冬にカナダ留学に行くけど、カナダは寒い?冬は何を持って行くべき?
カナダ留学を控えている方の中には、冬にどんな持ち物を持って行くべきなのか悩んでいる人もいるかもしれません。長期で日本を離れることになるので、忘れ物があったら大変です。
この記事では2021年にバンクーバーに渡航し、2024年現在はビクトリアに住んでいる筆者が冬のカナダ留学におすすめの持ち物を紹介します。ぜひ荷造りの参考にしてみてくださいね。
冬のカナダはどれくらい寒い?
カナダ留学には防寒グッズが必要であることは間違いありませんが、果たしてどれくらい寒いのでしょうか?持ち物を考える前に、まずはカナダの寒さをチェックしておきましょう!ここでは留学生の多いトロント(東側)とバンクーバー(西側)の2つをピックアップして紹介します。
トロントの場合(カナダの東側)
トロントは冬になると、平均気温がマイナス5度前後になるほど寒いです。10月から4月ごろまでが冬季で、積雪量も多いです。マイナス30度になる日もあるということで、まさに日本人のイメージするカナダの天気という感じですね。
日本ではなかなか経験しない寒さなので、抜群の防寒対策が必要です。カナダの東側や山間部は冬が厳しいので注意が必要です。
バンクーバーの場合
バンクーバーは冬でも意外と寒くなりません。冬の平均最低気温も2度ほどで、0度を下回ることがほとんどありません。年に1、2回雪が降ることもありますが、大雪が降るのは珍しく日本とあまり変わらない気温です。
しかしバンクーバーの冬は雨季になるので、1週間連続で雨ということも少なくありません。
冬のカナダ留学にあると嬉しい持ち物5選
冬のカナダ留学におすすめの持ち物を、カナダの冬を経験してきた筆者が紹介します。
厚手の上着、ダウンジャケット
まず欠かせないのが厚手の上着です。バンクーバーであれば日本で使っている厚めのダウンがあれば十分ですが、トロントなどマイナス30度になるような地域に渡航する場合は極寒でも対応できる上着が必要となります。なおスーツケースに入れる際は圧縮袋が便利です。
ヒートテック、防寒具
カナダの冬の外に耐えるためにはヒートテックなどの防寒具が欠かせません。筆者は一度ビクトリアでマイナス10度を経験したことがありますが、寒すぎて「痛い」という経験をしたのは初めてでした…。マイナス2桁は経験したことのない寒さなので、防寒対策をしっかりしましょう。
折り畳み傘
バンクーバーでは冬は雨季になるので、傘が必須です。到着直後から雨が降っていることもあるので、手持ちのかばんに折り畳み傘を入れておくと便利です。
レインブーツや防水加工の靴
雨や雪に耐えられる靴やレインブーツを持っていくことが非常におすすめです。筆者はバンクーバーに住んでいたころ、毎日の雨で運動靴が濡れていつまで経っても乾かずかなり大変でした。
雪や雨が多いので防水加工のある靴を用意しておきましょう。
カイロ
カナダでもカイロは買えますが、日本ほどよく見かけません。また服に貼り付けるタイプのものはあまり見ないので、日本でカイロをよく使っているという方は日本から持って行きましょう。
日本茶のティーバッグ
お湯や水で出せるタイプのティーバッグは留学の持ち物におすすめです!冬に温かい日本茶が飲めると日本らしさを感じて落ち着きますよ。カナダでも日本茶は手に入りますが、日本で買うよりも高いです。またカナダにはペットボトルのお茶もありません。
日本のお茶を普段から飲みたい!という方は、ぜひお湯でも水でも出せる日本茶を探してみてください。ホームステイ先へのお土産としてもおすすめです。
その他の留学に欠かせない持ち物
冬に限らず留学に欠かせない持ち物を紹介します。
入国や現地で必要になる書類
パスポート
海外に行く際の必須事項です。パスポートは有効期限に気をつけましょう。帰国時までしっかりとカバーしているかどうかを確認しておくことが大切です。
ビザ発給許可証
学生ビザや就労ビザは空港で受け取ります。その際に必要になるのがビザ発給許可証です。留学期間によってビザが必要かどうかが変わるので、エージェントを通すなどして渡航前にしっかり確認しましょう。
学校の入学許可証
入国審査は主に「渡航目的」や「滞在先」、「滞在期間」などを聞かれますが、その際に様々な書類の提出を求められる可能性があります。入学許可証もそのうちの1つで、学校に入学が決まった際にもらえる許可証を用意しておきましょう。
英文の残高証明書
残高証明書も提出を求められる可能性のある書類の1つです。出発前1週間以内に取得したものを用意しておきましょう。
海外旅行保険の英文証書
ワーホリなどの条件に、海外旅行保険に加入していることが挙げられています。海外旅行保険に加入し、必ず英文の証書ももらうようにしましょう。
カナダでの生活に必要な持ち物
衣類、下着類
最低でも1週間分の服、下着を用意しておきましょう。カナダでは洗濯は週に1回程度です。ホームステイでは自分のペースで洗濯ができない可能性もあるので、特に下着は多めに用意しておきましょう。
ホームステイ先へのお土産
ホームステイをする方は、ホストファミリーへお土産を用意しておくのがおすすめです。ホストファミリーに喜ばれるお土産については、ホストファミリーが喜ぶカナダ留学ホームステイにおすすめの日本のお土産9選の記事で詳しくまとめているので参考にしてみてくださいね!
スマホ・パソコン
パソコンは学校で使用することも多いので、学校からパソコンを持ってくるように言われることもあります。筆者もプレゼンの準備や期末のテストをパソコンで行いました。
充電器・モバイルバッテリー
iPhoneであれば現地でも充電器が買えますが、日本で買ったもので海外では対応するケーブルを見つけるのが難しいという可能性もあります。
また外で携帯を使う機会も多いのでモバイルバッテリーがあると便利です。
クレジットカード
カナダはカード社会で、普段の買い物に現金はほとんど使いません。特にカナダに渡航後すぐはカナダに口座もなく大量の現金を持ち歩くわけにもいかないので、クレジットカードは忘れずに持って行きましょう。American Expressは使えない店が多いので、VISAかmastercardがおすすめです。詳しくは【カナダ】現金は使う?カード社会?支払い方や現金が必要な場面を徹底解説の記事でもまとめています。
その他おすすめの持ち物については以下の記事で詳しく解説しています。
冬のカナダ留学で気をつけることはある?
カナダのベストシーズンは夏と言われることが多いですが、冬にカナダを訪れる人も少なくありません。ここでは冬のカナダ留学ならではの注意点についてまとめます。
暗くなるのが早い
冬は日没が非常に速いです。12月では16時台に日が沈んで真っ暗になってしまい、筆者も経験がありますがディナーの約束をして夕方に家を出ると、もうすでに辺りは暗闇なんてことも。暗い道の一人歩きには十分注意しましょう。
雪・雨が多いので慣れないうちは注意が必要
トロントでは雪、バンクーバーでは雨が非常に多いです。日本では雪に慣れていない人も多いので、寒さで体調を崩したり転んでけがをしたりしないよう気をつけましょう。
冬は閑散期なので仕事の機会が少ない
カナダで働く予定があるという方は要注意ですが、冬場はレストランやホテルが閑散期になるため採用数が少ないです。夏に比べて仕事を見つける難易度が高くなります。
ラーメン屋さんは冬が繁忙期になるらしく冬でも求人をしている傾向にありますが、多くの人が応募をするため倍率は高くなるかもしれません。
冬でもカナダ留学を楽しもう!スキーやスケートなど冬にしかできないことも
冬のカナダではスケートやスキー、スノーボードなどのアクティビティが充実しています!日本ではなかなかできないウィンタースポーツを楽しむには、絶好のチャンスです。
カナダは大きい国なので、渡航先の都市によって天候や気温が大きく異なります。渡航先に合わせた持ち物を用意して、留学準備を進めていってくださいね!
みなさんの留学を応援しています。
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