カナダ留学に興味があり、気をつけるべきことを知りたい人
カナダ留学に行く前に注意点を知っておきたいという人
カナダ留学の準備をしている人
留学先として人気の高い国、カナダ。カナダのワーホリビザ発給数の年間6,500は毎年すぐに埋まってしまうほど、カナダに渡航する日本人は多くなっていますが…

カナダ留学で気をつけることが知りたい!やっぱり日本とは全然違うよね?
もちろん留学で羽目を外しすぎて、トラブルに巻き込まれてしまっては大変です!
そこでこの記事では、カナダ在住4年目の筆者がジャンル別でカナダ留学の注意点について紹介していきます。
- カナダ留学で気をつけること【治安編】
- カナダ留学で気をつけること【お金・支払い編】
- カナダ留学で気をつけること【ホームステイのマナー編】
- カナダ留学で気をつけること【その他生活編】
それでは早速見ていきましょう。


カナダ留学で気をつけること【治安編】


カナダ留学で気をつけること、まずは治安編です。
イギリスの経済紙“The Eonomist”の発表する『世界住みやすい都市ランキング2025(EIU Global Liveability Index 2025)』によると、カナダはバンクーバーが10位、トロントが12位、カルガリーが18位にランクインしています。(なお日本では大阪が7位、東京が14位)。



東京の方が順位は低いけど、個人的には東京の方が体感の治安がいいかなあと思っています。
カナダ自体が比較的治安のいい国として知られていますが、どんな都市にも危険はつきものです。留学中に安全に過ごすためにも、治安に関するカナダで気をつけるべきことを紹介します。
【カナダ留学の注意点①】ホームレスが多い
カナダではホームレスの数が非常に多いです。
筆者はバンクーバーとビクトリアの2カ所の都市で暮らした経験がありますが、ダウンタウンはホームレスがあちこちに座っており、一部の通りでは多くのホームレスたちが集まって暮らすスラム街のようになっているところもあります。
例えばバンクーバーではイーストヘイスティングス(East Hastings)とチャイナタウン(Chinatown)が有名で、昼間でも通らない方がいいでしょう。


また、小銭をせびりに話しかけてくるホームレスも多く、最初は対応に困ることもあるでしょう。話しかけられた際には、Sorryと一言だけ言って立ち去ったり、お金ではなく食べ物を渡したりする人が多いです。
【カナダ留学の注意点②】大麻が合法・違法薬物を使う人も
ホームレスが多いことの理由の1つに、ドラッグがあります。カナダでは大麻が合法で、街では“Cannabis(大麻のこと)”と書かれたお店をよく見かけます。



めちゃくちゃ普通に大麻を買って、外で吸っている人だらけ。カナダに行ったら大麻の匂いは覚えて帰ることになる。
“Cannabis”もしくは“Weed”という単語を耳にしたら、それは大麻のことです。誘われても断るようにしましょう。
また、なかには大麻以上の違法ドラッグに手を出している人もいます。街中ではラリっている人や注射器など、ショッキングな光景を見かけることも少なくありません。
さらに、ドラッグのディーラーが普通に道でビジネスをしていたりナイトクラブなどで薬を盛られる・誘われる事例もあるようです。好奇心で手を出すことは絶対にやめましょう。
【カナダ留学の注意点③】自分の身は自分で守る!私は大丈夫、はNG
カナダは治安がいいとは言え、日本とは違います。日本では大丈夫なことも、カナダでは危険な行為かもしれません。例えば、
- 公共の場(バスや電車、図書館など)で寝てはいけない
- 周りに人が多くいる場所で現金を出す
- 荷物から目を離してトイレなどに立つ
- 夜道や暗い路地裏を一人で歩く
などが挙げられます。どれも日本ではよくある光景ですが、カナダでは犯罪に巻き込まれる可能性を高めるので気をつけましょう。
留学中は自分の身は自分で守ることは必須です。「自分は大丈夫!」という油断が危険のもと!警戒心を持って過ごすようにしましょうね。


カナダ留学で気をつけること【お金・支払い編】


続いてはカナダ留学で気をつけること、お金編です。
カナダではカナダドル(CAD)が使われています。日本とは通貨が違うことはもちろん、決済システムやチップ文化にも違いがあります。
【カナダ留学の注意点④】カード払いが主流、現金は使わない
カナダはキャッシュレスが進んでおり、現金はほとんど使われていません。
ほとんどの人がクレジットカードやデビットカードを使って支払いをし、友達との割り勘もe-transferと呼ばれる銀行アプリの機能で個人の口座間の送金を行っています。(Paypayのようなイメージですが、取引ごとに口座から直接お金が引き落とされます。)



現金の出番はほとんどないので、カナダに行くときはクレカ必須!現金をほぼ見たことがないという人もいるほど。
なお、カナダではVISAやMastercardは主流ですが、AmericanExpressは利用できないことが多いです。
【カナダ留学の注意点⑤】大きいお札は受け取ってもらえない
現金で支払いをする際、少額のお会計の場合は大きいお札を受け取ってもらえません。
例えば6ドルほどのジュースを買おうとしたとき、50ドルや100ドルといった大きいお札を出そうとすると、「受け取れない。もっと小さいお札はない?」と間違いなく聞かれます。日本では受け取り拒否をされることはまずないと思うので、最初は驚くかもしれません。
お金は細かく崩して持っておく、もしくはカード払いをするといったことが必要です。
【カナダ留学の注意点⑥】外食の際はチップを支払うのがマナー
カナダにはチップ文化があります。チップを支払う場所は主に以下の通りです。
レストラン(ファストフード店を除く)、カフェ、タクシー、美容院等のサロン、ホテル
チップはサービスに対して支払うものなので、基本的にはカウンターで注文するタイプのファストフード店やテイクアウトの際はチップは必要ありません。



チップは基本的には任意だけど、支払うのがマナー。筆者の経験では、テイクアウトでも10%ほどチップをする人が多かった。
チップの相場は多くの場合15%~22%です。少し高めのレストランでは最低が18%というところもあります。“Custom”を選ぶと、自分の好きな金額やパーセンテージを入力することができます。


カナダ留学で気をつけること【ホームステイのマナー】


続いてはカナダ留学で気をつけること、ホームステイのマナー編です。
留学の際にホームステイをするという人も多いと思います。実際の現地の家庭にお邪魔するので、マナーを守って過ごすことが大切です。文化の違いがあるため、知らないうちにマナー違反をしていた!ということも起こるかもしれません。
ホームステイ前の参考にしてみてくださいね!


【カナダ留学の注意点⑦】ハウスルールを尊重する
ホームステイでは、家庭ごとに様々なハウスルールがあります。
シャワーは〇分まで、消灯時間は〇時、家に人を呼んではいけない、2階には上がってはいけない
など、なかには厳しすぎる!というルールもあるかもしれませんができるだけ守るようにしましょう。



筆者が経験したなかでは、シャワーは8分まで、家に肉製品(加工品も)を持ちこんではいけない、部屋の電気は基本的には点けないことというびっくりルールがありました。
ホームステイはホテルではなく、家族の生活に入れてもらっている立場です。ホストファミリーの生活にあまり立ち入りすぎないよう、リスペクトの気持ちを持って過ごすことでいい関係が築けます。
【カナダ留学の注意点⑧】消耗品は自分のものを使う
先述の通りホームステイはホテルではないので、ホストファミリーのものを勝手に使ってはいけません。
例えばシャンプー、トリートメント、ボディソープ、洗濯洗剤、化粧水、ヘアオイル等は、自分のものを用意しておきましょう。
初めはトラベル用の使い切りタイプを用意しておき、現地での生活に慣れてきたら現地で買うことがおすすめです。
カナダ留学で気をつけること【その他生活編】


最後に、その他の生活しているうえで気をつけるべきことを紹介します。
交通ルールやお酒の規制など、日本とは違うことが多いので「うっかり違法なことをしていた!」というケースも後を絶ちません。思わぬトラブルに巻き込まれないように、注意点をチェックしていきましょう!
【カナダ留学の注意点⑨】お酒のルールは厳しい!外飲みはNG
州によってお酒の飲める年齢は異なり、18歳もしくは19歳です。
カナダではお酒に対する規制がとても厳しいです。
- お酒が買える場所は資格のあるリカーショップ(酒屋)のみ
- 路上や公園、ビーチなどの公共の場で飲むのは違法
- パブやナイトクラブなどでも深夜の3時以降はお酒を提供できない
- すでに酔っている人にお酒を提供しない・入店を断る
など、日本では当たり前のことがカナダでは違法となってしまうケースがあるのです。
日本の感覚で公園やビーチでお酒を飲んでしまうと、警察のお世話になってしまうかもしれません。また、スーパーやコンビニで気軽にお酒を買うこともできません。


【カナダ留学の注意点⑩】カナダは右側通行!交通事故に要注意
カナダは日本とは逆で、車は右側通行、左ハンドルです。
レンタカーなどで運転するときはもちろん、歩いているときも思わぬ方向から車が来て驚くことがあります。



バスを待つときも、逆方向のバス停に行ってしまいがちです。
また歩くときも基本的には右側通行、エスカレーターも右側に立ちます。後ろから人が来て道を空けるときは右に避ける必要があります。
他にも赤信号右折というルールがあり、赤信号でも安全を確認して右折することができるのです。右折レーンで赤信号を待っていると後続車にクラクションを鳴らされてしまうこともあります。


【まとめ】注意点をしっかり確認してより楽しいカナダ留学を!


カナダは比較的安全で、留学先としての人気がとても高い国です。留学に人気の都市では、日本人もたくさん暮らしています。
しかし慣れない海外生活では、日本との環境の違いに戸惑ってしまうことも多いかもしれません。日本とは違うカナダのルールをうっかり破ってしまわないよう、留学前に注意点をしっかりチェックしておきましょう!
みなさんの留学を応援しています。


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