カナダのイメージといえば、まず思いつくのが雄大な自然ではないでしょうか?
カナダと一口に言っても都市によって景色は全く異なるものですが、筆者の住むカナダビクトリアは海に囲まれ自然がとても豊かです。

ビクトリアは気候も温暖で穏やかなので、街中で野生動物に出会うことも多いです。
そこでこの記事では、カナダのビクトリア在住の筆者がビクトリアの街中で見られる野生動物8選についてまとめていきます!
クジャクやアザラシ、カワウソなど日本ではなかなか見る機会のない動物たち。
- 陸の生き物
- 海の生き物
- 鳥類
上記の3つに分けて紹介していきます!それでは早速見ていきましょう。
カナダビクトリアではどんな野生動物が見れるの?【陸の生き物編】
まずはビクトリアで見ることができる陸の生き物たちを見ていきましょう!
リス(Squirrels)


街中で本当によく目にするのがリスです!ビクトリアには少し大きめでムキムキな黒っぽいリスがたくさんいます。
ダウンタウンの中心部ではあまり見かけませんが、少し離れた住宅街や公園などを歩くと、リスが道路を走り回ったり、木に登ったりする姿が見られます。
BC州のサイト(Squirrels in B.C. (spca.bc.ca))によると、ブリティッシュコロンビア州には4種類のリス(Red squirrels、Douglas squirrels、Northern flying squirrels、Eastern grey squirrels)がいるそうです。



筆者が街でよく見かけるのはEastern grey squirrelかなと思います。
ビクトリアは雪が少ないので、冬になってもリスが走っている姿をたまに見かけます。
ウサギ(Rabbit)


ゴードンヘッド(Gordon Head)や一部の公園や遊歩道などでは野うさぎを見かけることもあります。
ビクトリアの中心部ではあまり見かけませんが、たまに見かけるとラッキー!動きが早いので写真に収めるのは至難の業です。



黒や茶色、グレーの様々なウサギを見ることがあります。小さくて本当にかわいい!
シカ(Deer)


ビクトリアでは野生のシカに出会う頻度は非常に多いです!
ダウンタウンにはいませんが、少しはずれた住宅街や公園に行くとたくさんのシカの群れが暮らしています。
エスカイモ―ト(Esquimalt)辺りの住宅地
シカの親子を見かけることも少なくないため、シカがかなり多くの数生息していることが伺えます。



シカが道を走っていたり誰かの庭で草を食べていたり、たまにぶつかりそうになって驚きます。
カナダビクトリアではどんな野生動物が見れるの?【海の生き物編】
続いてビクトリアで見ることができる海の生き物たちを見ていきましょう!
アザラシ(Seal)


ビクトリアは海に囲まれた街。海沿いの道をただ散歩しているだけでもとても楽しいのがビクトリアの最大の魅力です。
そしてそこでたまに見かけるのが、野生のアザラシ!日本では水族館でしか見かけない動物ではないでしょうか?
おすすめはウエストベイウォークウェイ(West Bay Walkway)で、ダウンタウンからエスカイモ―トへ続く海辺の遊歩道です。他にもジョンソンストリートブリッジ(Johnson Street Bridge)から下の海を覗くと、たまにアザラシが顔を出していることもあります。



出勤のため毎日のように海辺を歩くのですが、大げさではなく本当に2日に1回くらいアザラシを見かけます。
カワウソ(sea otter)


アザラシと同じくカワウソも、海辺の道を歩いていると見かけることがあります。
こちらもウエストベイウォークウェイ(West Bay Walkway)を歩いていると結構な頻度で遭遇します。



上の写真は4匹(家族かな?)が芝生の上で遊んでいた!かなり近くて見れてラッキー。
海で泳いでいる魚ではないものを観たときは、たいていアザラシかカワウソです。地面を走っているカワウソも多いです。


ちょっと見にくいですが、この上の写真はカワウソが大きなカニを捕まえて食べているところです。
クジラ(Whale)


ビクトリアの有名な観光といえば、ホエールウォッチングです!
そう、ビクトリアの海では野生のクジラを見ることができます。夏がおすすめのアクティビティですが、ツアーによっては年中開催しているものもあるようです。



野生のクジラはさすがに簡単には観ることができませんが、ツアーに参加すれば見れる確率はグッと上がります。
間近で見るクジラの大ジャンプは圧巻!!ぜひビクトリアで非日常を経験してみませんか?運がよければシャチも見れちゃうそうです。
ホエールウォッチングをやってみた感想はこちらの記事で詳しく紹介していますので、併せてチェックしてみてくださいね!


カナダビクトリアではどんな野生動物が見れるの?【鳥類編】
最後にビクトリアで見ることができる鳥たちを見ていきましょう!
クジャク(Peacock)


ビクトリアでは、なんと野生のクジャクを観ることができます。
ハットレー・キャッスル(Hatley Castle)周辺
きれいな羽のついたオスのクジャクや子供を連れたメスのクジャクなど、ビーコンヒルパークでは年中クジャクを見かけることができます。


また、春にはクジャクの赤ちゃんが見れることも!親子で散歩していることもありとってもかわいいので、ぜひビクトリアを訪れた際は探してみてくださいね。



ビーコンヒルパークに1年通って、羽を広げたオスのクジャクやクジャクの赤ちゃん、メスが羽を広げているところや白いクジャクなど珍しい光景を様々見ることができました
グース(Goose)


カナダといえばカナダグース!
ブランドの名前にもなるくらいカナダといえばグースのイメージが強いですが、ビクトリアではたくさんのグースを見ることができます。
泳げて歩けて飛べるグースは、街のあちこちに生息しています。





春頃にはグースのあかちゃんが見れることも!めっちゃかわいい!
危険な野生動物はいる?クマは?注意事項をチェック
最後に、野生動物に関する注意事項をチェックしていきましょう!
ビクトリアにクマはいる?危ない動物は?


カナダの野生動物といえばやっぱり…クマが気になるところですよね。
BC州のサイト(Bears in B.C. (spca.bc.ca))によれば、ビクトリアが属するBC州にはブラックベアとグリズリーベアの2種類のクマがいるそうです。
とはいえダウンタウンをはじめ都市部にクマが出ることはあまりありません。山奥に出かけたり人の少ない田舎のエリアに出かけたりしないかぎりは、クマとの遭遇率は低いです。
しかしバンクーバーアイランドでも一部のエリアでは野生のクマが出没します。筆者が以前訪れたスーク(Sooke)という街では、クマ注意の看板が至るところにありました。



ちなみにバンクーバーエリアの田舎の方に住んでいる知人は、家の裏によくクマが出ると言っていました。怖すぎ…。
またこちらのサイト(Bear Watching – Tourism Vancouver Island)にもあるように、野生のクマを観に行くツアーも開催されているようですよ。
そのほかにも、数年前にビクトリアのダウンタウンにクーガが出たこともあったそうです。危険な動物が出そうな場所には近づかず、また動物に近寄りすぎないよう気をつけましょう。
そのほかにもスカンクやネズミ、アライグマのような害獣たちも存在します。近づいて触ったりしないように気をつけましょう。
野生動物にエサをあげるのはNG
野生動物を見つけたら、むやみに近づいて触ったりエサをあげたりするのは基本的にはしてはいけないことです。
街ではよく野生動物にエサをあげている人を見かけますが、動物が人間の生活エリアまで来てしまったり人間のエサの味を覚えてしまうのであまりよくありません。
動物と触れ合いたい!という方は、ビーコンヒルパークの中にあるふれあい動物園という選択肢があります!ヤギやアルパカ、にわとりといった小さな動物たちを間近で見ることができますよ。


【まとめ】ビクトリアにはたくさんの野生動物がいる!


というわけで、ビクトリアにはたくさんの野生動物がいることが分かったのではないかと思います!
ウサギやアザラシやカワウソなど…みなさんもビクトリアで日本では見かけない野生動物たちぜひ探してみてくださいね。
そしてやっぱり夏はホエールウォッチングも欠かせません。クジラを生で見て、最高の思い出をビクトリアで作りましょう!
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