カナダのビクトリアはバンクーバー島の先端にある小さな都市です。穏やかで自然があふれ、海に囲まれているこの街は小さいながらもブリティッシュコロンビア州の州都に定められています。観光にも人気が高い都市で、特に夏はたくさんの観光客であふれます。
筆者も2023年から1年半以上ビクトリアに住んでおりますが、ビクトリアはその過ごしやすさから留学にとてもおすすめの都市だと思っています。
そこでこの記事では、バンクーバー・ビクトリアに在住経験のある筆者が以下のことについて紹介していきます。
- カナダビクトリア留学におすすめの留学エージェント
- カナダビクトリア留学のメリット・デメリット
- ビクトリアに滞在中の筆者の体験談・バンクーバーとの比較
カナダビクトリア留学には留学エージェントを使うべき?
まずはそもそも留学エージェントを使用した方がいいのか?について簡単にまとめていきます。
留学にはビザや学校の入学手続き、滞在先の手配、海外旅行保険、航空券の手配など様々な手続きが必要となります。個人的には不備を無くして安心して留学に行けるという観点からエージェントを利用する方がおすすめですが、メリットとデメリットを確認していきましょう。
留学エージェントを利用するメリット・デメリット
留学エージェントの利用には様々なメリットとデメリットが存在します。それぞれ確認していきましょう。
留学エージェントを利用するメリット
- 留学に必要な手続きのほとんどすべてを代行もしくはサポートしてもらえる
- いつまでに何をするべきかが明確になる
- 不安なことや気になることをいつでもエージェントに質問できる
- ホームステイや滞在先の斡旋をしてもらえる
- 現地での緊急事態の際もサポートが受けられる
やはり煩雑な留学手続きを手伝ってもらえるという点が最大のメリットです。特に留学が初めてという方は、質問できる相手がいるというのは大きな安心感になると思います。筆者自身もカナダにCoop留学で渡航をした際には、エージェントを利用しました。
留学エージェントを利用するデメリット
- 手数料等追加費用がかかる
- エージェントによって質は様々
留学エージェントを利用することで追加の手数料がかかることがあります。また、エージェントによって質にばらつきがあり、ホームステイの斡旋などでは質の悪いホストファミリーを紹介されたというようなトラブルも耳にします。
留学エージェントは無料カウンセリングを設けているところが多いので、一度直接話を聞いてみるのがおすすめです。
自分で留学手続きをすることは不可能ではない
自分で留学を手配することも不可能ではありません。特にワーキングホリデーであれば、語学学校に通う必要はないためビザさえ自分で申し込むことができれば基本的には渡航は可能になります。
また語学学校に行く場合でも、自分で行きたい学校のウェブサイトから入学手続きを行い、入学許可証を取得することができれば問題ありません。その他航空券、滞在先、海外保険、携帯などの手続きもそれぞれ自分で契約をして進めていくこととなります。
これらの手続きは基本的にすべて英語で行われるので、ある程度の英語力が必要となります。
カナダビクトリア留学におすすめの留学エージェント3選
カナダビクトリア留学におすすめの留学エージェントを紹介していきます。
ビクトリア留学.com
- 概要
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ービクトリア専門留学エージェント
ー2006年の設立後、数多くの留学生をサポートしてきた実績あり
ーオフィスは北海道にあるため渡航前は時差なくやり取りすることができ、ビクトリア現地にはホームステイコーディネーターの方がいるので現地のトラブル時でも安心
- サポートの一例
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✅無料メールカウンセリング・問い合わせ
✅ビザ代行会社を紹介してもらえるビザ申請サポート
✅学校入学手続き代行
✅直接訪問し無犯罪証明書などの基準をクリアしたホームステイ手配 など
- 現地オフィスの有無
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オフィスは日本のみだが現地にホームステイコーディネーターがいる
- 公式サイト
ライトハウス留学センター
- 概要
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ービクトリアの現地エージェント
ー 語学留学・ワーキングホリデー・高校留学等を無料&格安でサポート
ー成人の語学留学・ワーキングホリデー渡航にかかわる入学手続きは基本的に無料でサポート&カナダ到着後も、現地オフィスから無料でトータルサポート
- サポートの一例
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✅海外生活についての無料相談
✅無料カウンセリング・学校紹介
✅入学・入金手続きの代行
✅ビザ申請サポート
✅海外医療保険加入の手続き など
- 現地オフィスの有無
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ビクトリアに現地オフィスあり(12-655 Fort St, Victoria, BC V8W 1G6 Canada)
- 公式サイト
カナダジャーナル
- 概要
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✅1981年に設立された手数料ゼロのカナダ現地の老舗留学エージェント
✅年間900名以上の留学生をサポート
✅現地に住むプロが提供する豊富な情報が得られる
- サポートの一例
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✅留学プランを個別にカスタマイズ
✅直接内見に行く自社手配のホームステイ
✅学校の入学手続き代行
✅オリエンテーションなど現地サポート など
- 現地オフィスの有無
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バンクーバーに現地オフィスあり(403, 602 West Hastings Street, Vancouver, BC, V6B 1P2)
- 公式サイト
カナダビクトリア留学のメリット
ビクトリアっていいの?他の都市との違いは?
という疑問に答えるため、ビクトリア留学のメリットについてまとめていきます。
フレンドリーな人が多く治安が比較的良い
ビクトリアに住む人たちはフレンドリーな人が多く、留学生や移民、英語を第一言語としない人でも暮らしやすい雰囲気があります。お店でも街中でも気さくに話しかけてくれる人が多いのが魅力です。
治安もカナダの中では比較的良い方で、凶悪な事件はあまり耳にしたことがありません。筆者も1年半ビクトリアで暮らしていますが、危ない目にあったことはありません。とはいえ治安の悪いエリアは存在し、ホームレスの数も日本より圧倒的に多いため注意が必要です。
日本人が比較的少ない
カナダの大都市(バンクーバーやトロント)では、ここは日本か?と思うほど日本人留学生がたくさんいます。学校はもちろん、街を歩いていてもあちこちから日本語が聞こえてくるほどで、日本語だけでも生活できてしまうことがありますが、ビクトリアはそこまで日本人が多くありません。
日本人が少ない都市に行きたいけど、日本語が全く通じないのはちょっと不安…
という方にちょうどいいのがビクトリアだと思います。
冬も寒すぎることはなく、一年通して過ごしやすい気候
カナダは極寒というイメージがありますが、ビクトリアは実はそこまで寒くなりません。1年を通して比較的穏やかな気候で、冬でも雪が降る日は数日程度です。日本の冬と大して変わりません。
筆者はビクトリアでマイナス10度を経験しましたが、それはかなり異常なことだったようです。
夏はしっかり暑くなるのでサマーアクティビティを楽しむこともでき、バンクーバーに比べると雨季の雨も少ないため過ごしやすいでしょう。
自然あふれる穏やかな街で観光地としても人気が高い
ビクトリアの魅力はなんといっても海です。海に囲まれており、ダウンタウンからもすぐに海に出ることができます。海、花、野生動物など、ビクトリアの街中には自然があふれています。
観光地としても人気が高く、夏はホエールウォッチングやカヤックといたアクティビティを楽しむことができ、博物館やお城といった観光名所もたくさんあります。日本の都会の喧騒に疲れた…という人には、ビクトリアの穏やかな雰囲気はぴったりです。
カナダビクトリア留学のデメリット
どんな都市にもデメリットはあるものです。ビクトリア留学のデメリットについて紹介します。
街が小さいので飽きやすい可能性
マップで見てもわかる通り、ビクトリアの街はかなり小さいです。観光名所もいくつかありますが、何カ月かで全て訪れてしまえるほどの規模なので、滞在中に退屈を感じてしまう可能性も否めません。
また公共交通機関はバスしかないため、車の運転をしない人は少し不便に感じるかもしれません。
日本人はある程度いる
日本人は少ないと紹介しましたが、それでも「少ない」だけであって、街中でも日本人を見かけることは多いです。
特に語学学校やジャパニーズレストランなどの職場では、日本人が集まりやすいので多く感じるかもしれません。
他の都市と比べ物価が高め
家賃や物価が他の都市と比べると少し高い印象があります。筆者はアパートを2人でシェアしていますが、2人で1カ月2,095ドル支払っています。
またバンクーバーであればラーメン1杯が15ドル前後で食べられるのに対し、ビクトリアでは20ドル近く支払うことも珍しくありません。特に物流の少ない日本の食料品などはビクトリアでは少々高めかもしれません。
ビクトリアはおすすめの留学先!ビクトリア留学で最高の思い出を作ろう!
ビクトリアは総合的にとてもおすすめの留学先です。以下のビクトリアを扱う留学エージェントについてまとめてみました。
- ビクトリア留学.com
- ライトハウス留学センター
- カナダジャーナル
ビクトリア留学に興味のある方は、ぜひビクトリアに詳しい留学エージェントを選んで留学相談をしてみてくださいね。専門性の高いエージェントに依頼をすることで、渡航前に現地の詳しい情報を得ることが可能になります。
みなさんの留学を応援しています!
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