カナダ留学を検討している、もしくはカナダ留学に行く予定があるというみなさん。
この記事では、Coop留学、ワーホリを経てカナダに2年以上の滞在経験がある筆者が、カナダ留学で気をつけるべきことについて場面ごとに解説していきます。
カナダに行くときの参考にしてみてくださいね。
それでは早速見ていきましょう。
カナダ留学で気をつけるべきこと!【治安編】
公共の場で寝てはいけない
日本人留学生で本当に多いのがこちら、公共の場で寝るという行為。筆者もカナダで図書館やバスで荷物を置いたまま寝ている日本人を良く見かけます。盗難の危険性もあり、ましてや財布やパスポートなどの貴重品を持っている状況では絶対に荷物から目を離さないようにしましょう。
日本では移動中に眠ってしまったり図書館で休憩がてら寝てしまうことは割と普通ですが、カナダではそのような人を見かけることは滅多にありません。カナダは比較的安全な国ですが、日本とは違うというということを忘れないようにしましょう。
ホームレスが多い
カナダではホームレスの数が日本よりも多いです。筆者はバンクーバーとビクトリアの二カ所の都市で暮らした経験がありますが、ダウンタウンはホームレスがあちこちに座っており、また一部の通りでは多くのホームレスたちが集まって暮らすスラム街のようになっているところもありました。
危なくて歩けないなと思うような路地もいくつかあり、日本とは明らかに雰囲気が違います。また、小銭をせびりに話しかけてくるホームレスも多く、最初は対応に困ることもあるでしょう。話しかけられた際には、Sorryと一言だけ言って立ち去ればオーケーです。
夜道は最大の警戒心を持って歩く
夜道も比較的安全ですが、それでも変な人はいます。これは筆者の体感ですが、一人で怒鳴りながら歩いている人や挙動不審な人は日本に比べると多いように感じます。
夜道の一人歩きはなるべくしないようにしましょう。筆者は友達といるときでも怪しい人に付きまとわれた経験があるので、夜は警戒心を持って歩くことが大切です。
カナダ留学で気をつけるべきこと!【お金編】
カード払いが主流
カナダはキャッシュレスが進んでおり、現金はほとんど使われていません。ほとんどの人がクレジットカードやデビットカードを使って支払いをし、友達との割り勘もe-transferと呼ばれる銀行アプリの機能で、個人の口座間の送金を行っています。
そのため、現地で口座を開く予定のない方はカナダで使えるクレジットカードを持って行くことが必須です。チップの計算も、カードの方が楽に済ませることができます。筆者もカナダのレストランで二年ほど働いた経験がありますが、現金で払う人は週に一組いるかいないかというレベルでした。
大きいお札は受け取ってもらえない
現金で支払いをする際、少額のお会計だった場合は大きいお札を受け取ってもらえません。
例えば6ドルほどのジュースを買おうとしたとき、50ドルや100ドルといった大きいお札を出そうとすると、「受け取れない。もっと小さいお札はない?」と間違いなく聞かれます。これは日本にはない文化ですので、最初は戸惑うこともあるかもしれません。
お金は細かく崩して持っておく、もしくはカード払いをするといったことが必要です。
現金をたくさん持ち歩かない
現金をたくさん持ち歩くことは危険です。やめましょう。また、日本人は街中で現金を出したり、堂々とお金を財布にしまったりしてしまいがちですが、カナダではあまり人目につくとことでお金を出すことは控えましょう。
治安は比較的良いとはいえ、ホームレスも多く、誰が見ているかわかりません。
カナダ留学で気をつけるべきこと!【学校編】
積極的な発言が◎
授業内での発言は自由です。日本のように挙手をしたりタイミングをうかがって遠慮する必要はあまりなく、疑問に思ったらその瞬間に、自分の席から発言をする人がとても多いです(笑)
先生が質問をしたときも、誰かを当ててその人が答えるというものではなく、早い者勝ちで席から答えるという文化なので、最初は発言するのが難しいと思うかもしれません。
積極的に発言をすることで授業での評価も上がるので、ぜひ心がけてみてください。
多様な文化を理解する
学校には様々な国からの留学生が集まります。生活の違いや食べるものの違い、服装の違いなど多様な文化観を知ることができます。多様な文化にリスペクトを持って接することが大切です。
また、留学の理由は人それぞれで、自分では考えられないような様々な事情で留学に来ている人がいます。ぜひ色々な人とたくさん話をして、日本では得られない経験を積めるようにしましょう。
日本人同士で固まりすぎない
カナダは日本人に人気の高い留学先の一つです。そのため、どこの学校に行っても一定数の日本人はいます。これはどうしようもないこと…。
日本人の友達を作ることは、悪いことではありません。日本人同士の家や職場などの情報が得られたり、帰国後も仲良くできる友達ができたりすることは素敵なことです。
しかし、あまり日本人とばかり仲良くしてしまうと、たとえカナダにいても日本語だけで生活できてしまいます。カナダに住んでいたのに毎日日本語ばかり話して、英語がまったく伸びなかった…という人もたくさん見てきました。
英語を伸ばしたいと思う方は、日本人同士で固まりすぎないようにしましょう。
カナダ留学で気をつけるべきこと!【ホームステイ編】
マナーを守って生活する
お金を払ってホームステイをしていますが、ホームステイはホテルではありません。食事などには感謝を忘れないようにしましょう。
また、ハウスルールは守る、夜は静かにする、ホストファミリーのものを勝手に使わないといった、基本的なルールはしっかりと守りましょう。ホストファミリーと仲良くなれると、留学がもっと楽しいものになるはずです。
自己主張をしっかりする
嫌いなものやこうしてほしいという要望はしっかりと伝えるようにしましょう。日本人は気を遣って我慢してしまいがちですが、海外でははっきりと意見を言う方が好まれる傾向にあります。
わがままは度がすぎるといけませんが、常識の範囲内であればたいていの場合理解してもらえます。むしろすべてにyes、okayと返事をしていると自分の意見がない人と思われてしまうかもしれません。
言いたいことがある場合は、英語力を気にせずにしっかりと話し合うようにしましょう。
多様な文化を理解する
ホストファミリーも様々な国からの移民であることが多いです。カナダに行ったからと言って、カナディアンの家庭でホームステイができるとは限りません。
ホームステイ中に出てくる食事もホストファミリーによって様々です。食事前にお祈りをする家や、宗教上の理由などで豚肉・牛肉を食べないなど、色々な事情があります。
文化の違いを理解し、尊重するように心がけましょう。
カナダ留学で気をつけるべきこと!【生活編】
大麻が合法
カナダではなんと大麻が合法です。大麻は英語でweed、Cannabisと呼ばれており、Cannabisという文字を見かけたらそこは大麻ショップです。街中ではよく大麻の匂いがしており、カナダ留学に行ったら大麻の匂いは確実に覚えて帰ることになります。
多くの人が街中で大麻を吸っており、パーティーなどに行くと大麻を吸っている友達などもいることでしょう。大麻を吸っている人が自分に何か害を与えるというような心配は基本的にはないですが、カルチャーショックを受けることは間違いないでしょう。
大麻は比較的中毒性が低いと言われてはいますが、日本では違法薬物として有名ですよね。日本人留学生のみなさんは、大麻の誘いには乗らないように気をつけましょう。
外でお酒を飲んではいけない
カナダではお酒に対する規制がとても厳しいです。州によってお酒の飲める年齢は異なり、筆者の滞在していたブリティッシュコロンビア州では19歳からお酒を飲むことができます。
お酒が買える場所もリカーショップ(酒屋)のみと限られており、お酒は路上や公園、ビーチなどの公共の場では飲んではいけません。お酒が飲めるのはレストランやパブ、家などの屋内と決められており、パブなどでも深夜の3時以降はお酒を提供できないと定められている場合が多いです。
日本ではどこでもお酒が買えて飲むことができるので、カナダではうっかり道でお酒を飲んでしまわないよう気をつけましょう。
カナダ留学で気をつけるべきこと!【仕事編】
英語を使わない仕事を選ぶと英語力は伸びない
カナダでは日本食は人気の料理の一つで、バンクーバーやトロントなどの大都市では、ジャパニーズレストラン(通称ジャパレス)がそこら中にあります。ジャパレスでは同僚に日本人が多く、仕事中は常に日本語を使ってしまうということも多々あります。
また、キッチンやディッシュウォッシャーの仕事では、接客の機会もないため日本語環境でずっと仕事をしてしまう、日本でのバイトと何も変わらない、ということも普通にあり得ます。
現地ローカルの仕事は始めから高い英語力を要しますが、英語力を伸ばしたいという方は、仕事選びを気をつけるようにしましょう。
英語力が低すぎるとつける仕事が限られる
英語は留学してから伸ばせばいいや、と考えている人もいるかもしれませんが、英語力がないと自分の好きな仕事に就くことができません。
海外のホテルで働きたい!海外でバーテンダーをしたい!と思っていたとしても、英語力がなければ面接で落とされてしまうでしょう。せっかくの海外で働ける機会を無駄にしないためにも、留学前から英語を勉強し、基礎を身に着けておくことが重要です。
ブラックな職場も多い
留学生とはいえ、我々は外国人労働者です(笑)特にジャパレスでは、カナダの労働法に則っていない違法な労働環境であることがけっこう多いです。
例えば残業代がでない、祝日手当がない、休憩がない、パワハラなど…。日本の労働環境が嫌で海外に来たという人も、カナダの職場も日本と同じようにひどかったということもあり得ます。
現地ローカルの大手の職場であれば労働環境は良いことが多く、筆者の経験でも個人経営のジャパレスの環境はひどく(最後の給料をもらえなかった)、現地ローカルの老人ホームは超ホワイトだったということがありました。労働環境については、我慢をしすぎないようにすることが大切です。
カナダ留学におすすめのエージェント
カナダジャーナル
カナダ現地留学エージェントの【カナダジャーナル】は、カナダ留学特化の留学エージェントです。
カナダに関する詳しい情報や知識を現地の日本人スタッフから聴くことができるため、カナダ留学を検討している人の強い味方です。また、カナダ現地のバンクーバーにオフィスを構えています。
創立年 | 1981年 |
相談できる留学プログラム | 語学留学、Coop、ワーホリ |
現地オフィス | あり(バンクーバー) |
サポートの例 | 手数料無料、無料現地サポート、渡航前無料英会話レッスン、LINE相談など |
\まずは無料でカウンセリング!カナダ留学なら/
スマ留
スマ留では語学学校との連携が強く、空き時間と空き場所を利用した仕組みなどを用いて、価格を下げる様々な企業努力や取り組みを行った結果、留学費用が従来の半額(※2020年及び2023年に実施した業歴10年以上の複数の競合他社を対象とする調査結果に基づく)という価格の実現をしています。
価格も~表示になっておらず、シンプルな料金体系でわかりやすいのもポイントの一つです。
創立年 | 2014年 |
相談できる留学プログラム | 語学留学、Coop、ワーホリ |
現地オフィス | なし |
サポートの例 | 学校の入学手続き、英語学習サポート、学校とのトラブル対応、就職・転職相談など |
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カナダ留学を楽しくするために注意点をしっかり確認しておこう!
カナダは比較的安全な国で、多くの日本人が訪れる人気の高い国の一つです。しかし慣れない海外生活で、日本との環境の違いに戸惑ってしまうことも多いかもしれません。
ぜひ留学前に今回紹介した注意点を一度確認して、カナダ留学をより安全で快適なものにできるといいですね!
みなさんの留学を応援しています。
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