カナダのビクトリアで使える超便利バスアプリ、UMO(ウーモ)。
2023年9月末ごろに新たに導入されたサービスですが、ビクトリアでバスに乗るときには欠かせないアプリとなっています。

UMOができる前からビクトリアに住んでいますが、今やこれ無しでは生きていけないほどです!!
UMOの使い方をマスターすれば、ビクトリアでバスに乗るのはもう怖くありません!
この記事ではUMOの使い方を徹底解説していきます。それでは早速見ていきましょう。


UMOとは?バスや電車に簡単に乗れる!


UMOとはブリティッシュコロンビア州の交通機関、BC Transitが運営するアプリサービスです。
アプリ上で資金をチャージし、バスに乗車時はQRコードをかざしてキャッシュレスで運賃の支払いをすることができます。



従来は現金かあらかじめ買っておいたバスチケットまたは定期券でしかバスに乗ることができなかった!
UMOを利用すればいつでもどこでもチャージができるため、バスの乗車賃どうしよう…と悩む必要がなくなります。
UMOが使える場所は?
2025年3月時点では、Victoria(ビクトリア)、Nanaimo(ナナイモ)、Kelowna(ケロウナ)、ウィスラー(Whistler)など以下の27カ所で利用することができます。
-Victoria Regional Transit System | -Powell River Regional Transit System | -Vernon Regional Transit System |
-Cowichan Valley Regional Transit System | -Comox Valley Regional Transit System | -West Kootenay Transit System |
-Regional District of Nanaimo Transit System | -Whistler Regional Transit System | -Quesnel Transit System |
-Central Fraser Valley Transit System | -West Coast Transit | -Cranbrook Regional Transit System |
-Sunshine Coast Transit System | -Pemberton Valley Transit System | -Prince George Transit System |
-Chiliwack Regional Transit System | -Campbell River Transit System | -Skeena Regional Transit System |
-Port Alberni Regional Transit System | -South Okanagan-Similkameen Transit System | -Prince Rupert and Port Edward Transit System |
-Squamish Transit System | -Kelowna Regional Transit System | -Dawson Creek Regional Transit System |
-Aggasiz-Harrison and Hope Transit System | -Kamloops Transit System | -Fort St. John Transit System |
上記の交通機関を利用している方は、UMOを利用することができます。
アプリ導入当初は2つの交通機関でしか使うことができなかったことを考えると、これからもどんどん対応可能地域が増えていく可能性がありますね!
UMOアプリでできること
UMOのアプリでできることを紹介します。
- 30日間のオンライン定期券の購入
- 銀行口座と紐づけてチャージ
- 地図でバスの時間・バス停の場所がわかる
- 家やよく使う住所を保存できる
職場や学校の往復などでバスを頻繁に利用する方は、定期券の購入がおすすめです。
バスの従来の乗り方は?UMOを使わなくても乗れる?
従来の乗り方は、現金2.5ドルをちょうど支払う(お釣りは出ない)、もしくは事前にマンスリーパス、回数券を買っておくというものでした。
現在も従来のやり方でバスに乗ることができるので、ビクトリアに旅行をするという方は常に一人2.5ドルの小銭をちょうど準備しておくことがおすすめです。


以前はチャージをしてバスに乗るという手段がなかったため、バス代やチケットを常に事前に準備していないとバスに乗れなかたのでかなり不便でした。
UMOの使い方を徹底解説!チャージから利用までの流れ


続いては具体的なUMOの使い方を紹介していきます。
ダウンロードは以下のリンクからできます。ダウウンロードはもちろん無料です。
BC Transit – How to use the Umo App
ダウンロード前には、スマホの地域設定をカナダに変更することを忘れずに行いましょう。
地域設定は、「設定」の一番上の自分のアカウントを選択し、「メディアと購入」の欄に行きます。そこから「国/地域」の設定が変えられるので、手続きを行いましょう。
アプリをダウンロードしたら、メールアドレスとパスワードを入力して新規登録をします。
アプリを開いたら下の“Wallet”のところから、“Buy”をタップします。


さらに自分がチャージしたい交通機関を選択します。今回は筆者の住んでいるVictoriaにします。


続いてチャージしたい場合は“Add Money”を、定期を買う場合は“Add Pass”を選択しましょう。


定期券の“Concession Pass”は18歳以下もしくは65歳以上の人が購入できるパスです。当てはまらない方は85ドルの“Adult Pass”を購入しましょう。


チャージする場合は金額を選択します。最小のチャージ額は10ドルです。


その後次の画面で“Continue”を押せば、チャージが完了です。
“Code”へ移動すると、QRコードが表示されます。


バスの運転席横にある機械にQRコードをかざして乗車します。



たまに反応が悪くてモタモタすると、運転手さんに「もういいから座って」と言われることがあります(笑)カナダらしい良い適当さですね。
ビクトリアのバスはどこまで行っても同一料金($2.5)なので、乗車時に一度かざすだけで大丈夫です。
UMOの注意事項はある?
UMOを使用する注意点は特にありませんが、使用していて気になった点を紹介します。
- ワンデーパスは買えない
-
2025年3月の現時点では、UMOでワンデーパス(5ドル)を購入することはできません。
ワンデーパスを買う際は、バス車内で現金5ドルもしくは回数券2枚分(5ドル分)を運転手に支払って購入する必要があります。
筆者5ドルで1日バス乗り放題なのでかなりお得。旅行のときはワンデーパス一択。
ワンデーパスは紙でもらうので、失くさないよう注意しましょう。
- 携帯の充電に注意が必要
-
チャージや支払いQRコードの表示はすべてアプリ内で行うので、携帯が使えなくなる=バスに乗れなくなるということです!
万が一のためにモバイルバッテリーを常に携帯しておく、もしくは常に現金でバス代を持ち歩いておくことがおすすめです。
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【まとめ】UMOはビクトリア生活に欠かせないアプリ!
というわけで、『便利アプリUMOの使い方を解説【カナダビクトリアでバスに乗る人必見】』というテーマでUMOについて紹介をしました。



筆者はビクトリア在住3年目になりますが、もうUMO無しでは生活できないほど毎日のように活用しているアプリです。
ビクトリアを訪れる際は、ぜひUMOのダウンロードをお忘れなく!
なお「UMOで電車にも載れるの?」と思う人もいるかもしれませんが、ビクトリアの公共交通機関はバスのみです。電車はありませんので心配は不要です!
また、バンクーバーはビクトリアと同じBC州にありますが、UMOを使うことはできません。バンクーバーではコンパスカードというSuicaのような交通系ICカードを使う必要があります。
それでは、UMOを使って快適なビクトリア生活を楽しんでくださいね!


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