カナダにCoop留学やワーホリに来る人必見！
カナダで就労する人は、カナダでの口座開設が欠かせません！
カナダで銀行口座を作るなんてなんか難しそう…
と思うかもしれませんが、実は意外と簡単にすぐ手続きをすることができるんです。
この記事ではカナダ在住３年目の筆者が以下のことについて解説します！
- カナダの銀行口座の概要
- Toronto-Dominion Bank （TD）での口座開設の流れ
- 日本語対応可のカナダのおすすめ銀行
手続きの前に知っておくべきことや、必要な書類についても紹介していきます。
英語が苦手…という方でも、手続きの流れをあらかじめ知っていれば怖くありません！
それでは早速見ていきましょう。
カナダの銀行口座について
まずはカナダの銀行口座の特徴や概要について紹介していきます。
カナダで銀行口座開設が必要な理由
銀行口座はどんな人が作れる？
カナダの銀行口座の種類
銀行口座の開設は必須？開設するべき理由
まずはカナダで就労予定の方が銀行口座を作るべき理由ですが、
給料を受け取るのに口座が必要
この一言に尽きます。
カナダでは給料の多くが振込もしくは小切手で行われるため、銀行口座があることは仕事をするうえで必須条件と言えるでしょう。
他にも、
現金を持ち歩くのは危険
口座開設時にもらえるデビットカードの利用が便利
といったメリットも挙げられます。
カナダのキャッシュカードにはデビットカードの機能が付いています。カナダではデビットカードでの支払いがかなり主流です。
カナダは完全なカード社会で現金を目にする機会が少ないのが特徴です。
銀行口座が作れる人
銀行口座はSINナンバーを持っている人のみが開設できます。
SINナンバーは原則就労ビザを持っている人にのみ発行されるもので、短期の語学留学や観光ビザでは基本的には口座は開設できません。
銀行口座を開設したい方は、まずはSINナンバーを取得するようにしましょう。
カナダの銀行口座の種類
カナダの銀行口座には大きくわけてチェッキング口座とセービング口座の２種類があります。
チェッキング口座（Chequing Account）
普段の買い物や引き落としに使う「普通預金口座」にあたります。デビットカードでの引き落とし、送金などはここから行うことができます。
セービング口座（Saving Account）
日本でいう「定期預金口座」のようなものです。日本の定期預金は引き出しが制限されていることがありますが、カナダでは普段の支払いや引き出しに使うことができます。
日本語も可！実際にTD Bankで口座を開設した流れを解説！
筆者はカナダに渡航した2021年当初から、ずっとTD Bankで口座を持っています。
そんなTDバンクで筆者が実際に口座を開設した流れを紹介していきます。
まずはSINナンバーを取得することが必須です。SINナンバーはService Canadaというオフィスで申請することができます。
申請のやり方はカナダSINナンバーの取り方・更新方法をビクトリア在住者が徹底解説！【早めに取っておこう】で解説しています。
続いてオンラインで来店予約を取りましょう！
予約は日本語のページから可能です。（TD ご来店予約 | 予約する | TD Canada Trust）
「個人」→「バンキング」→「普通預金口座の開設」とクリックし、すでにTDを利用されていますか？という質問には「いいえ」と答えましょう。
その後自分の住所を入力すると、近くにある支店が表示されます。ここで自分の行きたい支店を選択します。
このあと、希望の言語の選択ができます。
日本語対応可のスタッフがいる場合、ここにJapaneseと表示されるので日本語希望の場合は忘れずにJapaneseを選びましょう！
その後日時を選び名前、電話番号、メールアドレスを入力して「予約する」を押すと予約完了です。
パスポート
ビザ
SINナンバー
（学生の場合）入学許可証
メールアドレス、電話番号、住所がわかる書類
口座を開設するときは、銀行にこれらの書類を持っていきましょう。
住所はBCIDなどの身分証やホームステイ先の住所が記載された紙など、現住所の証明が可能なものがあるといいです。
また学生プランで口座を作りたい場合は学校の入学許可証も必要になります。
筆者の行った支店には予約用の受付などはなかったので、窓口の列に並び予約してある旨を伝えました。
このときに「予約完了の画面見せて」と聞かれたので、予約完了画面のスクリーンショットを取っておくといいでしょう。
その後個室のブースに通され、口座開設手続きに入ります。
STEP３で紹介した必要書類を見せ、電話番号、現住所、職場などを聞かれました。職場はまだ決まっていなければなしでも構いません。
必要情報を提出したら、自分に合った口座のプランを選択します。
それぞれのプランの詳細は、以下の通りです。
| TD All-Inclusive Banking Plan | TD Unlimited Chequing Account | TD Every Day Chequing Account | TD Minimum Chequing Account | |
|---|---|---|---|---|
| 月額 | $29.95 | $16.95 | $10.95 | $3.95 |
| 月額が免除になる 口座残高 | $5,000 | $4,000 | $3,000 | ｰ |
| 月の取引回数 | 無制限 | 無制限 | 25回 （26回目以降は手数料$1.25） | 12回 （26回目以降は手数料$1.25） |
プランを決めたら契約書にサインをして、書類を受け取ります。
筆者筆者はTD Unlimited Chequing Account！おそらく一番人気です。
学生の方はTD Student Chequing Accountの開設が可能です。学生アカウントは月額が無料、月の取引回数も無制限です。口座開設の際に学生証や入学許可証を持参しましょう。
※Coopの方でも学生アカウントの開設ができます！（経験談）
カードはその場でもらうことができます。口座にお金を入れれば、もらった瞬間から利用が可能です。
デビットカードなので買い物はキャッシュレスで済ませることができますよ。
以上で手続きは終了です！お疲れさまでした！
オンラインでも口座開設ができる？
オンラインでも口座の開設が可能です。
公式サイトのChequing and Savings Offer | TD Canada Trustのページから口座開設の手続きができます。
学生口座はOpen a TD Student Chequing Account | Student Bank Account | TD Canada Trustから開設手続きが可能です。
TDで口座を開いた後はTD Bankアプリの取得が必須！
TD Bankで口座を開設したら、TDアプリをインストールしましょう！
口座残高の確認
）の利用
自分のChequing AccountとSaving account間の送金
上記のように、TDアプリがないとできないことがたくさんあります。
特にデビットカードは利用した瞬間に口座からお金が引き落とされるので、口座残高は常にチェックしておく必要があります。
また、e-transferは友達との割り勘時に簡単に送金できるので便利です。
どの銀行で口座を開くべき？日本語対応可のカナダのおすすめ銀行
筆者はTDで口座を開きましたが、カナダには他にも様々な銀行があります。
日本語対応可能な銀行はTDとCIBCの２種類がありますが、日本人のいる支店を紹介します。
TD Bank
王手銀行会社であるTDでは、日本人スタッフがいる支店もあります。
バンクーバー：700 W Georgia St suite 1440, Vancouver, BC V7Y 1C6
トロント：394 Bay St., Toronto, ON M5H 2Y3、 247 Spadina Ave., Toronto, ON M5T 3A8
（変更の可能性があるので最新の情報についてはTDの公式サイトをチェックしてください）
公式サイトには日本語ページ（カナダの新居住者 | TD Canada Trust）もあり、英語ができなくても安心です。
CIBC
CIBCでは、なんとワーホリの場合一年間口座維持費が無料になるのが最大の特徴です！
さらにクレジットカードも作りやすいとのこと。実は他の銀行では、ワーホリでクレジットカードを作るのはかなり難しいんです。
クレジットが無いからね…
日本語対応可の支店の一例
トロント：1 Queen St E, Toronto, ON M5C 2W5
（変更の可能性があるので最新の情報についてはTDの公式サイトをチェックしてください）
日本語対応支店は少ない（バンクーバーでは調べた限り見つけられませんでした）ですが、毎月の口座維持費がかからないCIBCでの口座開設はメリットが大きいでしょう。
その他カナダの五大銀行
カナダの五大銀行は先述の
Toronto-Dominion Bank (TD)
Canadian Imperial Bank of Commerce (CIBC)
に加え、
Bank of Montreal (BMO)
Bank of Nova Scotia (BNS)
Royal Bank of Canada (RBC)
があります。
どの銀行も機能的にもそんなに変わりはないので、基本的にはどこで口座を開設しても問題はありません。
デビットカードとは？の使い方を簡単に解説【超便利】
カナダの銀行のキャッシュカードは、デビットカードとして使用することが可能です。
筆者日本ではまだあまり馴染みがないですが、カナダではかなり主流な支払い方法！
デビットカードはカードを使用した瞬間に紐づいている口座からお金が引き落とされる仕組みとなっています。
クレジットカードとは違い口座に入っている金額以上のお金は使えないので、現金と同じ感覚で使うことができます。お金を使いすぎる心配もありません。
ただし、口座に今いくらお金があるのかは常に確認しておく必要があります。
デビットカードの気になる使い方は？
上の写真ようなマシンにかざすだけで支払いが完了します。
Apple Payに入れることもできるので、iPhoneの方は携帯をかざすだけで買い物ができる非常に便利な支払い方法です。
筆者ちなみにカナダでは現金払いはほとんど目にしません。カナダに住んでいても現金の種類が覚えられない人も多数。
まとめ：カナダの銀行口座開設は簡単！怖くない！
カナダで働く場合に避けては通れない手続き、銀行口座開設。
日本語対応可の支店もありますが、流れさえわかっていれば英語でも怖くありません！
英語の勉強もかねて、英語での口座開設に挑戦してみてはいかがでしょうか？
早めに口座を開設してデビットカードを手に入れ、快適なカナダ生活を送ってみてくださいね！
みなさんの留学を応援しています。
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