いきなりですがみなさん。みなさんはホームステイにどのようなイメージをお持ちですか?
ホストファミリーと楽しく会話をしながら英語を勉強して、ホストファミリーの子供たちと楽しく遊んで、休日はホストファミリーに遊びに連れていってもらって現地の暮らしを体験する…!
といった楽しいイメージを持っている方がとても多いと思います。
しかし現実のホームステイでは、実は多くのトラブルがつきものなんです!
その中でも一番困るのは、「出される食事が合わない」「ホストファミリーの作る食事の量が多すぎる」「ホストファミリーのご飯が適当すぎる」というもの。さらに日本の慣れ親しんだ味ではないので、食事の時間が苦痛になってしまう…なんてこともあるかもしれません。ホストファミリーへの英語での伝え方も難しく、悩んでしまう人も多い問題です。
もしあなたが以下のような状況ならば、この記事ではホームステイの食事に関する解決策を経験も交えて紹介していきます。
✅現在ホームステイ中だがホストファミリーの食事がひどい、合わない
✅ホストファミリーにどうやって伝えたらいいのかわからない
✅これからホームステイをする予定だが好き嫌いが多く心配
みなさんの参考になれば幸いです。それでは早速見ていきましょう。
ホームステイの食事がひどい!よくあるトラブル
食事が適当すぎる
まず、すべてのホストファミリーがあなたの留学を全力でサポートしよう、もてなしてあげよう、と考えているわけではないことを理解しましょう。収入のためにホームステイを行っている家も多く、一種のビジネスとしてホームステイを受け入れているのです。
そのため、食事は一日一品、食卓におかずがポンと置かれているだけ…ということも普通にあり得ます。ホームステイのご飯と聞くと実際の現地の家庭料理が食べられると期待するかもしれませんが、明らかに適当に準備しているなと感じるご飯を提供する家があるのも事実なのです。
筆者が経験したホームステイでも4人の留学生がステイをしていましたが、毎晩おかずが一品入った鍋が置かれているのみでそれを4人でシェアして食べるというものでした。全員で一斉に食べるわけでもなかったので一人分の量もわからず、少しの量を取って食べてお終いという感じで、物足りなさを感じていました。作ってもらえるだけありがたいですが、少しがっかりしてしまうこともあるでしょう。
食事がまずい・合わない
食事がおいしくなかったり、自分の口には合わないという問題も発生することがあります。現地の食事は日本とが大きく異なるので、日本食がないと耐えられない…という人は一度は陥る問題です。
海外でもお米は食べられますが、日本とは違うパラパラのお米であることが多いです。
さらにパンやポテト、揚げ物などが多く、慣れない食生活におなかが疲れてしまうことも。特にじゃがいもの多さ(フライやベイクドポテト、マッシュドポテトなど)には、筆者も驚いた経験があります。
美味しくないというのは主観的なことなので相手に伝えるのは非常に難しいです。また料理がおいしくないわけではなく、自分がその国の料理に馴染んでいないだけの可能性も多いにあるでしょう。
食事の量が多すぎる
特にアメリカやカナダといった北米の国では全体的に日本よりも食事の量は多い傾向にあります。油物も多く量も多いので、常におなかがいっぱいで食事が苦しい…というのはホームステイのあるあるの一つかもしれません。
これはホームステイに限らず、レストランでも料理の量は多いです。コーヒーのミディアムは日本のラージくらいたっぷり入っています。
あまり普段からたくさんご飯を食べないという人は戸惑いやすいポイントの一つで、食べ疲れをしてしまうかもしれません。
食事時はいつもひとりぼっち
ホストファミリーと仲良く食卓を囲んでお話をする…というのがホームステイの理想ですが、そうではない場合も多いです。ホストファミリーが常に家を空けていたり、ルームメイトもいなくて一人で食事をしたり…というのは意外とあるあるなんです。
一人だと気を遣わなくて楽!という人ならいいですが、英語をもっと話したい!ホストファミリーと仲良くなりたい!と考えている人であればせっかく留学をしているのにもったいないですよね。
筆者もルームメイトのいないホームステイや、ホストファミリーは常に外出している家でのホームステイを経験したことがありますが、やはりとても寂しいものでした。留学に来たからには、できるだけたくさん英語を話したいものです。
ホームステイの食事がひどい・合わない時の対処法
トラブルを放置しておくと…
食事で困ったことがあっても我慢をして放っておくと、後々困ってしまったり自分のストレスになってしまったりするでしょう。例えば以下のような事態に発展する可能性があります。
✅言うタイミングを逃すとステイ終了まで我慢することになる
✅ホームシックの原因になる
✅健康に悪い
一度我慢をしてしまうと、また次に嫌いな食べ物が出てきても言うタイミングを失ってしまうでしょう。せっかく作ってもらったのに無理やり食べるのはお互いにとって良くありません。
また、慣れない留学生活で疲れも溜まるなかで、食事までストレスを感じてしまうとホームシックになってしまったり体調を崩してしまうこともあるかもしれません。
好き嫌いをしっかり伝える
多くの方は気を遣って嫌いなものやあまり口に合わなかったものでも「おいしいです」と言ってしまうのではないでしょうか。
一度だけの食事ならいいですが、これから毎日お世話になるホームステイでは、最初にはっきりと、「〇〇が嫌いです」「〇〇は食べられません」と伝えておくことが大切です。ほとんどの場合、海外では自分の意見をはっきりという方が好まれます。あいまいになんでもYes,Okと返事をしていると自分の意見がない人と思われてしまうので、好き嫌い、感想は素直に伝えましょう。
-I’m not a big fan of 〇〇.(〇〇があまり好きではありません。)(I don’t likeより柔らかい言い方)
-It’s not my taste.(好みじゃないです。)
-I’m allergic to 〇〇.(〇〇アレルギーです。)
ホームステイ先を変更する
留学エージェントを通してホームステイの手配をしている方が多いと思いますが、ほとんどの場合エージェントに連絡をしてホームステイ先の変更が可能です。どうしても耐えられない場合は迷わずエージェントに連絡をしましょう。
また、長期留学の方は自分でシェアハウスを探すという選択肢もあります。ホームステイをするなかで自炊がしたい!と思うようになることもあるかもしれませんが、そんなときは自分でシェアハウスを借りて生活すれば自由度は高くなります。また節約も可能になるでしょう。
筆者はカナダ留学中に、最初の一カ月だけホームステイをして残りはシェアハウスで生活をしました。カナダでの家の見つけ方は経験者が教えるバンクーバーで部屋探しにおすすめのサイト7選と注意点!の記事でまとめています。
お昼ご飯を充実させる
ホームステイにはお昼代が含まれていないことが多いです。そのため、自分の食べたいものをお昼ご飯に食べるなど、お昼ごはんを充実させるようにしましょう!
もし昼食代が含まれていたとしても、「お昼は自分で用意する」と伝えてもいいでしょう。もしキッチンを使っていいのであれば、自分で日本食を作るのもありです。大都市ではお米や醤油など、日本の食料品が手に入ることが多く、日系のグロッサリーストアに行ってみると、「こんなものも手に入るの!?」と思うこともしばしばあります。
筆者の滞在先のバンクーバーでは、明太子や梅干し、めんつゆなども買うことができました。ぜひ自分の住んでいる都市のグロッサリーストアを調べてみてくださいね。バンクーバーで買える食料品については、バンクーバーのアジア系スーパー6選!日本の食料品が手に入る!の記事で細かく紹介しています。
日本から食料品を用意していく
留学に行くときは、日本からレンチンのご飯やインスタントの味噌汁、カップ麺などを持って行くことをおすすめします。持ち運びもしやすく軽いので、日本食が恋しくなったとき用にぜひ日本から準備していきましょう。海外のご飯を食べ疲れたときは、お味噌汁の温かさが身に沁みます。インスタント食品は、留学に欠かせない持ち物の一つです
留学に行くときは、日本からレンチンのご飯やインスタントの味噌汁、カップ麺などを持って行くことをおすすめします。持ち運びもしやすく軽いので、日本食が恋しくなったとき用にぜひ日本から準備していきましょう。海外のご飯を食べ疲れたときは、お味噌汁の温かさが身に沁みます。インスタント食品は、留学に欠かせない持ち物の一つです。
筆者も海外のご飯に疲れたとき、お味噌汁には何度も助けられた経験があります。ホストファミリーへのお土産としてもおすすめですので、ぜひいくつか用意していきましょう。
留学エージェントはホームステイの質も見て選ぼう
留学エージェントを選ぶ際は、ホームステイの質も重要になってきます!留学エージェントで留学相談をする際は、どのようなホームステイ先を紹介してもらえるかに関しても必ず確認しておきましょう。
また、ホームステイのマナーや流れなどの情報収集を事前に行っておくことも大切です。ホストファミリーと最低限の会話ができるよう、英語の勉強もしておくといいでしょう。
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