ホームステイが大ハズレだったら?留学のリアルと実体験をシェア

留学・ワーホリ
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留学の定番、ホームステイ。

現地の生活を体験できる、ホストファミリーとお出かけをする、美味しいご飯を食べる…など楽しいイメージの多いホームステイですが、実は「ハズレ」があることも珍しくないのです。

そこでこの記事では、3か国で3回ホームステイを経験した筆者が、以下のことについて紹介します。

ホームステイのリアルな事情

ホームステイにハズレがある理由

ホームステイは辞めたほうがいい?メリットは?

ホームステイがうまくいくために気をつけること




ホームステイが大ハズレ!?ハズレのホームステイのリアルな事情

実際のホームステイはどのような感じなのか?ハワイ、ニュージーランド、カナダの3か所でホームステイを経験した筆者がホームステイのリアルを紹介します。

シャワーは8分だけ!?厳しいハウスルール

ホームステイ先にはそれぞれハウスルールが決められています。門限や洗濯ルールなどが定番ですが、中には「やりすぎ」に感じるルールがあることも。

筆者が経験した中で一番厳しかったのは、シャワーは一人8分までというものです。湯舟を使わないとはいえ、8分で体と髪を洗って出るのはかなり大変でした…。

また、電気は基本的に一日中消しておくこと、というルールもありました。リビングではホストマザーが真っ暗な中でテレビを見ており、筆者が夕方に部屋の電気を点けてパソコンをしていると注意されることもありました。

ホストファミリーは基本外出!毎日一人で食事

ホストファミリーがほとんど家におらず、夕食は一品が机に置かれているのみ毎日一人で食事をしていました。その時はルームメイトが自分の他に3人いましたが、全員生活リズムが違ったので彼らと会うことも少なかったです。

食事も小さい鍋に全員分が用意されているので、誰がすでに夕食を食べていて誰がまだ食べていないのかもわからず、毎日少量の夕食で済ませていました

自分だけ嫌われてる?英語力とホームステイの関係

ルームメイトがいると、英語が話せてコミュニケーションが取れる人が歓迎され、英語力が低い人は面倒くさがられてしまうということがあるかもしれません。

当時は英語があまり話せなかったので、聞き返すことが多かったり、話がかみ合わなかったりすることも少なくありませんでした。そんなふうにしていると、やはり「英語が話せる人とは楽しそうに話すけれど私に対してはなんか冷たい…」と感じる瞬間がありました。ホームステイ前には英語を勉強しておくことがおすすめです。

相部屋でプライバシーが全くない!

筆者は3回ホームステイを経験していますが、そのうちの2回は部屋が2人部屋でした。小さな部屋に2人で住んでいると、プライベートな時間が全く取れません…

部屋はベッドのみで机もなく、スーツケースを広げるスペースもないほど。夜電気を消す時間も気を遣うし、日本の家族や友達と電話をすることもはばかられるのでかなりストレスでした。

ホームステイにはなぜ「ハズレ」があるの?

では、ホームステイには、なぜ「ハズレ」が発生してしまうのでしょうか?気になるその理由をチェックしていきましょう。

収入を得るためにビジネスとしてやっている家も多い

ホストファミリーにとって、ホームステイを受け入れることはビジネスです。お金がもらえなければ、誰も他人を家に住まわせたいなんて思わないですよね。そのため相部屋にして少しでも多くの留学生を受け入れたりご飯をコストカットして粗末なものを出したりする家が存在するのです。

もちろん、好きで留学生を受け入れている家や、自分の子供に多様な文化に触れさせたいという思いから受け入れている家、子供が一人立ちした後の楽しみの1つとして受け入れている家もあるため一概には言えませんが、残念ながら誰もが留学生を歓迎しているというわけではないことを理解しましょう。

各家をしっかり調査していないエージェントも

留学エージェントでホームステイを紹介している場合、多くのエージェントでは直接家を訪れて審査をしたり、犯罪証明書等の書類の提出を義務付けていたりとホームステイ先の安心を確保しています。しかし、中にはエージェントの情報と現状が違う家やしっかりと審査・アップデートがされてない家もあるため、質にばらつきが出てしまいます。

ホームステイはやめたほうがいい?メリットはあるの?当たりもある?

ハズレが多いなら、ホームステイはやめたほうがいいのでしょうか?しかしホームステイにはメリットも存在し、筆者自身はホームステイをしたことに後悔はありません。ここではホームステイの良い点についてもチェックしていきましょう。

短期であればホームステイはおすすめ

筆者の意見としては、1,2カ月の短期留学であればホームステイはおすすめの滞在方法です。短期であればハウスルールも我慢できますし、なにか気になることがあっても「経験」と割り切れるでしょう。長期留学の場合は、初めはホームステイ、途中からシェアハウスに変更することがおすすめです。

文化、食べ物等現地の生活のリアルを知ることができる

ホームステイでは現地の家庭に滞在するので、リアルな食生活や生活文化を知ることができます。現地の人が普段食べているものや出かける場所などを知ることができるのはホームステイならではです。

ルームメイトと友達になれる

ホームステイでは多くの場合ルームメイトがいますが、ホームステイを通してルームメイトとの仲が深まります。みんなでご飯を食べたり、週末に出かけたり、誰かの部屋に集まって遊んだりと、留学先で一番初めに友達を作りやすいのはホームステイ先です。

英語を話す機会が増える

学校で英語を話し、家に帰ってからもホストファミリーやルームメイトと英語を話すことになるので、まさに英語漬けの日々を送ることができます。

寮やシェアハウスだと、基本的に自分の部屋で過ごし、ご飯も自室で食べるので会話をしなくても生活することができてしまいます。

週末ごとにホストファミリーと遊びに行く家庭も!

いわゆる「当たり」のホームステイでは、週末にホストファミリーとお出かけをしたり、家族のパーティーに入れてもらえたり、みんなで外食を楽しんだり…という話も聞きます。筆者もハワイのホストファミリーには、観光地に連れて行ってもらったり子供たちと卓球やバスケをして遊んだりした経験があります。素敵なホームステイ先ももちろん存在します。




ホームステイがうまくいくためにやるべきことやマナー

ホームステイ先の質は運による部分も大きいですが、それでもうまくいくためにやれることは存在します。ここでは、✅ハズレのステイ先を避けるためにできること✅ステイ先でうまくやっていくためにできること✅ホームステイ時の注意点などを紹介します。

希望するステイ先の条件をエージェントに伝えておく

ホームステイ先を決める際は、予め自分の要望を伝えることができます。すべての要望が叶うわけではありませんが、「子供のいる家庭がいい」「一人部屋がいい」「学校まで30分以内の立地がいい」「ルームメイトがほしい」など、これははずせない!という要望があれば伝えましょう。

わからないことはホストファミリーに徹底的に質問する

英語が苦手なうちは、英語を話すことをためらってしまいがちです。また、聞き取れなくてもわかったふりをしてしまった経験もあるのではないでしょうか?

わからないことを放置すると、説明が理解できなくてハウスルールを破ってしまった適当に相槌を打っていたらよくわからないことに同意していたなどのトラブルのもとになります。わからないことはわかるまで最初にしっかりと確認しましょう。

シャンプーなどの消耗品は自分で用意する

たまにホストファミリーのシャンプーやボディソープを勝手に使って怒られたという話をききますが、ホームステイはホテルではないので、消耗品は必ず自分で用意しましょう。ハンドソープくらいなら家のものを使わせてもらえることが多いですが、✅シャンプー✅リンス✅ボディソープ✅洗濯洗剤などは自分のものを持って行く必要があります。

ホストファミリーの生活を邪魔しない

ホストファミリーの生活を邪魔しないようにしましょう。行ってはいけないエリアには行かない、夜間は静かにする、家に友達を呼ばないなど、ホストファミリーに対するリスペクトを持ちましょう。

ホームステイがうまくいくためには、ホストファミリーとの良好な関係の構築が欠かせません。ときには掃除や洗い物などの家事を手伝うことも必要に応じて行いましょう。

お土産を忘れずに!

ホームステイの第一印象を決めるのはお土産です!お土産は物として残るものよりも、みんなで食べることのできるお菓子食べ物がおすすめです。日本らしい抹茶や桜などのフレイバーのお菓子ちょっといいインスタントの味噌汁など、渡したときに会話が弾むようなちょっとしたお土産を用意しておきましょう。

【まとめ】ホームステイがハズレだったときは滞在先変更も考えよう

ホームステイは楽しいことばかりではないかもしれません。ホームステイがハズレだった際には、✅ステイ際を変える✅シェアハウスに引っ越す✅学校の寮に引っ越す✅エアビーを探すなどの他の手段も考えましょう。ホームステイが楽しくないと、留学自体が楽しくなくなってしまいホームシックに陥ってしまうかもしれません。どうしても無理だというときは、我慢せずに他の方法を考えてみてくださいね。

ホストファミリーと円滑にコミュニケーションを取るためにも、留学前から英語の勉強をしておくことがおすすめです。 みなさんの留学を応援しています。




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