
日本でこのままずっと働くのも疲れたし、憧れだった留学してみたいなあ…



わかる!私もそう思って、社会人3年目になるときに仕事を辞めてカナダに来たんですよ。



とはいえ、もうアラサーで若くないし…。留学って大学生とか若い人が行くものじゃない?



そんなことは決してありません!確かに大学生で留学する人が多いけど、30代でも40代でも、留学することは今や決して珍しくないんですよ!
というわけで今回は、『留学×年齢』というテーマで記事を書いて行こうと思います。
「留学に行ってみたいけど、年齢を理由に諦める」というのはもったいない!私自身も社会人留学をして、カナダでたくさんの社会人留学生と出会いました。
正直言って、社会人留学にはメリットがたくさんあります。もちろんデメリットもありますが、個人的には若いうちに留学をするよりも学べることが多いと思うのです。
そこでこの記事では、留学したいけど年齢的に心配という方へ向けて以下のことを紹介します。
- 留学の年齢層・プログラムごとの年齢制限
- 私の社会人留学経験談
- 年齢が理由で浮くことはあるのか?
- 社会人留学が良いと感じる理由
- 社会人留学に年齢がデメリットになる瞬間
社会人だって留学してもいい!人生は一度切りなのです!
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それでは早速見ていきましょう。


留学に行く人の年齢層ってどんな感じなの?


まずは留学の一般的な年齢層に関して解説していきます。
日本の留学生は、やはり大学生がその大半を占めているようです。これには、
- 大学で留学プログラムが充実していること
- 夏や冬に長期休暇が取れること
などの理由が挙げられます。やはり大学時代は、人生のなかでも一番自由に時間が使える時期ですよね。



私自身も大学生のころ2回短期留学をしました。大学の留学プログラムに参加したこともあります。
留学に行く大学生が多いことは事実ですが、決して社会人留学生が珍しいというわけではありません。
私自身カナダに住んで4年目ですが、たくさんの社会人留学生に出会ってきています。年齢で言うと、20代後半から40代の日本人に出会うことも多いです。語学学校やカレッジにも、社会人留学生はたくさんいました。



日本では大学生の留学が多いけど、世界的に見れば社会人留学生ってかなり多い。語学学校にも、30代40代の生徒はけっこういた。
留学の年齢制限について留学プログラムごとにチェック


基本的に留学には年齢制限はありませんが、留学のプログラムによっては年齢制限が設けられている場合もあります。
主な留学プログラムごとの年齢制限を見ていきましょう。
語学留学 | 年齢制限なし |
---|---|
ワーキングホリデー | 18歳~30歳 |
大学・大学院留学(進学) | 年齢制限なし |
Coop留学(カナダのみ) | 年齢制限なし |
ワーキングホリデーに年齢制限があることはご存知の人も多いと思いますが、それ以外の留学は基本的には年齢制限はありません。
留学の目的にもよりますが、
- 語学留学は何歳でも問題なし
- 渡航先で働きたい場合は年齢制限のない就労可能な留学をプログラムを探す(Coop留学など)
ことで、何歳でも目的に合った留学ができるのではと思います。



私がハワイに短期留学をしたときも、クラスメイトに60代くらいの生徒が3人いました。
社会人留学が良い理由は?社会人だからこそできる留学経験


続いては社会人留学ならではのメリットについて紹介します。社会人だからこそ、ワンランク上の留学経験を!
年齢が上だからといって、マイナスなことばかりではありません。



社会人経験があるからこそ、学びになることも多いのです!
英語だけでない学びを!夢をかなえるチャンスかも?
留学と言えば英語を勉強するものですが、社会人が仕事を辞めて留学をして英語だけ勉強するのではちょっと味気ないですよね。
社会人留学生のなかには、留学中に企業をした、留学中にスキルを身に着けたという人も少なくありません。英語だけでなく、何か目的を持つことでより自分のためになる留学ができるはずです。



私自身も、カナダに来てからオンライン講師やライター業を始めました。今後も一生続けていきたい仕事になりました。
また、日本での前職を活かして仕事を見つけられたり、新たに資格やスキルを得たりとより幅広い挑戦が可能です。
学生に比べてお金がある状態でスタートできる
学生の留学のデメリットは、とにかくお金がないこと!せっかく留学先で遊びたくても、金欠だからパス…という人も非常に多いのです。
ある程度日本で社会人として働いていた人であれば、比較的貯金がある状態で留学に行けるのではないでしょうか。その分留学生活を存分に楽しむことができます。
やっぱり留学を最大限に楽しむためには、様々なところに行って、色々なものを食べて、たくさんの人と遊んで…という経験が大切です。ただし国によっては物価が高く、遊びすぎると一瞬でお金がなくなるかもしれないので要注意です!



私は金欠でのスタートだったけどね!(笑)それはそれで、サバイバル能力が身に着いた。
大学やカレッジでの勉強が身に着きやすい
私はカナダでCoop留学をして、カレッジでホスピタリティマネジメントを勉強しました。
授業では会社でのマネジメントの話やチームでの事業の進め方など、社会人経験があるからこそイメージがしやすくて身になる知識が多かったと感じました。



大学生が会社の運営等の話を聞いても、正直ピンと来ない人も多いのではと思った!
将来的にまた会社で働く際に役に立つような知識が多く、社会人で留学してよかったと思った学びの1つです。
大人が大学に再入学する感覚のように、若いころはあまり真面目に勉強していなかったことを、改めてしっかり学び直すことができるのではないでしょうか。
私が24歳で社会人留学を決めた理由を紹介


私は中学生のときから英語が大好きでした。



ビートルズとかの古いロックにハマったのもこのころ!英語ペラペラに憧れた学生時代。
大学生のころにハワイとニュージーランドに2回短期留学をして、海外や英語への憧れがどんどん高まっていました。
大学を卒業して公務員になったものの、仕事に達成感を感じられない日々。
「自分のやってることはこれで合ってるのかな?」「このまま人生終わっていくのかな?」
そんなふうに思っていました。
私の職場は公務員とはいえかなりのブラックな労働環境で、朝9時から深夜3時ごろまで働くということも珍しくない生活のなか、夜な夜な自分の人生について考えておりました。



ほんっとうに人生嫌になるくらい生きている実感のない日々だった!!
というわけで、昔からの夢だった海外生活をするなら今しかないと思いました。
安定した公務員を捨てて海外に行くなんて親不孝でしかないですが(親は最初は嫌な顔をしました)、自分の人生なので。中学生のころからずっと英語を勉強してきたのだから、せっかくなら日本を飛び出してみようぜ!と思うのに時間はかかりませんでした。



ありきたりなセリフだけど、人生は一度切り。今が一番若い。本当にそう感じた瞬間だった。
24歳から現在の28歳までカナダで生活をしてみて感じたこと
私は2021年からカナダで暮らしています。どういう経緯かを簡単にまとめると、以下の通りです。
2021年 日本での仕事退職
2021年 カナダに渡航(Coop留学)
2023年 ワーホリに切り替え
2024年 現地企業からワークビザ取得
2025年 ワークビザのまま現在に至る(永住権目指し中)
最初はCoop留学が終わったあとに帰国して日本で再就職する予定だったのですが、気が付けば4年経っていました(笑)この自由さも、社会人留学の魅力だと思います。
カナダ1年目のCoop留学の様子
最初はカナダで人気のCoop留学で渡航しました。渡航先はバンクーバーです。年齢制限がなく、専門的な勉強をしながら就労ができるというのが決め手でした。



ホスピタリティ業界に転職したかったので、ホスピタリティマネジメントコースを受講。学んだことを活かして日本のホテルや旅館で働くつもりだった!
年齢制限がないということで、カレッジには私と同じような社会人留学生が多くいました。日本人はもちろん、様々な国から様々な年齢の留学生が来ていました。
体感では大学生50%、社会人50%といった感じ。あまり年齢は気にせず、誰とも仲良くなれる雰囲気でした。ただ、日本人だけに限って言えば大学生が多かったように感じます。
キャリアチェンジを目指している人や、英語を勉強したい人、新卒で海外に来た人など様々なタイプの社会人留学生がいました。友達を作りやすい環境でしたね。



40代、50代の人も珍しくなかった。あとは行く学校によっても年齢層が違うみたい。
ちなみに私の行っていたカレッジはコーナーストーン・カレッジです。現在は名前が変わっているようですね。


カナダでの社会人ワーホリの様子
Coop留学のあともカナダに残ることを決め、ワーキングホリデーに申し込みました。その際にバンク―バーからビクトリアに引っ越しました。



もともと友達がビクトリアに住んでおり、遊びに行った際にビクトリアに一気に惹かれたのがその理由です。
とはいえ全く知らない土地でワーホリを始め、語学学校にも行かなかったので友達がほとんどできませんでしたね。
ただビクトリアで何人か知り合った日本人のなかにも、社会人留学生は多かったです。自分と同じ年代の20代後半~30代前半でワーホリをしている人はビクトリアでも多く、心強かったのは確かです。
ワーホリではローカルの老人ホームで働き始めましたが、そこの同僚には現地の若い学生が多かったです。



自分の年齢を伝えたときに、「めっちゃ年上じゃん!」みたいな反応をされることも多くてちょっと気まずかったです(笑)
ただ英語力は伸びました。年齢を気にせず、どこまで自分のしたいことができるかにもかかっていると思います。
ワークビザを取得し現在までの様子
留学生には若い人が多いので、環境によっては年齢が気になることもあるっちゃあるのが現状です。10代や20代前半の学生が多い職場もあるので、そういった場合はちょっと恥ずかしい気持ちになることもありますが…
ただ、「それが今の自分に必要なこと」であれば、年齢を気にせずに自分を強く持って生きるべきだと思います。
私自身も若い子の多い職場ですが、ワークビザのため、経験を得るためと言い聞かせて頑張っています(笑)また、自分で副業を始めて、“ただ留学している”だけではない年相応の経験ができるよう努力しています。



積極的に友達を作りにいって、同年代の人と出会うようにするのも大切なことです。留学は決して学生だけのものではなく、あなたと同じくらいの年齢の人が、必ずどこかにいるはずです!
留学では年齢がデメリットになることもある


「年齢が若い=留学すべき」「もう若くない=留学は失敗」なんてことは、決してありません。
ただし、一定のケースでは年齢が高いことがデメリットになる場合もあるかもしれません。最後に、年齢が高いからこそ直面するかもしれない問題点にも触れておきます。



留学前に考えておきたいポイントを、経験者である私が紹介。
留学できるプログラムがある程度限られる
先述の通り、ワーキングホリデーには年齢制限があります。このように留学プログラムによっては、年齢制限が設けられていることがあるため、「年齢のせいでもう参加できないプログラム」があるかもしれません。



例えば知り合いのケースでは、カナダに留学に来て滞在を延長しようと思ったけど、カナダにいるうちにワーホリの年齢制限を過ぎてしまって困った、ということがありました。
ワーホリはビザの費用が比較的安く自由度が高いため人気なのですが、31歳を超えてしまうともう使うことができません。
年齢制限があるものに関しては、諦めざるを得ない場合もあるでしょう。
移住、帰国、家族など様々な選択に迫られる
若いうちは比較的自由に自分の人生を楽しむことができます。まだまだ自分の人生楽しむぜ!という精神ですね。私も若いころは恐れなどなかったものです。
ただ歳を重ねるにつれて考えることが増えてくるもので…
いつ日本に帰るのか?このキャリアで日本で再就職できるのか?結婚や出産のタイミングは?家族の世話は?周りはみんな身を固めていくなかで自分だけフラフラしてていいのか?
などなど、色々考えだすものです



なんというか…まだまだ遊びたいしやりたいこともあるけど、人生設計を真面目に考えなきゃいけないときになってきている。
自由に自分の時間を使うことが難しくなってくるので、年齢が上がるにつれて留学に行くハードルは高まることはあるかもしれません。
その留学ちょっと待って!目的のない社会人留学は危険かも
社会人留学は、仕事を辞めて留学に行くという人も多いのではないでしょうか。留学はいまや特別なことではありませんが、仕事を辞めるというのはやはりリスクのある行為です。



もちろん今じゃ転職も当たり前だし、フリーランスになる人も多いけど…
- なんとなく海外に行ったら何か変わるかな
- 英語全然できないけど、仕事に飽きたから留学してみちゃお
というような目的のない留学は、何も得られないまま帰国することにつながるかもしれません。また、1年海外で過ごしたくらいでは、残念ながら就職活動で高く評価されることは少ないです。



ワーホリや留学でできる経験って、仕事はアルバイト程度のものだし、英語力も十分には伸びないからね。
社会人の留学は、年齢のこともあり失敗してしまった場合のリスクが大きいです。明確な目標設定と覚悟が必要になると私は感じます。
【まとめ】何歳からでも目的があれば留学は遅くない!


というわけで結論ですが、何歳からでも目的があれば留学するのに遅いことはありません。
私も実際に、10代~60代までのたくさんの留学生に出会ってきました。留学は若者だけのものではありません。
世界的にも社会人留学生は多いので、年齢が原因で浮くということはあまりないですが、環境によっては「自分だけ年齢が高い」と感じるときもあるかもしれません。
そんなときも、自分はなぜここにいるのかを思い返して、自信を持って過ごすことが大切です!
積極的に行動していれば、同じ年代の仲間を見つけることもできると思います。何歳からでも、留学で新しい経験を得ることは素晴らしい経験になることでしょう。
みなさんの留学を応援しています。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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