-I’m allergic to 〇〇.(〇〇アレルギーです。)
ホームステイ先を変更する
留学エージェントを通してホームステイの手配をしている方が多いと思いますが、ほとんどの場合エージェントに連絡をしてホームステイ先の変更が可能です。どうしても耐えられない場合は迷わずエージェントに連絡をしましょう。
また、長期留学の方は自分でシェアハウスを探すという選択肢もあります。ホームステイをするなかで自炊がしたい!と思うようになることもあるかもしれませんが、そんなときは自分でシェアハウスを借りて生活すれば自由度は高くなります。また節約も可能になるでしょう。



私はカナダ留学中に、最初の1カ月だけホームステイをして残りはシェアハウスで生活をしました。シェアハウスの自由さ、快適!
カナダでの家の見つけ方は以下の記事で解説しています。


お昼ご飯を充実させる
ホームステイにはお昼代が含まれていないことが多いです。そのため、自分の食べたいものをお昼ご飯に食べるなど、お昼ごはんを充実させるようにしてはいかがでしょうか。
もしキッチンを使っていいのであれば、自分で日本食を作るのもおすすめです。
大都市ではお米や醤油など、日本の食料品が手に入ることが多く、日系のグロッサリーストアに行ってみると、「こんなものも手に入るの!?」と思うこともしばしばあります。



私の滞在先のバンクーバーでは、明太子や梅干し、めんつゆなども買うことができました。
しんどいときの日本食ほど心が救われるものはありません(経験談)。ぜひお昼ご飯に自分の好きなご飯を堪能してみてくださいね。
日本から食料品を用意していく
留学に行くときは、日本からレンチンのご飯やインスタントの味噌汁、カップ麺などを持って行くことをおすすめします。持ち運びもしやすく軽いので、日本食が恋しくなったとき用にぜひ日本から準備していきましょう。
海外のご飯を食べ疲れたときは、お味噌汁の温かさが身に沁みます。インスタント食品は、留学に欠かせない持ち物の一つです。
ホストファミリーへのお土産としてもおすすめなので、ぜひいくつか用意していきましょう。
なんで食事が合わないと思う理由は?カナダの食文化をチェック


ホームステイ先のご飯がこんなにひどかった!
ご飯が全然おいしくなかった!
という話をよく耳にしますが、そもそも理想の食事を期待しすぎているという可能性もあります。日本とカナダでは食文化がどうしても違うので、食べ慣れた食事が出てくることはあまりありません。



私も現地の老人ホームで働いていますが、出される食事は日本とは全然違います。日本の高齢者は食べないだろうなあ…というものばかり(笑)
というわけで、ホームステイ先が悪いわけではなく単なる文化の違いでご飯がひどく感じるという可能性も多いにあるのです。
ここでは、ご飯がひどいと感じてしまう原因についてカナダの食文化を交えながら紹介します。
朝ごはんは各自自由に食べることが主流
ホームステイでは特に、「朝ごはんは家にあるものを勝手に食べてシステム」が非常に多いです。
パンやシリアル、果物などが置いてあるので、好きなものを自分たちで食べます。ホストファミリーが朝ごはんを用意してくれるわけではありません。



朝ごはんを自分で作れと言われた!!
朝ごはんがトースト2枚のみだった!!!
と不満を言っている人をたまに見かけますが、朝ごはんは“そんなもん”です。
夜ご飯はワンプレート!凝ったものは出てこない
日本の食卓は、たくさんのおかずが並んでいて白米などの主食を食べるというイメージがありますよね。
カナダでは、クリスマスなどのパーティーでないかぎり主菜や副菜を色々作って食卓を彩るということはしません。お料理好きのホストファミリーならそういう家庭もあると思いますが、そんな家庭でホームステイができた人はかなりラッキーです。
カナダでは夜ご飯であってもミートボールパスタのみマカロニチーズのみ、ハンバーガーとポテトのみといった豪快なワンプレートが出てくることが多いです。



え!夜ご飯ホットドッグとポテトだけ!?手抜きじゃん!
とは思うかもしれませんが、意外とそういうものなんです。



それが毎日続いたり、明らかに安い冷凍食品ばかりだったりしたら手抜きと言えるかもしれませんが…
味付けや食材は日本と異なる
当たり前ですがカナダにはカナダの調理法があります。味付けや使う食材が違うため、あまりおいしくない感じるということもあり得ます。
例えばお米は、日本のお米とは違います。カナダではアメリカのお米やアジアのお米など様々なお米が売られていますが、ロング米を好んで使う家庭も多いです。お米が美味しくないと感じるのは、お米の種類が異なるからかもしれません。



ロング米は日本のものよりちょっとパサパサしているので、ふりかけとかお茶漬けにはあまり合わない!
また、味付けもカナダでは大味のものが多いです。バーベキューソースやケチャップなどで強めの味付けをされたものも多いので、苦手に感じる人もいるかもしれません。
「味に慣れていない=まずい」ではないので、食べ物の文化の違いも考慮するようにしましょう。
ホームステイは何事も経験!ご飯で異文化を楽しもう


というわけで、『ホームステイのご飯がひどい!対処法は?ホームステイ中のトラブルを解決』というテーマで解説をしてきました。
ホームステイは良いことも悪いことも、何でも経験です。ある程度の不自由は承知のうえで臨むようにしましょう。
しかし、どうしても食事がひどい、耐えられないという場合には遠慮なくホストファミリーや留学エージェントに伝えることが大切です。
せっかくの貴重な留学を嫌な思い出にしないように、早めに対処をして楽しい留学生活を送りましょう!!
また留学エージェントを選ぶ際は、ホームステイの質も重要になってきます。留学エージェントで留学相談をする際は、どのようなホームステイ先を紹介してもらえるかに関しても必ず確認しておきましょう。


また、ホームステイのマナーや流れなどの情報収集を事前に行っておくことも大切です。ホストファミリーと最低限の会話ができるよう、英語の勉強もしておくといいでしょう。
みなさんの留学を応援しています。


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