カナダ留学でホームステイをするというみなさんこんにちは。ホストファミリーへのお土産はもう準備しましたか?

外国の人が気に入ってくれるお土産が全然わからないよ~!
と思っている方も多いのではないでしょうか。
全く知らない相手にあげるお土産ですので、確かに選ぶのって難しいですよね。
そこでこの記事では、
どんなお土産を買ったらいいのかわからない!
どんなものが好まれるんだろう?
と悩んでいる方のために、以下のことを紹介していきます。
- ホストファミリーに喜んでもらえるお土産は?
- お土産選びの注意点はある?
- 過去の経験談や失敗談が知りたい!
- お土産を渡す際の英語フレーズは?
この記事を書く筆者は、留学&ホームステイ歴3回で、2025年現在でカナダ在住4年目です。
自身のホームステイ経験をもとに紹介していくので、ぜひお土産選びの参考にしてみてくださいね!
それでは早速見ていきましょう。


そもそもホームステイ先にお土産は必要?いらない?


ホームステイ先にお土産って必須なの?無くてもいいの?
結論から言うと、お土産は必須ではありません。そもそもお土産文化は日本特有の文化の1つです。お土産を持って行かなくても特に失礼だと思われることはないでしょう。
とはいえ、ホストファミリーと仲良くなるためにもお土産を持っていくといいと筆者は思います。お世話になる人にお土産を渡すことは日本の文化であることも併せて伝えてみてはいかがでしょうか。
ホームステイ先へのお土産の費用相場は?
ホームステイ先へのお土産は、高価なものである必要は全くありません。具体的には1,000円~3,000円程度で十分で、量は多くなくて問題ありません。
先述の通りホームステイのお土産は任意的なものです。立派なものではなくても、失礼に当たりません。
ホームステイ先へのお土産はどこで買う?
ホームステイ先へのお土産が買える場所の例は、
- スーパーマーケット
- 100円ショップ
- 空港のお土産屋さん
- 観光地のお土産屋さん
などが挙げられます。
ホームステイ先におすすめの日本のお土産【食べ物編】


続いては、具体的におすすめな日本のお土産を紹介します。まずは定番の食べ物系から見ていきましょう。
お菓子
お土産の王道、お菓子。甘いものからしょっぱいものまで、海外の人でも食べやすいお菓子を選ぶようにしましょう。おすすめのお菓子は以下の通りです。
- 日本限定味のキットカット
-
キットカット自体はイギリス生まれのお菓子ですが、抹茶味や桜味、ご当地の地域限定味など日本ならではのフレイバーがたくさんあります。
キットカットは世界中で愛されているお菓子なので、抵抗を感じることなく食べてもらえることがおすすめの理由です。
- バウムクーヘンやカステラ等の焼き菓子
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ケーキ感覚で食べられる焼き菓子も、万人受けしやすいお菓子の1つです。
抹茶味やほうじ茶味など、日本らしい味のものを選ぶといいでしょう。
- キャンディ・グミ
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海外でもキャンディやグミはもちろんありますが、日本のもののクオリティはかなり高いと思います。
お寿司や動物の形を模したキャンディなどは見た目もかわいく盛り上がるかもしれません。
- 生チョコレート
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海外にももちろんチョコレートはありますが、日本ほど安くてクオリティの高いものはなかなか見つかりません。
なかでも生チョコレートは海外でも評判が高く、とろける食感が「おいしい」と言ってもらえることの多いお菓子です。ただし持って行く際は賞味期限に気をつけるようにしましょう。
- おせんべい
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海外ではRice Crackerと呼ばれ、少しずつ知名度が上がってきているおせんべい。
醤油もメジャーな調味料として知られているので、醤油味のおせんべいは意外と気に入ってもらえるかもしれません。
日本のお茶・ラテ
緑茶・ほうじ茶・抹茶ラテ・ほうじ茶ラテなど、お湯を注ぐだけで簡単に飲める日本茶もおすすめのお土産です。
日本のお茶は健康にいいと知られており、健康志向の人の間でも人気が高まっています。
インスタント味噌汁・スープ
味噌汁はMiso Soupと呼ばれているほど海外でも人気が高いです。こちらもお湯を注ぐだけで簡単にできるので、作り方に馴染みのない海外の人でもすぐに楽しむことができます。
また海外ではあまりフリーズドライを見ないので、フリーズドライタイプのものは珍しがってもらえるかもしれません。
インスタントラーメン・袋麺
ラーメンもRamenと呼ばれ、人気の高い日本食の1つです。カナダでは、街中にたくさんのラーメンレストランが存在しています。
お湯を注ぐだけのカップ麺や簡単に調理できる袋麺は、日本食好きの人には喜んでもらえるでしょう。袋麺を持って行って、自分でラーメンを作ってふるまってあげるのもおすすめです。
ホームステイ先におすすめの日本のお土産【雑貨編】


続いてはおすすめの雑貨のお土産を紹介していきます。
箸
最近は欧米でも箸を使える人が増えてきており、ジャパニーズレストランなどでは多くの人が箸を使って食事をします。
子供にも家でお箸の練習をさせる…という家庭もあるようなので、日本から本場の箸をプレゼントするのもおすすめです。
漢字Tシャツ
日本語を少し知っている人ならば、「漢字=なんかかっこいい」というイメージを持っている人も少なくありません。
漢字のタトゥーを入れる人や、漢字の入ったTシャツを着る人も多いです。漢字の意味も説明できるようにしておくといいでしょう。
扇子
扇子は和柄のきれいなものが多く、夏の暑い時期にも使える実用的なお土産にもなります。
日本に旅行に来る外国人観光客にも人気のお土産となっているそうです。100均などでも手に入れることができます。
フェイスパック
美容フェイスパックには、アニメのキャラクターがプリントされたものなどユニークな柄があります。子供や若者のいるホストファミリーでは特に、盛り上がることができるかもしれません。
またカナダには化粧水や乳液といった日本で定番のスキンケア用品がないため、スキンケアの方法は日本とは異なります。美容に興味のあるホストファミリーであれば、日本とカナダの違いについて話をしてみるのもいいかもしれません。
子供向けのアニメグッズ
子供がいる家庭の場合、ポケモンやワンピース、鬼滅の刃といった日本のアニメグッズが喜ばれる可能性があります。
しかしアニメに興味がない家庭や、アニメの好みによっては「?」というリアクションをされてしまう場合もあるので、注意が必要です。
ホームステイ先へのお土産で避けるべきものは?知っておきたい注意点
ホームステイ先へのお土産を選ぶ際は、気をつけなければならな点が存在します。日本では当たり前のことも、カナダでは全く受け入れられないということもあります。
お土産を探す前に、しっかりチェックしておきましょう。
ホストファミリーが食べられないものはNG
食べ物については、以下の点に注意する必要があります。
- 宗教上のNG(豚肉、牛肉製品、お酒など)
- ベジタリアン・ヴィーガン(肉類、卵や牛乳など)
- アレルギー
留学エージェントを通す場合、事前にホストファミリーの情報を教えてもらえることが多いです。食べられないものがないか等は、できるだけ事前に確認しておきましょう。
変わったものよりやっぱり定番
ちょっと変わった珍しいものを持って行こう
変なものを持って行った方が盛り上がるかな
と思う気持ちはわかりますが、ほとんどの人はやはり定番を好むものです。
梅干しや納豆など、奇をてらったお土産はあまりウケがよくありません。抹茶など、日本らしい王道のお土産を探すほうがおすすめです。
カナダ人が使わないものはあげても困るかも
例えばカナダでは、ハンカチを使う人はあまりいません。
なぜならカナダではほとんどのトイレにペーパータオルもしくはハンドドライヤーが備え付けられているからです。筆者もカナダに住んでから、一切ハンカチを持ち歩かなくなりました。
そのため日本のハンカチや手ぬぐいなどは、日本らしいお土産ではありますが使いどころがないのです。
また、あまり傘を差さないカナダ人は、折り畳み傘もあまり使いません。このように、あまり使わないものをあげると相手を困らせてしまうかもしれません。
お守りなど宗教関連のもの
お守りや絵馬などは、日本の宗教と結びつくものです。他の宗教を信じる人にあげるプレゼントとしては、あまりふさわしくありません。
また、初対面の人に宗教の話をするのもよくないため、宗教に関連するものをあげるのは避けたほうがいいでしょう。
渡航先国に持ちこめるか要チェック
カナダへは、『生または調理肉、果物類、野菜類、牛乳などの食品の持ち込み』が禁止されています。これは加工肉であっても規制の対象となる場合があるため、肉エキスや粉末が入っているような食品を持っていると、別室に呼ばれて処罰を受ける可能性があるのです。(ビーフジャーキーやカップ麺、レトルト食品の中の肉など要注意)
バレずに持ちこめました!という例もありますが、持ちこむ際は自己責任となります。


ホームステイお土産経験談!やらかしたことや気づいたこと


筆者はハワイとニュージーランドとカナダで3回ホームステイをした経験があります。
お土産を渡して喜んでもらえたこともあれば、あれは失敗だったなと思うことも…。
実体験を紹介していくので、ぜひみなさんのお土産選びの参考にしてみてくださいね!
抹茶のバウムクーヘンが大人気だった!
ニュージーランドに留学したときのこと。ホストファミリーはインド系の方で、お肉は一切食べないという家庭でした。
その際に持って行ったのが抹茶のバウムクーヘン。渡してすぐにケーキ皿に盛りつけてくれて、他のルームメイトも全員食べれるようにしてもらったところ…その日の夜には全部からっぽ!みんな美味しいと食べてくれたようです。
靴下を持って行ったがサイズが合わなかった…
カナダでは5本指のくつしたが珍しいと聞いたので、日本らしい5本指の靴下を持って行きました。
そのときのホストファミリーは70代のおばあちゃん一人の家庭で、そのおばあちゃんがとっても大柄!私の持って行った靴下はサイズが合わず、結局どこへ行ったかわからずじまいになってしまいました。
衣類を持って行く際はサイズが合うかどうかがわからないので難しいと感じました。
持って行ったお土産を結局自分で食べることに
カナダでホームステイをした際、フリーズドライの味噌汁やスープを持って行きました。
花の形のもなかの中にスープが入っており、お湯をかけると最中が溶けてスープになるというおしゃれなお土産。
見た目のかわいらしさをとても喜んでくれ、「日本の子はこういうかわいいものを持ってきてくれるから嬉しい」と言ってくれました!しかし、ホストマザーは日本食にはあまり興味がないようで、持って行ったお土産をすべて私に出してくれました。おいしかったものの、なんかちょっと寂しい…という気分になりました。



日本食に興味のない人もいるので、普通にこういうこともある。
前の日本人が残していったものが大量に!
カナダのホストファミリーは、日本人ばかりを受け入れているということでした。そのため、家の中には過去の人が残していった日本のグッズがたくさん!引きだしの中には、日本の綿棒やノート、折り紙など見慣れたものがたくさんありました。



日本らしいお土産は、ホストファミリーによってはもうもらい飽きているかもしれない…
とはいえ残されていた折り紙でカメラを折ったところ、「面白い」と気に入ってもらえました。
日本食をふるまってあげるのもおすすめ!
キッチンを使わせてもらえるようなら、日本食を作ってふるまうこともおすすめです。私のホストマザーは、「日本食は食べないが、人が知らない料理を作るのを見るのは楽しい」と言っていました(笑)
私の周りでも、お菓子を作ったり鍋を作ったりしてホストファミリーと一緒に食べるという人もいました。
都市部であれば、アジア系のスーパーなどで日本の調味料を手に入れることもできます。親子丼、すき焼き、うどん、ラーメンなど、海外の人でも食べやすそうなメニューを選んで作ってみてはいかがでしょうか?


ホストファミリーへのお土産の渡し方は?
ホストファミリーにお土産を渡すタイミングは、ずばり到着してすぐです!
お土産を渡す際に使える便利フレーズを紹介します。
- This is for you. (これ、みなさんにです。)
- I brought something from Japan.(日本から持ってきたものがあります。)
- I hope you will like it.(気に入ってもらえるといいのですが。)
お土産はホストファミリーとの会話のきっかけにもなります!ぜひお土産にまつわる色々な話をしてみてくださいね。
【まとめ】お土産は凝りすぎなくてOK!王道が喜ばれるもの


ホームステイ時のお土産選びは、そんなに悩む必要はありません!
凝ったものや高価なものである必要はなく、ちょっとしたお菓子や雑貨で十分です。その際は変わったものを選ばず、定番のお土産を持って行くようにしましょう。
個人的には消耗品である食べ物系がおすすめですが、迷惑にならない程度であれば雑貨類も持って行ってもいいと思います。
ホームステイ初日は誰もが緊張するものです。お土産を渡すついでにおしゃべりをして、少しでも早くホストファミリーと打ち解けられるといいですね!
みなさんの留学を応援しています。


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