留学先で得た収入を日本に送りたいけどやり方がわからない。
日本の口座にあるお金を、海外の口座に送金したい。
留学中に一番気になるリアルな問題の一つ、お金!
「留学先から日本へ送金したい」「日本のお金を留学先へ送金したい」と考えている人も多いのではないでしょうか。
とはいえ、あまり馴染みのない海外送金。

海外に送金するってちょっと不安。危なくない…?
と心配に感じてしまいますよね。
というわけでこの記事では、カナダ在住4年目の筆者も愛用している送金システム、Wise(ワイズ)を使った海外送金の方法を簡単にまとめました。
筆者のWise使用歴はおよそ3年(2025年2月現在)で、オンライン日本語講師の収入や、カナダで得ている収入を日本に送る際に使用しています。



私もはじめはめちゃくちゃ不安でしたが、いまやWiseは必需アプリとなっています。
それでは早速見ていきましょう!
Wiseを使った海外送金の方法完全解説
それでは早速、Wiseの送金のやり方を見ていきましょう!
まずはWiseのアプリを取得します。その後アプリを開いて、アカウントを作成しましょう。アカウント登録は無料です。
Wise公式サイト:海外送金 | 国際送金するならWise(ワイズ) – Wise(旧TransferWise)
名前や居住地、誕生日や電話番号を入力し、アカウントの作成を完了します。


アプリを開きログインしたあと、ホーム画面で、“Open”をタップします。
次の画面で、”Open a belance or jar?”と聞かれるので、“Balance”を選択しましょう。


次の画面にて、自分が送金しようとしている通貨を選択しましょう。
カナダドルを日本に送る場合はカナダドルを追加、反対に日本円をどこかへ送る場合は、日本円を追加します。


すると、上の画面ようにホーム画面にそれぞれの通貨のアカウントが表示されます。
今回はカナダドルを日本に送金するパターンを見ていきましょう。
今回はカナダドルを日本に送金するので、カナダドルのアカウントをタップすると、


こちらの画面が表示されるので、“Add”を押します。


そして、入金する金額を打ち込みましょう。
今回はとりあえず、300ドルを送金してみます。カナダドルで送るので、下の欄(You’ll pay)はCanadian Dollarのままです。
金額を打ち込んだら、画面下部の“Continue”を押しましょう。


続いて、どのようにお金を支払うかを選択します。
Direct Debitは銀行口座を直接Wiseに登録してそこから振り込むというもので、手数料が一番安いです。このやり方は登録も簡単なので、今回はこちらを使っていきます。
そのほかにも、Apple Payやクレジットカードなどでの入金が可能です。
Direct Debitで支払うため、銀行口座を登録しましょう!
一度設定すると、それをそのままずっと使うことができるので、面倒な入力作業は最初の一回だけです。


上の画面が表示されたら、自分の銀行をリストの中から見つけます。
自分の銀行を見つけたら、ユーザー名、カード番号等を入力していきます。その際、Institution Number, Transit Number, Account Numberというものを聞かれます。
カナダのTDバンクの場合は、TDバンクアプリのMy Accountの“Summary”のところにある“Direct Deposit”というところから調べることができます。
なお、TDバンクのInstitution Numberは常に004です。


口座が登録できたら、送金が開始します!
この段階では、まだ自分の銀行口座から、Wiseのアプリ上の口座に送金している状態です。
自分の銀行口座→Wiseの口座→送金したい先の銀行口座
というように、Wiseを経由して海外送金を行うという形ですね。
オンライン上での取引で、お金失われたりしないかな…?と心配になるかもしれませんが、


ホーム画面の“Transactions”から自分の送金履歴をタップすると、


このようにトラッキングをすることができます。何時ごろにWiseに着金しますよ、ということがわかるようになっているので安心です。
ちなみに、自分の送金元の銀行口座の残高が反映されるまでにタイムラグがあります。
「300ドル送金したはずなのにまだ口座のお金が減ってない!!」と思うことがありますが、気長に待ちましょう。
なおキャンセルは上画面下部のボタンからいつでも行えます。
というわけで、しばらくすると無事にWiseに300ドルが着金しました。


もう一度カナダドルのところを開き、


次は、この“Send”のところをタップします。(画像は筆者のミスで0.00CADになっていますが、本来ならば300CADとなっており、Sendのボタンも緑色になってタップできるようになります)
なお今回が初めての送金の場合は、“As a new recipient”を押し、自分の銀行情報を入れていきます。


注意事項にもあるように、銀行口座に登録されている名前の通り受け取り先の名前打ち込みましょう。多くの場合カタカナで表記されています。


登録ができたら、こんな感じで明細が表示されます。送金額はここで変更が可能です。これでよければ、画面下部の“Confirm”を押します。
そのあと口座情報がもう一度出てくるので、間違いがないかを確認し“Confirm&Send”を押します。
次に送金理由を聞かれるので、自分の送金理由に一番合うものを選びましょう。
最後に“Submit”を押します。これにて完了!下のような画面が表示されれば終了です。


お疲れさまでした。あとはトラッキングができるので、逐次状況を見ておきましょう。
たいていの場合30分ほどで着金しますが、土日を挟んだ場合は長くなるでしょう。
しばらくすると送金先の口座にお金が着金します。たったこれだけで、海外送金が可能です。
ちゃんとお金が送られるか少し緊張しますが、筆者はこれまで何十回とWiseをしてきて、送金がされなかったことはありません。
【まとめ】Wiseは海外間口座間送金の強い味方


海外で急に現金が必要になった!
お金が足りなくなってしまった!
日本にお金を送りたい!
そんなとき、はじめはどうしたらいいのかなんて全くわかりませんよね。
そんなときにWiseを使えば、簡単にすぐ送金をすることが可能です。海外生活の強い味方になってくれるのではないでしょうか?
この記事がお役に立てたら嬉しいです♪


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