夏にバンクーバーに来るという方は、バンクーバーの夏の天気や気温をチェックしておきましょう!
カナダはとても寒い国というイメージがありますが、バンクーバーは実は年間通してもそこまで寒くなく、カナダの中でも気候が温暖な都市の一つです。特に夏の日中は日本と変わらないくらい暑くなる日もあるほどです!
この記事ではバンクーバー元在住者の筆者がバンクーバーの夏の気温・天気について解説していきます。
バンクーバーの夏(5月~9月)の気温は?
バンクーバーの夏の平均気温早見表
5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | |
最低気温 | 9 | 12 | 14 | 14 | 11 |
最高気温 | 17 | 20 | 22 | 22 | 18 |
バンクーバーの夏(5月~9月)の気温はおおむね上の図のようになっています。日本と比べると気温は低めですが、日差しが強いので体感気温は実際の温度よりも暑くなります。海辺の都市なので海風もあり、日本の夏よりも過ごしやすいでしょう。
5月から8月にかけて温度は上がり、9月になると下がっていきます。
バンクーバーの7月の気温
バンクーバーの7月は最高でも20度後半です。日中は非常に暑く、そでで過ごすことができますが、朝夜は一気に気温が下がるので長袖や上着は必須です。夏でも夜は寝苦しくないので快適です。
冷房が備え付けられていない家も多く、冷房は必要ないことが多いです。しかし近年では異常気象による熱波が来る年もあるため注意が必要です。ホテルなどには冷房はついていますが、エアビーなどの滞在では冷房がない可能性もあります。
バンクーバーの8月の気温
バンクーバーの8月は7月の気温とそこまで変わりません。日中は海に入ったりできるほど非常に暑くなりますが朝夜には気温がしっかりと下がり冷えるため上着が必要です。
日本のように蒸し暑く寝苦しいような気温ではないので、真夏でも快適に過ごすことができるのが嬉しいポイントです。
バンクーバーの夏は暑い?バンクーバー元在住者の感想
筆者は2021年から一年間バンクーバーに滞在していました。筆者もカナダは年中寒いと思っていましたが、5月から徐々に気温が上がりだし、夏には半そでやタンクトップ、ショートパンツなどで過ごしていました。湖で泳いだりビーチで日光浴をしたり、カナダの夏は雨も少なく日差しも強く、さらに夜は21時頃まで明るいので一日を存分に楽しむことができました。
ただし夜になると気温が下がり寒くなるので、常に薄い上着を持ち歩いていました。夜は真夏でもしっかりとした布団で寝ても問題ないほど涼しかったです。
バンクーバーの夏は短く、残りの期間は雨季になってしまうので貴重な夏の期間はとても楽しかったです!
バンクーバーの夏は日照時間が長い!
日付 | 日出 | 日没 | 日長 |
2024年01月01日 | 08:07:33 AM | 04:25:10 PM | 8h 17m 37s |
2024年02月01日 | 07:42:34 AM | 05:09:40 PM | 9h 27m 6s |
2024年03月01日 | 06:51:11 AM | 05:57:43 PM | 11h 6m 32s |
2024年04月01日 | 06:45:56 AM | 07:45:47 PM | 12h 59m 51s |
2024年05月01日 | 05:47:41 AM | 08:31:07 PM | 14h 43m 26s |
2024年06月01日 | 05:10:19 AM | 09:10:52 PM | 16h 0m 33s |
2024年07月01日 | 05:12:12 AM | 09:21:10 PM | 16h 8m 58s |
2024年08月01日 | 05:46:47 AM | 08:50:39 PM | 15h 3m 52s |
2024年09月01日 | 06:31:05 AM | 07:52:49 PM | 13h 21m 44s |
2024年10月01日 | 07:14:41 AM | 06:48:32 PM | 11h 33m 51s |
2024年11月01日 | 08:03:05 AM | 05:48:59 PM | 9h 45m 54s |
2024年12月01日 | 07:48:18 AM | 04:15:58 PM | 8h 27m 40s |
上図は2024年の年間の日の出日の入り時刻と日照時間の表です。
7月を見るとなんと日没が21時21分、16時間以上も太陽が出ていたことがわかります。夜になってもずっと明るいので、一日をとても長く楽しむことができます。バンクーバーの夏の夜は長いので、ご飯やお酒などテラス席での食事を楽しんだり、夜の街のお散歩をしたりするのもおすすめです。
バンクーバーの夏におすすめの服装
バンクーバーの初夏におすすめの服装(5月~6月)
5月~6月は最高気温でも10度台後半なので涼しいですが、たまに夏本番のように暑くなる日もあります。
カナディアンはこれくらいの季節から半そでを着始めますが、日本人の我々にはまだ寒く感じる日が多いです。そのため、薄手の長袖シャツ、パーカー、または半そでに薄手の長袖の上着などがおすすめです。いわゆる日本の春服のようなファッションでちょうどいいと思います。
バンクーバーの真夏におすすめの服装(7月~8月)
7月~8月は夏本番になるので、夏服の準備をしましょう!半そで、タンクトップ、ショートパンツなど日本の夏と同じような恰好で過ごすことができます。
しかし、真夏であっても朝夜はかなり冷えるので、薄手の上着を持ち歩くことをおすすめします。さらに日差しが強いので帽子やサングラスなどがあるといいです。
バンクーバー観光は夏がおすすめ!夏にできることは?
水辺のアクティビティ
ノースバンクーバーのディープコーブなどではカヤックや SUPなど、湖でできるアクティビティのレンタルがあります。大自然に囲まれた海や湖でのアクティビティは景色もよくとても気持ちがいいです。
ぜひ夏の観光には水着を持っていって、夏にしかできないウォーターアクティビティを楽しみましょう!
リッチモンドのナイトマーケット
リッチモンドのブリッジポート駅周辺で夏限定で行われるナイトマーケットがあります。
毎年4月~10月にかけて開催されており、お祭りの屋台のような出店が出ており100以上のフードトラックやゲーム、雑貨のお店を楽しむことができます。
パティオでの食事
多くのレストランにはパティオと呼ばれるテラス席があり、夏はパティオで食事をするのが大人気です!パティオはとても解放感があり、景色も楽しむことができとてもおすすめです。
またバンクーバーにはたくさんのブリュワリーがあり、地ビールの数が豊富です。お酒が好きな方はぜひ各地のブルワリーを巡ってパティオでビールを楽しんでみてくださいね。
キャピラノ吊り橋
ノースバンクーバーにある人気観光名所です。長さ140m、高さ70mの巨大な吊り橋のある公園で、渓谷のうえを歩くスリリングな体験ができます。吊り橋の他にも崖沿いの遊歩道を歩くクリフウォークや木々の上にかけられた橋をあるくツリーウォークなど、自然の中でちょっとしたアドベンチャーを楽しむことのできる施設です。
\夏のバンクーバー観光に関する記事はこちら/
夏のバンクーバー観光で気をつけること
日差しが強いのでサングラスや日焼け止めは必須
日差しは日本と比べるとかなり日差しが強いため日焼け対策は必須です。サングラスや日焼け止めは準備しておくことをおすすめします。
カナダでは日差しから目を守るために小さな子供でもサングラスをかけていることが多く、このことからも非常に日差しが強いことがうかがえるます。帽子、日焼け止め、サングラス、日傘等日差しから身を守るアイテムがあったほうがいいでしょう。
サマータイムに入るので時差が変わる
カナダでは3月の2週目から11月初めまでの間がサマータイムとなります。
通常カナダと日本の時差は17時間で、日本の方がカナダよりも17時間進んでいることになります(例:日本の3月1日の17時はカナダの3月1日の0時)が、サマータイムの間は時差は16時間に変わります。
一日の寒暖差が激しいので真夏でも上着が必要
真夏でも朝夜はしっかりと気温が下がるのがカナダです。真夏であっても薄手の上着や長袖のシャツなどを持っていくようにしましょう。昼間は汗をかくほど暑くても、夕方になるにつれて寒くなります。
筆者も7月半ばに半そでで出かけた際、夜が寒すぎてあわてて上着を買ったという経験があります。余計な出費を減らすためにもあらかじめ持っていくことがおすすめです。
施設に冷房がついているかは要チェック
カナダでは基本的には夜朝は涼しくなり過ごしやすいため、一般家庭に冷房がありません。筆者もバンクーバーでシェアハウスをしていましたが、家には冷房器具はありませんでした。基本的には冷房なしでも問題ありませんでしたが、数年前に熱波が来た際には30~35度といった気温になったこともあり、冷房がない一般家庭では大変なことになりました。
通常のホテルであれば冷房はついていますが、安いモーテルやエアビーでは冷房がないことも多いです。宿泊施設の設備に関してはチェックしていくことをおすすめします。
バンクーバーの冬(11月~2月)の気温は?年間の気温早見表
11月 | 12月 | 1月 | 2月 | |
最低気温 | 5.0 | 2.0 | 2.0 | 3.0 |
最高気温 | 9.0 | 6.0 | 6.0 | 8.0 |
この表からもわかるように、冬でも平均の最低気温はマイナスになっていません。
マイナスになる日も数日はありますが大雪が降ることは珍しく、カナダの他の都市のようにマイナス10度以下といった物凄い寒さに見舞われる日はめったにないです。
冬の間は雨季が長いので観光には不向き
バンクーバーでは11月から4月ごろまでが雨季となります。雨季は非常に長く、雨季の間は一週間毎日雨が続くこともあるほどで、観光には向いていません。外出する気が失せるほど天気が悪いので、アウトドアの観光地が多いバンクーバーは冬の観光は少しもったないでしょう。
また早い日は16時台に日が落ちてしまうので、日照時間も短くなります。その代わりオフシーズンになるのでホテルや航空券は少し安くなります。
観光や留学前にバンクーバーの天気や気温チェックしていこう!
バンクーバーは観光や留学に人気の都市です。渡航前には天気や気温をぜひチェックして、それに合った服装や荷物を準備していきましょう。
バンクーバーの観光は夏が最高です!気温や日差しの対策を忘れずに、バンクーバーの滞在を楽しんでくださいね!
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